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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

ロシアと共闘、日米ににらみ 習氏、初外遊で戦略関係強調 (時事通信)

2013年03月23日 | ロシアのニュース
ロシアと共闘、日米ににらみ 習氏、初外遊で戦略関係強調(抜粋記事)
時事通信 2013/03/23-18:40)

 【モスクワ時事】習近平中国国家主席とプーチン・ロシア大統領の22日の首脳会談で調印された共同声明は、名指しこそ避けたものの、ミサイル防衛(MD)を進める米国や、沖縄県・尖閣諸島問題などで対立する日本を意識した内容となった。習氏は最高指導者としての初外遊で中ロの戦略的な関係構築を訴え、日米を強くけん制した形だ。
 中国にとってロシアとの関係は米国のアジア重視戦略に対抗し、「海洋進出」を目指す上で欠かせない戦略的要素。共同声明には「主権、領土保全、安全など核心的利益に関わる問題では互いに断固支持する」との文言が盛り込まれた。中国は台湾やチベット、南シナ海などに加え、最近では尖閣諸島も「核心的利益」に含めており、北方領土問題を抱えるロシアとの「共闘」を図った。
 習氏が首脳会談で「第2次大戦の結果と戦後の国際秩序を守らねばならない」と述べたのとは裏腹に、共同声明には歴史認識に関する文言は入らなかった。こうした歴史認識は胡錦濤前国家主席とメドベージェフ前大統領時代に強調されたが、プーチン氏は日本との領土問題の最終解決に意欲を示しており、首脳交代による変化がありそうだ。

 以下省略


習近平氏、モスクワに到着しロシアに国事訪問を行い始め (新華社通信)

2013年03月23日 | ロシアのニュース
 習近平氏、モスクワに到着しロシアに国事訪問を行い始め
 (翻訳・編集/謝艶 新華網日本語 発表時間 2013-03-22 16:59:49)

【新華社モスクワ3月22日】習近平中国国家主席は22日、モスクワに到着し、ロシアに対して国事訪問を行い始めている。ロシアは習近平氏が中国国家主席に就任した後、初めて訪問する国である。
情報によると、訪問期間中、習近平氏はプーチン大統領と会談を行い、共同声明の署名、発表をして、今後の時期の中露関係発展の方向と重要な協力分野を確定し、一連の重大な国際・地域の問題における立場と主張を表明するほか、2013年―2016年『中露善隣友好協力条約の実施綱要』を承認し、共にロシア「中国観光年」の開幕式に出席すると明らかにした。
習近平氏はロシアのメドベージェフ総理、連邦委員会の主席と国家ドゥーマ主席などのロシア側の指導者とそれぞれ会見し、ロシアの社会各界の友達と友好人士に幅広く接触し、モスクワ国際関係学院で演説を発表し、第6回中国共産党大会の所在地記念館を設置する起動式に出席し、ロシア国防部へ見学し、ロシア漢学専門家、漢語を学ぶ学生、及びメディアの代表と会見する。双方は経済貿易、エネルギー、投資、地方、人文、環境保護などの分野における協力文書を署名する。



習近平主席、ロシア大統領と会談 (人民日報)

2013年03月23日 | ロシアのニュース
習近平主席、ロシア大統領と会談 全方位の戦略的協力を強化へ
「人民網日本語版」2013年3月23日 更新時間:10:26 Mar 23 2013


 ロシアを訪問中の習近平国家主席は22日、モスクワ市内の大統領府でプーチン大統領と会談した。両国関係や重要な国際・地域問題などについて深く意見交換を行い、全方位の戦略的協力を強化することで合意した。新華社が伝えた。

 プーチン氏は、習氏が初の外遊先にロシアを選んだことについて、「両国関係を重視する互いの姿勢と関係の特殊性・戦略性を示している」と指摘。

 習氏は「両国はともに最も主要で重要な戦略的パートナーとして、包括的かつ戦略的な協力関係を深めており、両国外交と対外関係の両方で優先的かつ戦略的な位置付けにある」とし、国際情勢が目まぐるしく変化し世界経済の先行きが今なお不透明な中、全方位の戦略的協力をより緊密に強化する必要性を強調した。

 双方は実務協力について、「大規模な経済協力を展開する時機や条件がすでに熟しており、大局的・長期的な視野から互いの強みや発展の潜在力を十分に掘り出し、経済協力の強化を重視することで、各自の経済力と国際競争力を高める必要がある」との認識で一致。「今後も貿易の構造や質を改善し、分野を拡大することで、2015年の二国間貿易額1000億ドル突破の目標を前倒しで達成する」とした。

 文化面では、青年交流を重視する。大学間交流を奨励し、交換留学生の定員を増やすと同時に、2014年と2015年には「中国・ロシア青年友好交流年」を相互に開催する。
「観光年」関連行事を共同で展開する▽衛生・医薬分野の協力を強化することで一致した。

 このほか、中国側は、モスクワ近郊にある中国共産党第6回全国代表大会跡の修復・保護に対するロシア側の支援に謝意を示し、ロシア・エカテリンブルグの2020年万博招致を支持するとした。

 双方は、国際連合、上海協力機構(SCO)、BRICSなどの枠組みのもとで協力を密にしながら、アジア太平洋地域や朝鮮半島、西アジア、北アフリカなどの情勢をめぐり意思疎通や連携を強化し、国際関係の民主化を共に推し進め、世界の平和と発展を維持する考え。

 双方は「『中ロ善隣友好協力条約』実施綱要」(2013-2016年)を批准した。

(編集YT)

中ロ首脳会談、両国の友好関係を確認 (ロイター)

2013年03月23日 | ロシアのニュース
中ロ首脳会談、両国の友好関係を確認 
ロイター 2013年 03月 23日 03:48 JST

[モスクワ 22日 ロイター] 中国の習近平国家主席は22日、就任後初の外遊先となるロシアでプーチン大統領と会談し、両国の友好関係を確認した。
笑顔で出迎えたプーチン大統領は、会談の冒頭で「両国の関係は国際政治において非常に重要な要素であり、習氏の訪問が両国関係に新たな力強い勢いをもたらすと確信している」と語った。
 これに対し習国家主席は「われわれは常に心を開いた仲であり、性格も似ていると感じている。二人は親友だ」と応じた。

 今回の首脳会談に際し、ロシアのアルミ大手ルサール(0486.HK: 株価, 企業情報, レポート)の親会社En+は、ロシア東部の石炭資源開発に向け、中国の神華集団および国家開発銀行CHDB.ULと20億ドル規模の契約を結んだと発表した。


習近平氏、モスクワに到着しロシアに国事訪問を行い始め (新華社通信)

2013年03月23日 | ロシアのニュース
習近平氏、モスクワに到着しロシアに国事訪問を行い始め
新華網日本語 発表時間 2013-03-22 16:59:49翻訳・編集/謝艶

【新華社モスクワ3月22日】
習近平中国国家主席は22日、モスクワに到着し、ロシアに対して国事訪問を行い始めている。ロシアは習近平氏が中国国家主席に就任した後、初めて訪問する国である。
情報によると、訪問期間中、習近平氏はプーチン大統領と会談を行い、共同声明の署名、発表をして、今後の時期の中露関係発展の方向と重要な協力分野を確定し、一連の重大な国際・地域の問題における立場と主張を表明するほか、2013年―2016年『中露善隣友好協力条約の実施綱要』を承認し、共にロシア「中国観光年」の開幕式に出席すると明らかにした。

習近平氏はロシアのメドベージェフ総理、連邦委員会の主席と国家ドゥーマ主席などのロシア側の指導者とそれぞれ会見し、ロシアの社会各界の友達と友好人士に幅広く接触し、モスクワ国際関係学院で演説を発表し、第6回中国共産党大会の所在地記念館を設置する起動式に出席し、ロシア国防部へ見学し、ロシア漢学専門家、漢語を学ぶ学生、及びメディアの代表と会見する。双方は経済貿易、エネルギー、投資、地方、人文、環境保護などの分野における協力文書を署名する。