韓国に対する攻撃懸念 北朝鮮、移動式ICBM配備も 米情報長官
(時事通信 2013/03/13-11:44)
【ワシントン時事】クラッパー米国家情報長官は12日、上院情報特別委員会の公聴会で証言し、休戦協定の白紙化など好戦的言動を繰り返している北朝鮮について「韓国に対する挑発行為に着手することもあり得ると強く懸念している」と述べた。
長官は委員会に提出した報告書でも、北朝鮮軍は、2010年の哨戒艦沈没事件や延坪島砲撃に似た限定的な対韓国攻撃を「兆候なしに実施できる態勢にある」と指摘した。国防総省は「好戦的言辞を改め、頭を冷やす必要がある」(リトル報道官)と北朝鮮へのけん制を強めている。
クラッパー長官は公聴会でまた、12年4月に存在が明らかになった大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル「KN-08」に触れ、「北朝鮮はこうした武器システムの配備に向けた最初の措置を講じた」との見方を示した。
(時事通信 2013/03/13-11:44)
【ワシントン時事】クラッパー米国家情報長官は12日、上院情報特別委員会の公聴会で証言し、休戦協定の白紙化など好戦的言動を繰り返している北朝鮮について「韓国に対する挑発行為に着手することもあり得ると強く懸念している」と述べた。
長官は委員会に提出した報告書でも、北朝鮮軍は、2010年の哨戒艦沈没事件や延坪島砲撃に似た限定的な対韓国攻撃を「兆候なしに実施できる態勢にある」と指摘した。国防総省は「好戦的言辞を改め、頭を冷やす必要がある」(リトル報道官)と北朝鮮へのけん制を強めている。
クラッパー長官は公聴会でまた、12年4月に存在が明らかになった大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル「KN-08」に触れ、「北朝鮮はこうした武器システムの配備に向けた最初の措置を講じた」との見方を示した。