アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

閣諸島 中国監視船3隻が接続水域に (NHK NEWSWEB)

2013年03月10日 | 安全保障と東シナ海紛争
尖閣諸島 中国監視船3隻が接続水域に (抜粋記事)
NHK NEWSWEB 3月10日 11時13分

 前文省略

第11管区海上保安本部によりますと、10日午前9時現在、尖閣諸島の魚釣島の南南西およそ30キロの海域で、中国の海洋監視船3隻が日本の接続水域を航行しているということです。
3隻は、今月6日に一時、日本の領海に侵入したあと、魚釣島や久場島の沖合を周回しながら、接続水域で航行を続けています。
海上保安本部は、3隻に対し領海に近づかないよう警告するとともに監視を続けています。
一方、今月6日に領海に侵入したあと、接続水域に入ったり出たりを繰り返していた中国の漁業監視船は、9日午後9時前に接続水域を出て、周辺海域を離れたということです。

中国、対日関係改善も模索 5月の首脳会談も調整か (時事通信)

2013年03月10日 | 東アジアニュース
中国、対日関係改善も模索 5月の首脳会談も調整か
尖閣問題は強硬さ崩さず (抜粋記事)
時事通信 2013/03/09-16:58)

 【北京時事】中国の楊潔※(※=竹カンムリに褫のツクリ)外相は9日の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島に関する対日批判を前面に出す一方、「中日の戦略的互恵関係を発展させたい」と、関係改善に意欲を示した。習近平指導部が尖閣問題で対日強硬姿勢を崩すことはない。しかし5月ごろに韓国で開かれる日中韓首脳会談に合わせ、李克強次期首相と安倍晋三首相の会談を行う調整も進める意向で、これ以上の関係悪化は避け、雰囲気を改善したいのが本音だ。

 外交総括の国務委員(副首相級)に昇格する楊外相は、2012年9月の尖閣国有化以降、対日強硬路線の前線に立ってきた。この背景には「『弱い外務省』への国内の批判があった」(共産党筋)とされ、この日の会見でも「問題の根源は日本が中国の領土を不法に窃取・占領したことだ」「日本のすることなすことが中国の領土主権を侵し、これは第2次大戦勝利の成果や戦後国際秩序に対する挑戦だ」と批判。歴史認識問題でも安倍政権をけん制した。

 習指導部が尖閣問題で強硬姿勢を変えることはないが、中国政府筋は「このままの対日関係がいいとは思っていない」と明かす。停滞が続く経済・文化・観光交流に関しても「中国側は積極姿勢に転じ始めている」(日中関係筋)という。


 以下省略