アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国の13年財政赤字は対GDP比2.0% (ロイター)

2013年03月05日 | 中国バッタ屋経済の終焉
中国の13年財政赤字は対GDP比2.0%、昨年から上昇へ
ロイター2013年 03月 5日 10:07 JST

[北京 5日 ロイター] 中国財政省は5日、2013年の国家歳出が13兆8200億元(2兆2000億ドル)となり、財政赤字が対国内総生産(GDP)比で約2.0%になるとの見通しを発表した。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)に提出した予算案で明らかにした。

財政省は、地方政府の債券発行枠を3500億元に引き上げると発表。前年は2500億元だった。また、地方政府の債務規制を強化し、不正な金融活動を抑制すると指摘した。

財政赤字の対GDP比率は2012年の1.6%から上昇する見通し。
また財政省は、営業税から増値税(付加価値税)に移行する試験プログラムを拡大するとした。


中国国防費、10.7%増 25年連続の2桁伸 (時事通信)

2013年03月05日 | 安全保障と東シナ海紛争
国防費、10.7%増 25年連続の2桁伸び 中国
時事通信 2013/03/05-10:07)

【北京時事】5日開幕の中国の全国人民代表大会(全人代)に合わせて財政省がまとめた2013年の中央・地方予算案報告によると、中国の13年国防予算は前年実績比10.7%増の7406億2200万元(約11兆1100億円)に達した。実績比では3年連続の2桁の伸び。当初予算比では約10.5%増で、25年連続の2桁増となる。
 中国の国防費は米国に次ぐ世界2位。過去6年で2倍以上と急ペースで増えている上、実際の軍事費は公表金額を大きく上回るとも言われるなど透明性にも問題が指摘される。全人代で本格始動する習近平指導部も軍備拡張路線を継続する方針で、国際社会の懸念の声は一層高まりそうだ。
 中国は沖縄県・尖閣諸島や南シナ海をめぐり、日本やフィリピンなど周辺国と激しく対立。「海洋強国」を目指す姿勢を鮮明にし、アジアを重視する戦略を進める米国も念頭に、12年9月に初の空母「遼寧」を就航させるなど海軍力を中心にした軍事力強化に力を入れている。