アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国、関係改善の努力を日本に要求 外交部部長 (人民日報)

2013年03月09日 | 安全保障と東シナ海紛争
 これが中国の言い分


中国、関係改善の努力を日本に要求 外交部部長 (抜粋記事)
「人民網日本語版」2013年3月9日

 前文省略

 【朝日新聞記者】釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題をめぐり日中両国が対立して半年になるが、関係はまだ改善していない。両国の船舶・航空機の対峙など釣魚島海域での突発的事件を回避するためのルールを両国間で定めることは可能か。両国関係の改善に向け、より良い解決策はあるか。

 【楊部長】釣魚島は太古以来、中国の領土だ。釣魚島問題の根本的な原因は日本が中国の領土を不法に窃取・占拠したことにあり、現在の局面は日本側の一方的な行為によるもの。日本側の行為は中国の領有権に対する侵害で、第2次大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序に対する挑戦だ。中日関係をひどく傷付け、地域の安定も損なった。中国側が講じた断固たる措置は、領有権の維持に向けた中国政府・国民の強い意志と決意を示している。


 日本側は現実と向き合い、誤りを適切に正し、中国側と共に対話・交渉による問題解決を図り、事態の悪化・暴走を防ぐべきだ。歴史を正しく認識し直視することは、関係発展の重要な基盤だ。日本軍国主義が引き起こした侵略戦争は、中国を含むアジア各国の国民に甚大な被害をもたらした。歴史を尊重してこそ未来を勝ち取れることは、事実が何度も証明している。

 日本は歴史を直視し深く反省してこそ、アジアの隣国と良い関係を築くことができる。中日両国が健全で安定した長期的な関係を発展させることは、両国およびその国民の根本的利益に合致する。われわれは日本側が中日関係の改善に向け実質的な努力を払い、地域の平和・安定・発展に積極的で責任ある役割を果たすよう求める。(編集YT)

 *◆は竹かんむりに褫のつくり


中国監視船3隻 接続水域を航行 (NHK NEWSWEB)

2013年03月09日 | 安全保障と東シナ海紛争
 中国監視船3隻 接続水域を航行 (抜粋記事)
NHK NEWSWEB 3月9日 13時28分)


 第11管区海上保安本部によりますと、9日午前9時現在、尖閣諸島の魚釣島の沖合およそ26キロの海域で、中国の海洋監視船3隻が日本の接続水域を航行しているということです。
3隻は今月6日に一時、日本の領海に侵入したあと、魚釣島や久場島の沖合を周回しながら接続水域で航行を続けています。
 一方、7日、接続水域で、中国の漁業監視船2隻が中国漁船に近づいて乗組員を立ち入らせたのが確認されましたが、このうちの1隻が再び尖閣諸島の周辺海域に戻り、8日夜から9日朝にかけて接続水域に繰り返し入ったり出たりしています。
海上保安本部は領海に近づかないよう警告するとともに監視を続けています。



中国 尖閣に測量隊派遣の意向 地図作製 (時事通信)

2013年03月09日 | 安全保障と東シナ海紛争
尖閣に測量隊派遣の意向 地図作製、島に標識建設も 中国 (抜粋記事)
時事通信 2013/03/09-12:41)

【北京時事】

 前文省略

 尖閣諸島の領有権を主張する中国政府としては、測量名目で尖閣海域への接近を強化するとみられ、海上保安庁巡視船との摩擦も懸念される。 
 李副局長によれば、中国が2012年9月に発行した尖閣諸島や付属島しょの地図作製に当たっては無人機や衛星を活用してきた。しかしより正確な尖閣諸島に関する地図を完成するには「隊員を派遣して測量し、島の上に相応の測量標識を設置する必要がある」という。
 李副局長は「釣魚島はわれわれの領土だ」と述べ、尖閣諸島での測量は可能だとの認識を示した。国家測絵地理情報局を先頭に、国家海洋局や海軍などが参加する国家島しょ測量・製図プロジェクトは09年に始動したが、第2期計画として、尖閣諸島全海域を網羅した測量を実施する予定だという。


海底から初採取へ メタンハイドレート、18年度技術確立 (時事通信)

2013年03月09日 | 日本経済とイノベーション
海底から初採取へ メタンハイドレート、18年度技術確立
-愛知~三重沖合で
時事通信 2013/03/09-10:21)

 政府は9日、愛知県から三重県にかけての沖合で、次世代エネルギーと期待される「メタンハイドレート」の海洋産出試験を週明けにも始める方針を決めた。海底のメタンハイドレートから天然ガスを採取する試みは世界初で、国産エネルギー資源の活用に向けた取り組みに注目が集まりそうだ。


韓国政府 北朝鮮挑発に備えた警戒態勢を強調  (聨合ニュース)

2013年03月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
韓国政府 北朝鮮挑発に備えた警戒態勢を強調  (抜粋記事)
聨合ニュース 2013/03/08 19:33 KST

【ソウル聯合ニュース】

 前文省略

 青瓦台(大統領府)は8日、安保理の制裁決議に反発した北朝鮮が挑発を強行する可能性が高いとみて緊急の外交安保政策点検会議を開催した。会議を主催した朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席秘書官は「現在の厳しい安保状況への対応にわずかの誤差もないよう、青瓦台と外交・安保部署間の緊密な対応体制を常時維持する」との方針を明らかにした。

 北朝鮮は安保理で制裁決議が採択される前日の7日、外務省報道官声明を発表し、「侵略者たちの本拠地に対し核の先制攻撃の権利を行使する」と威嚇した。制裁決議が採択された8日未明には対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会が、韓国との不可侵条約を全面破棄し、南北直通電話など板門店の連絡ルートを断絶すると宣言した。

 これを受け韓国国防部報道官は同日、北朝鮮が韓国を核攻撃した場合、「人類の意志により金正恩(キム・ジョンウン)政権が地球上から消滅するだろう」と警告した。

 軍当局は北朝鮮で来週から始まる国家レベルの軍事訓練期間中に挑発が強行される可能性があるとみて北朝鮮への監視を強化している。また、北朝鮮軍が韓国の首都圏を狙った模擬射撃訓練を急激に増やしていることや、金正恩第1書記が7日早朝、最前線にある西南前線の長在島防御隊と茂島防御隊を視察した点に注目している。

 一方、韓国統一部の金炯錫(キム・ヒョンソク)報道官は8日、北朝鮮が南北間の不可侵や非核化に関する合意の破棄を宣言したことについて、「朝鮮半島の緊張を高めることであり、極めて遺憾に思う」との論評を出した。


 以下省略


制裁決議に反発声明 北朝鮮 (時事通信)

2013年03月09日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
「核保有は永久」制裁決議に反発声明 北朝鮮
時事通信 2013/03/09-08:32)

 【ソウル時事】北朝鮮外務省は9日、スポークスマン声明を出し、国連安全保障理事会が2月に核実験を実施した北朝鮮に対する制裁決議を採択したことに反発し、「世界は米国が国連安保理を盗用し、反共和国『制裁決議』をでっち上げた代価として、われわれの核保有国、衛星発射国の地位がどう永久化されるかを見ることになる」と、核・ミサイル開発を既成事実化する立場を強調した。朝鮮中央通信が伝えた。

 8日、制裁決議や米韓合同演習などに関連し、北朝鮮の祖国平和統一委員会が南北の不可侵合意破棄を表明する声明を出したが、決議に対する外務省による直接的な非難声明は初めて。核実験の示唆などさらなる具体的な対抗措置への言及は控えており、米国や中国の出方をうかがい、強硬なトーンを抑制した可能性もある。

 声明は、今回の制裁決議を「対(北)朝鮮敵視政策の産物」として「峻烈(しゅんれつ)に糾弾し、全面排撃する」と非難。「米国とその追従勢力がみっともない『制裁決議』採択ごっこに一生懸命になればなるほど、先軍朝鮮の威力は100倍、1000倍に成長する」と主張した。