アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国軍艦4隻、太平洋へ航行 沖縄本島の南西640キロ (時事通信)

2013年03月31日 | 安全保障と東シナ海紛争
中国軍艦4隻、太平洋へ航行 沖縄本島の南西640キロ 防衛省
時事通信 2013/03/31-15:03)

 防衛省統合幕僚監部は31日、中国海軍艦艇4隻が30日午前、沖縄本島の南西約640キロの公海上を東に進むのを確認したと発表した。4隻はその後太平洋に出たという。
 4隻はミサイル駆逐艦1隻とフリゲート艦2隻、揚陸艦1隻で、30日午前7時ごろ、海上自衛隊のP3C哨戒機が確認した。同省が航行の目的などを分析している。


中国の米企業、4社に1社が情報盗難の被害 (ロイター)

2013年03月31日 | 米中貿易摩擦と東アジア
中国の米企業、4社に1社が情報盗難の被害 調査 (抜粋記事)
ロイター2013年 03月 29日 17:48 JST

[北京 29日 ロイター] 
 前文省略

 調査は昨年末、中国で業務を展開する加盟企業325社に対して実施。それによると、中国に拠点をおくクラウドコンピューティングを利用すると回答したのはわずか10%で、大半は使用しない理由にサイバーセキュリティ上の懸念を挙げた。また62%が、中国でインターネット検索がブロックされていることで業務に支障をきたしていると回答した。
 多くの企業で中国部門の利益率が上がっており、大半の回答者が同国での業況見通しに楽観的となっている一方、投資に対する期待は薄くなっており、最大の懸念要因として労働コストの上昇が挙げられている。知的財産権の順守については、72%が事実上もしくは完全に機能していないと回答、前年からは13%ポイントと大幅に上昇した。

 中国市場にアクセスするために技術移転の要求が高まりつつあるとの回答は、10%ポイント上昇して37%となった。


ロシア、北朝鮮付近での軍事活動をけん制 (ロイター)

2013年03月31日 | 東アジアニュース
 ついにロシアが北朝鮮に対して圧倒的軍事圧力で北朝鮮を圧殺し消滅させようとしている。
 
ロシア、北朝鮮付近での軍事活動をけん制
ロイター2013年 03月 29日 19:19 JST

[モスクワ 29日 ロイター] ロシアは29日、北朝鮮付近における軍事活動の拡大によって緊張が制御不可能になる可能性があると警告し、北朝鮮の挑発行為を受けた米軍爆撃機の飛行を暗に批判した。

ロシアのラブロフ外相は、記者団に対し「国連安全保障理事会による適切かつ集団的な措置に加えて、一方的な行動が北朝鮮付近で取られており、軍事活動の拡大につながっている」と述べ、「状況は制御不可能になる恐れがある」と警告した。


日本のTPP交渉体制を評価 省庁横断組織「真剣さの表れ」 (時事通信)

2013年03月31日 | 日本経済とイノベーション
日本のTPP交渉体制を評価 省庁横断組織「真剣さの表れ」米
時事通信 2013/03/30-16:35)

 【ワシントン時事】日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加問題をめぐり、省庁横断の組織を新設し政府一体で交渉に臨もうとする安倍晋三首相の姿勢について、米政府が高く評価していることが分かった。米通商代表部(USTR)幹部による非公式説明会に参加した複数の米業界関係者が、30日までに明らかにした。
 TPP交渉参加に当たり、安倍首相はTPP関係主要閣僚会議の下に、省庁横断で対外交渉や国内調整を行う100人規模の「政府対策本部」を新設する方針だ。米業界筋によると、3月下旬に日本のTPP交渉参加問題に関する非公式の説明会を開いたUSTRのカトラー代表補は、こうした交渉姿勢について「(安倍首相は)真剣だ」と力説したという。

日・モンゴル協力イニシアチブ (時事通信)

2013年03月31日 | 東アジアニュース
日・モンゴル協力イニシアチブ
時事通信 2013/03/30-22:32)

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相が30日(日本時間同)、モンゴルのアルタンホヤグ首相との会談で合意した協力イニシアチブの主な内容は次の通り。
 一、経済連携協定(EPA)の早期妥結に向け、4月2日から5日までウランバートルで第3回交渉会合を実施。

 一、貿易、投資、資源開発を促進するため、官民の合同協議会を5月に
   ウランバートルで開催。
 
 一、モンゴルの火力発電所の設備更新に向け、約42億円の円借款を実施。
 
 一、ウランバートル市内を中心とする大気汚染対策に向けた技術協力を実施。
 
 一、日本への留学などを通じて、モンゴルの人材育成に協力。
 
 一、モンゴルの新空港建設に対する追加の円借款を表明。
 
 一、世界最大規模の埋蔵量とされるタバントルゴイ炭田開発参入に、日本側が
   期待を表明。
 
 一、日本製衛星を活用したモンゴルの衛星打ち上げプロジェクトを調整。


米国加え3カ国で政策対話 資源開発で協力 日モンゴル (時事通信)

2013年03月31日 | 東アジアニュース
米国加え3カ国で政策対話 資源開発で協力 日モンゴル
時事通信 2013/03/30-23:47)

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は30日夕(日本時間同日夜)、モンゴルのアルタンホヤグ首相、エルベグドルジ大統領とウランバートルの政府庁舎で相次いで会談した。政治や安全保障分野での関係を強化するため、米国を加えた3カ国間で事務レベルによる政策協議を開始することで合意。また、世界最大規模のタバントルゴイ炭田など資源開発での協力や、投資や契約に関するルール整備などを盛り込んだ新協力イニシアチブを発表した。
 一連の会談で、安倍首相はモンゴルとの「戦略的パートナーシップ」を推進する考えを表明。経済連携協定(EPA)の早期締結に向けて交渉を加速することでも一致した。
 
 経済、軍事両面で台頭する中国をにらみ、民主主義や人権、法の支配など普遍的な価値を重視する立場も確認。安倍首相はこの後の共同記者会見で、日中関係について「日本からエスカレートさせるつもりは全くない。中国は関係全体に影響を及ぼさないようにコントロールしていくべきだ」と語り、同国による沖縄県・尖閣諸島周辺の領海・領空侵犯を念頭に自制を求めた。
 
 一方、安倍首相は会談でモンゴルと国交のある北朝鮮の動向に関し「北朝鮮の取っている挑発行動は断じて許すことはできない」と非難。北朝鮮による日本人拉致問題について「安倍政権で解決する決意だ。支援をお願いしたい」と要請した。モンゴル側は理解と支持を表明した。