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発信

2015年08月25日 | 社会派らぼ
世の中に向かっての発信が容易になりました。然るべきポジションの方々には、記者会見なり、インタビューなりで、意見を述べる場があっても、個々人にはそのような場面が無いのが通常でした。が、今ではホームページやブログ、更にSNS…と、世の中に向かって広く意見を言う事が、トテモ手軽になりました。勿論、著名人とは違って、その注目度合いは知れたものですから、どれほどの社会効果があるかという点では、今でも私たちに力は微々たるものでしかありません。それでも、世の中に向かって、自分の意見を堂々と言える時代なのです。

世の中の事象には、流行り廃りがあるのが常です。その流行りについて行くことも、一つの見識です。「そんなものは…」と吐き捨てるように無視するのも、一つではありますが、「やらない」ことと「やれない」ことの間の壁は、決定的でさえあります。知った上で「やらない」という選択肢をとることも可能なのですから、登場する様々なツールも理解はしておきたいと思います。

ブログが急速に流行り出したのは、今から何年前でしょうか。当ブログの開設が2005年ですから、少なくとも10年の年月は流れ、今では情報発信の手段は、ブログから離れたと言っても良いかと思います。ブログよりSNSでしょうか。フェイスブックやツイッターなどに、人気が移行しました。そして更に、既にフェイスブック離れも秘かにささやき出されていて、…Instagramが急上昇しているとか。

どのサービスを使っても、似たような事はできるわけで、根本的に異質のものではありません。それでも、この流行の変遷には、少なからず「文字文化」から離れ、絵で物事を把握する世界に興味が動いてしまっている感を感じます。Facebookより、Instagram。言葉で説明をするより、直感的に感じようとする文化が主流化している気がするのです。

Lineのスタンプ機能なども、まったく同じ流れかも知れません。LINEの言葉のやり取りは、既に文章という概念から外れ、より会話化した言葉のキャッチボールが目指されています。が、更に言葉そのものを使わずに、言葉を補う「スタンプ」機能が人気です。実際、可愛らしいモノもたくさん手に入りますから、結構便利に使っていますが、いわゆる絵文字より、モット雄弁です。

少し、冷静になってこの流れを考えてみると、人は「文章」の文化から離れ、直感の世界に逃げ込もうとしているかに思えて来ます。ただ、直感や感性といったものは、大切にしたいと思ってはいます。でも、それだけで世の中を過ごして行こうとする流れがあるのだとしたら、それはヤハリ違うのではないかと思います。直感には、深い考察はありません。物事を幅広く、深く、理解することによってのみ、人はとぎ冷まされるはずだと思うのです。

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