ぱそらぼ (ぱぁと1)

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でっかいこと

2013年05月12日 | 命の生き方
東京の開成学園に脅迫状が届き、予定されていた運動会の一般公開が中止されました。学校では、天候不良を理由に順延し、生徒の家族のみを対象に実施する判断をしています。郵便ポストに怪奇趣味の脅迫文が入っていたといいます。「運動会を中止しなさい。さもなくば…生徒の誰かのお肉を召し上がって頂く…」と手書きで書かれていたといいます。

一方、佐野市の大型商業施設では、メールによる爆破予告があり、急きょアウトレット側は営業を中止し、翌日にかけて臨時休業として一斉に不審物の捜索を行ったといいます。こちらは、発信元のインターネットカフェが割り出され、利用客の中から犯人を特定し逮捕したそうですが、容疑を認めているそうです。

ちっちゃな人間が多すぎるのでしょうか。世の中が不公平にできているとか、何かしらの恨みを持つとかいう話は、ざらにあります。それで世の中をひがんでみたり、不満を募らせてみたりすることなど、誰しもが通る道でもあります。世間に背を向けても構わないし、「でっかい」ことをしてみようと思うのも構わない。それなら、もっと「でっかい」ことをやって欲しいと思ったりします。一番手軽にできる「でっかいこと」が、人に迷惑をかけること…という、今の社会図式は病んでいます。

様々な価値観が認められる世の中だと一方で言いつつ、実は価値観がワンパターン化していて、本当の「内なる喜び」を知っている若者がたぶん少ないのだろうと想像します。お金があること、勉強ができること、いい学校にはいること、大きな会社に就職すること、マスメディアが追いかけるタレントになること…。本当に才があるのではなく、才のあるふりをする(させる)ことで、世の中はわたっていけると、暗黙の闇が広がっている気がします。

本当に「自らの内なる」ものに目を向けて、何をすべきなのかを知っている人が育つ環境が必要です。人生のハウツー本のような知識に囲まれていては、育つものも育たない。あれは特殊な程度の低い人間がしていること…と、世の中から目をそらしてはいけないのだと思います。



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