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人類の未来

2019年09月24日 | 命の生き方
山中伸弥教授の言を待たずとも、「人類は滅ぶ」可能性がある…と考えている人は、少なからずいるはずです。否、確実に必ず滅ぶはずです。

16歳のトゥンベリさんの演説を聞かずとも、人類の無節操な自然破壊は今すぐ止めるべきだ…と考えている人もたくさんいるはずです。事は決して単純ではなく、産業や経済の安定を保証しつつ、環境を守らねばならないわけで、一方の議論だけに終始できるわけではありません。贅沢にも衣食住が保証され、護られた立場にあって、批判をするだけは簡単ですが、あらゆる方面の影響を考え併せて戦法を練る必要があります。

が人類は既に、ただ一人の力だけでは、どうにも止めることができないほどの、訳の分からない大きなエネルギーで、とある方向に走り続けています。ですが、訳の分からない加速度に身を任せておくことは、多分危険なのだ…と、誰しもが感じ始めています。多分、世界のあちこちで、これこそがまぎれもなく最善の方法だと確信を持って、リードしようとしている方向が間違っているのだとしか思えません。

山中氏は「密室で研究しないこと」が重要だとしておられます。誰か一人が、方向を決めるのでは、方向を見失う可能性がある…という事でしょうか。吟味された落ち着いた言葉で、理路整然と方向を示すのでなければ、人類の未来は動かないと思います。

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