来年から外国人労働者の受け入れを拡大する方針で、法改正などが進められているようです。外国人労働者の数はここ5年間くらいで急速に増えました。既に、日本で働いている50人に1人が外国人という状況なのだそうです。留学生によるアルバイトや、技能実習生が多いとされています。本来は「高い専門性をもった人に限り、積極的に受け入れる」という方針を採ってきたと言いますが、実は既に、そうではないということです。本来、就労を目的としていない人たちが、働き手として組み入れられているのが現実。法整備は、この状況を制度化しようとするもののように思えます。
現在、日本の社会には深刻な人手不足があります。全国2,600社を対象とした調査では、およそ3分の2が、人手が足りないと答えています。新たに示されている在留資格では、業界団体の作る技能試験に合格し、生活に支障がない程度にに日本語能力がある事、あるいは技能実習制度を修了した人についてこれまでは5年間日本で働くことができたのが、10年間に延長されるそうです。受け入れ対象業種も農業、介護、建設、宿泊、造船など人手が不足している分野が候補に挙げられていますが、業種を限定するようです。当然、移民の受け入れに繋がるのではないかなどの、反対論も多く聞かれます。
勿論、50年先を見据えた、方針であるという事は理解しながら、とても基本的な部分で違和感を感じています。「国」というのは一体何なのでしょう。国を維持していくための労働力が足りないから…と言って、担い手を海外に頼るものなのでしょうか…という疑問です。人手が不足している分野というのは、日本人が従事したがらない分野です。言い換えると3Kなどと言われるような「きつい」「危険」「きたない」職場なのではないでしょうか。自国の労働者が嫌がる仕事を、海外の人に「やらせる」という感覚がぬぐえません。
鎖国の時代ではあるまいし、世界と人的交流があるのは当然だと思いますが、高齢化・少子化などを抱えた日本の国がどうやってこれから先の時代を切り抜けていくか…の抜本的な青写真が必要なのではないでしょうか。日本の若者たちが「なりたい」職業に就くことは大切な事ではありますが、「ウルトラマン」や「プリキュア」は卒業して欲しいと思います。「自分を活かす」仕事ときれいな言葉で語られるものを、「自分が好きな」仕事「やっていて楽しい」仕事に都合よくシフトしてしまっているかも知れません。
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現在、日本の社会には深刻な人手不足があります。全国2,600社を対象とした調査では、およそ3分の2が、人手が足りないと答えています。新たに示されている在留資格では、業界団体の作る技能試験に合格し、生活に支障がない程度にに日本語能力がある事、あるいは技能実習制度を修了した人についてこれまでは5年間日本で働くことができたのが、10年間に延長されるそうです。受け入れ対象業種も農業、介護、建設、宿泊、造船など人手が不足している分野が候補に挙げられていますが、業種を限定するようです。当然、移民の受け入れに繋がるのではないかなどの、反対論も多く聞かれます。
勿論、50年先を見据えた、方針であるという事は理解しながら、とても基本的な部分で違和感を感じています。「国」というのは一体何なのでしょう。国を維持していくための労働力が足りないから…と言って、担い手を海外に頼るものなのでしょうか…という疑問です。人手が不足している分野というのは、日本人が従事したがらない分野です。言い換えると3Kなどと言われるような「きつい」「危険」「きたない」職場なのではないでしょうか。自国の労働者が嫌がる仕事を、海外の人に「やらせる」という感覚がぬぐえません。
鎖国の時代ではあるまいし、世界と人的交流があるのは当然だと思いますが、高齢化・少子化などを抱えた日本の国がどうやってこれから先の時代を切り抜けていくか…の抜本的な青写真が必要なのではないでしょうか。日本の若者たちが「なりたい」職業に就くことは大切な事ではありますが、「ウルトラマン」や「プリキュア」は卒業して欲しいと思います。「自分を活かす」仕事ときれいな言葉で語られるものを、「自分が好きな」仕事「やっていて楽しい」仕事に都合よくシフトしてしまっているかも知れません。
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