ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

2018年11月25日 | 雑談
2025年の万博開催地が大阪に決まりました。夕刊紙面には、小躍りする誘致関係者の写真が載りました。喜びを爆発させているシャッターチャンスに、カメラマンの腕を感じると共に、少なくとも最前列の方々には、もう少し控えめなジェスチャーをお願いしたかった(笑)とも思いました。誘致が決まった国の向こうには、誘致がかなわなかった国の代表の方もおられますから。まぁ、これまでのご苦労を思うと、飛び上がりたくなるお気持ちも理解はします。

2020年に東京オリンピック、25年に大阪万博。奇しくも、55~6年もさかのぼった1964年の東京オリンピック、70年の大阪万博の再来となりました。当時もベトナム戦争、キング牧師の暗殺など世の中は平穏ではありませんでしたが、当時の子どもの目には日本の国が未来へ駆け抜けようとする明るい光が見えていた気がします。

現代の子ども達にも「光」は見えているのでしょうか。国同士も人同士も、本音のままに実利をとる事が賢いとされ、そうでないと損をする時代かも知れません。心の内にため込んだものにすぐに押しつぶされてしまうほどもろくて、どこに向かって行けばいいか、確たるものを見失っている世の中のような気もします。

無条件に昔が良いわけではありません。それなりに世の中の営みは、進歩して来ているのだと思います。それでも、この先への果てない不安が、消えない世の中でもあります。これからの子ども達の未来が、明るい光で満ちていきますように。