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労働

2018年11月15日 | 社会派らぼ
政府は、外国人労働者受け入れのための法整備を進めていますが、このほど向こう5年間で受け入れる見込み数を、14業種でおよそ34万人強と示しました。現時点では60万人近くの人手が不足していますが、それが5年後には145万人にもなるという深刻な状況を説明しています。

受け入れを希望する14業種として。介護業、ビルクリーニング業、農業などが挙がっており、いずれも深刻な人手不足が懸念されています。が、違う視点から考えてみると、なぜこれらの業種が人手不足に悩まされているかと言えば、多くの人が仕事に就く事をためらってしまう背景があるはずです。KIつい、KIたない、KI険の3Kと言われる分野で、若い者たちが就職をためらってしまっているのです。

人が嫌がる仕事だから、外国人を受け入れて、やらせておこう…というニュアンスが、そこここに見え隠れするのは、私の思い過ごしでしょうか。嫌だから人任せにする…という風潮は、他人に強制できるものではないにしても、少し違うのではないかと思うのです。日本の社会がその時々の時代の状況に対応しながら、うまく回って行くためには、人は「好きな事だけして」いれば良いものなのでしょうか。

今時はそれを「自由」だとか「権利」だとかきれいな言葉で、勝ち取った風に思っているけれど、きっとそれは違うと思います。国内で作る食物だけでは足りないから輸入すれば良い、国内産の物を使うより輸入物の方が安いから輸入に頼れば良い…という考え方も、私は違っていると思っています。形のある物ではなく、サービスを売り物にする…という考え方は間違ってはいませんが、やはり今でも形あるものを造れない社会には未来がないような気がしています。

職業選択の自由は、すべての人に保障されるべきものです。…が、そのツケをよそに責任転嫁しても無かったものにはならないのではないでしょうか。

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