ぱそらぼ (ぱぁと1)

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ウィンドウズ7

2009年10月22日 | 社会派らぼ
パソコンに詳しくない方でも、もうご存知ですね。Windows7が発売されました。不況で、パソコンも売れなくなっていましたから、ここで起死回生を目指しているようです。

何でも今現在日本では、PCのインストールベースが7000万台くらいあるのだそうです。そのうちの3400万台は、7にアップグレードができるスペックのもの。残りの3600万台が老朽化したPCだと言います。それらのパソコンのユーザーがいずれは買い換えを…というのを市場は期待しているようですね。事実、VISTA発売時をはるかにしのぐ人気だと言います。となると、商売柄(?)興味津々なのですが、取り敢えずは我慢、我慢。

で、同時にニュースが報じていたのは、中国の海賊版天国。7の発売よりもっと前から、巷には7の海賊版が出回っているそうです。しかも安いものでは、たった110円ほどで売られているのだそうです。正規品の2%に過ぎないといいますから、マイクロソフトさんも大変です。

失礼を承知で、今の中国にはこうした土壌があるようです。儲かれば良い。安ければ良い。でも、それを隣国のモラルが悪いとため息をついてみせるほど、私たちの国が上等かと言うとどうもそうではなさそうです。金銭至上主義の考え方に時折気持ちがささくれだってしまう場合があります。

このようなパソコンソフトの世界には、必ず著作権と言う問題がつきまといます。開発をした技術者達が、当然受けるべき報酬があります。野放図に誰もがそうした技術を、無償で奪い取ってはいけないはずなのです。にも関わらず、違法なコピーや入手は後を絶ちません。しかもしばしば、手柄話か何かのように自らの武勇伝を語る人もいたりします。同じ価値のものが安く手に入ればそれに超したことはありません。けれど、そうして違法に手にする人達が、大手を振っているのはあまりにも変です。少なくとも、そうしたことに市民権を与えてはいけないし、市民権を与えてしまうような行為をしないだけの見識を多くの日本人が持ちたいものです。


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