ぱそらぼ (ぱぁと1)

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冷静な熱さ

2009年10月19日 | 命の生き方
自然科学的なものの考え方は…と言えば、大変大層な言いようですが、物事の真実は1つしなくて、その真実は絶対にゆるぎないといった上に立ちます。対して、何的と言えばよいでしょうか、文学的というのか、国語的というのか、社会的というのか…の考え方は…、どうにも理解のしようによって如何にでも湾曲するようで、物事は十人十色の解釈の上に成り立つようです。

私のものの考え方はヤハリ自然科学系で、恐らく「真実」の存在を疑っていないところがあります。物事が見えないのは、人間がその「真実」に気づいていないからであって、まだ解明できていないからであって、理路整然とそのからくりをほどいてみれば、全てが納得の行く背景を持っている…そんな風に思い込んでいます。

だから、あぁでもない、こぅでもない…と、その日その日によって解釈が変わるような世界は苦手です。ですが、私たちの暮らしている世の中自体は、どうも一刀両断してしまえない不合理さを幾重にも持ち合わせているようで、そんな中を如何に自分流に泳ぎ切るか…に心を砕く必要が出てきます。

「熱い」生き方は、時に大変危険です。それは、次から次へと炎を燃やすものを絶やさない必要があるからです。向かうべきものを見失わずにいる間は、大変豪快な生き方ですが、一旦見失うと、無限のループに陥ります。「冷静な熱さ」とでも呼べばよいでしょうか。どんな渦中にあっても、どこかで醒めた目で現実を受け入れ、その上で熱くなければならないような気がします。どこかの大いなる中心からピンと張られた糸で背筋をスックと伸ばされるようなそんな何かが、キットゆるぎない真実に繋がるのではないかとぼんやりと思います。

多分、日本の歌謡界を牽引してきたかに思われる加藤和彦氏に合掌。


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