ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

じゃあ、読もう

2009年10月20日 | 雑談
あまり威張った話でもないのですが、意外と本の速読ができます。最近はそんな必要にあまり駆られませんが、そうした仕事をしていた時は、ごく普通の単行本の厚さでしたら、30分程度で内容把握することもできなくはありません。ではどうやっているのか?と自分で分析をしてみたら(笑)、ページを右上から左下にかけて(←これ縦書きの本の場合です)斜めにざっと見ています。読むと言うより、全体を画像のように見回すといった感じでしょうか。全体をフィルム画像か何かのように、頭の中に焼き付けるといった作業なのですが、その際に神経を集中させて論旨をざっくりと追っています。(などと書くと格好よさそうに聞こえますが、たいしたことはありません、濫読時代の名残の習性です。)

不思議なことに、これは大体が縦書き本についてやっていたもので、今一生懸命イメージしてみようと思っても、横書き本に同じようなことができるか…というと、少し自信はありません。理屈的には同じはずですから、キットやってみたら出来るのかも知れませんが、チョット違う感じがします。まして、ネット上の情報にはどう考えてもできません。本というメディアは、恐らく底がシッカリと深いから、色々な読み方に対応が可能でも、ネットという新しいメディアは底が浅くて、対応しきれないのかも知れません。

2010年は「国民読書年」ということで、可愛らしいロゴマークが発表されました。「じゃあ、読もう」というキャッチコピー(←これはイマイチピンと来ません)と共に、文字・活字文化推進機構と出版文化産業振興財団が計画をしています。ネットというメディアは実に手軽で多機能であり、情報の宝庫のようなものです。今に新聞などなくなってインターネットで全て情報を仕入れる時代になる、なると言われていますが、個人的にはそうはならないのでは?

ネットの情報は多過ぎて誰かの視点をくぐり抜けた、記事の軽重がありません。そこから的確な情報を探し出すのには、それなりの時間的労力を必要とします。その点、新聞は、視点が偏っているにせよ、軽重の主張を持つものです。身近な新聞や本を読むと言うことは、そこから仕入れる情報の値打ち以上に、人の考え方や想像力、理解力などを育てる働きがあるような気がします。



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