ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

小さな失礼

2009年10月12日 | 雑談
車中のラジオで流れていたCM。ボールペンの形をしている録音・録画機。胸ポケットに挿すと、キャップのクリップ部に埋め込まれたカメラで映すことができるようです。録音機能もある為、小さなビデオカメラです。電池駆動時間は30時間もあり、USB端子でパソコン接続が可能なようです。CMは公序良俗に反する使い方は絶対に避けてください…といって終わりました。

このCMには使う側としてでなく、使われる側としてよい心持はしませんでした。私のような仕事では、講座内容を録音しようとされる方が時におられます。丁寧に「録音しても構わないでしょうか?」と許可を求めて来られる場合があります。真正面から言われると一概にはお断りしきれないものです。「お聞きになるのに同じ時間がかかりますよ。」とやんわり申し上げはしますが、どうしてもと真剣な目をされます。お断りをするわけにもいきません。

中に了解も求めず、録音される方もおられます。大抵こちらに気づかれないようにしておられます。恐らく、録音自体が非礼に当たると考えてのご配慮だろうと思いますが、無断で録音機を回されるのはヤハリ不快です。著作権がどうの…とか言うつもりもありません。世の中のことをルールや規則で縛ろうとすること自体が違うのではないかと思うことが多いからです。礼儀作法とか、昔から定まったものも世の中にはありますが、非礼にあたる境は根本的には相手が不快に思うか否か?ではないかと考えます。あるいは、相手が不快に思うかどうかを考える余地があるかないか…というところに境目があるような気がします。

日常でも、フト「それってあり?」と目を丸くする言動に出くわすことがあります。呆気に取られる…といったところです。大抵、相手は悪びれもせず、それが常識を逸脱している言動であるとは思われていないことが少なくありません。見過ごせばそんなことが大手を振ってまかり通るのだと分かっていても、ツイ咎め損ねるということが良くあります。小さなことに目くじらを立てたくはないという思いと、そうしたことの積み重ねがやがてはモラルの崩壊に繋がっているという思いとが交錯して、大抵は目をつぶることが多いものですが、後味はよくありません。



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