ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

絶対

2008年05月04日 | 雑談
世の中に「絶対」はあり得ません。最近の医師不足の一因には、訴訟社会といった側面もあるように思われます。勉強不足・知識不足・怠慢・ミス・失敗などが医療現場で許されるはずはなく、命に関わる現場は人々の切なる願いを真摯に受け止めていなければならないことは間違いないと思います。それでも、人のすることに「絶対」はありません。

パソコンは「サイエンス」だと私は思っています。昨日はできたけれど、今日はできない。できる時とできない時がある。…といったことは、パソコンでは「あり得ない」ことなのです。Aであれば、必ずBである。それがサイエンスです。ところが、パソコンが動く理屈は「絶対」であっても、機械というものは「壊れる」場合も「不調な」場合も「不具合を起こす」場合もありますし、第一「バグ(プログラムの不具合)」だってあります。そうしたことまで含めれば、パソコンの再現性は100%を割ります。「巧くいかない」ことだってあるわけです。

「絶対」などあり得ないけれど、絶対があり得ないことを言い訳にはできないとも思っています。JRの脱線事故以来、JRは「遅れる」ことが当たり前かのような電光掲示を目にすることが増えました。大事故に繋がるほどの脅迫観念を持たせて回復運転を強いる必要はなくても、少なくとも「時間」は励行して当たり前、時間を守ることは文化のバロメーターであると考えています。時間を守らないことは、「他人の時間」を浪費することでもあるのですから。

「絶対」があり得ないから、フォローのための善後策を立てておくことは必要ではあるでしょう。「絶対」を求めてはならない風潮が社会の中に強まっている気がしますが、「絶対」を目指すことは「誇り」であったりもします。100は目指しても結局のところ7~80に留まることは真実でも、最初から7~80を良しとすると実は50にも満たない現実に突き当たります。


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