ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

説得力

2007年08月24日 | 雑談
説得力のあるものの言い方というのがあるような気がします。趣旨は同じことを言わんとしていても、一方で受け容れ易いものの言い方と、受け容れ難いものの言い方があります。大変難しいものだと思います。

先日もとある場面で、意見を求められた方が、かなり辛辣な言葉を混ぜながら(それでも冷静な)表現をされました。ですが、当事者相手の言葉ではなかったにも関わらず、その場に居合わせた者の間には、妙な拒絶感が流れました。それは恐らく、ただ単に言葉の羅列で現状を批判してみたに過ぎなかったからでしょう。

感情的な言葉を並べるだけでは、説得力は生まれません。冷静な現状分析と、論点の指摘、さらには改善の方向性まで示して、初めて頷かざるを得ない力というのは生まれてくるのではないでしょうか。口にする場合も、文章化する場合も同様ですが、文章化する場合は、それを更に理路整然とまとめる必要があります。面と向かって話している言葉というのは、意外と主語と述語が揃っていなくても、普通に聞けるのですが、文字化されると妙なぎくしゃくした文になってしまいます。

多分、私達はそういう訓練を受けてきていないのかも知れませんね。ディベートなどということが一時流行りましたが、競技化されすぎていて、現実感が希薄な気がしていました。だから…小学生も見ているというのに、ろくなやり取りが議員さんの口から出て来ないのも、いたしかたないのでしょうか。過激な論かもしれませんが、小学生は国語と算数さえシッカリ勉強しておけばいい…そんな風に思ったりします。


画面が消える
ワンポイント知識や講座案内を(ぱぁと2)に紹介しています。必要な「ID」はpc_labo@mail.goo.ne.jp宛、ご連絡頂ければ発行します。簡単なご質問も可能です。お気軽にご連絡ください。