ぱそらぼ (ぱぁと1)

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出発点

2007年08月03日 | 雑談
歴史の流れを振り返ると、民衆は強圧的な支配から「自由」を得るために長い戦いの道をたどって来たのかも知れません。ですから「自由」という言葉には特別な響きがあります。目指すべき甘美なものであるのは疑う余地もないようです。

歴史を逆行しようというのではありません。究極に「自由」だけを求めていけば、社会生活は成立しなくなるのではないかと危惧するところがあります。恐らく「人」という生き物には、他の猛獣のような力も速さも毒も鋭い歯も与えられていません。「人」は群れて寄り添って生きるしか術がないように作られているかのようです。

人が個人の「自由」を可能な限り尊重され、しかも社会としての和を保つために「政治」というものがあるはずなのに、その「政治」が今は機能していないような印象を受けています。

家庭にあっては「個」を育て、学校などの社会生活が「公」の部分を育てていくのが本来の役割なのに、家庭では「個」を育てきれず、社会も「公」を育てる使命を忘れているかのようです。あまりにも個人レベルの視野に終始し、大きく広くものを見る視点、寄り添って生きなければ生きる術のない私たちの大きな出発点をもう一回見直さなければならないのかも知れません。


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