ぱそらぼ (ぱぁと1)

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ドーピング

2007年08月13日 | 社会派らぼ
ドーピングと言うのは、スポーツ選手が薬物などの不正な手段により、競技成績を上げようとする違反行為です。最近、筋肉増強剤などが、研究(?)開発(?)され、フェアを期する意味で、取締りが強化されています。

スポーツの話題に詳しいわけではありません。が、サッカーで我那覇選手が処分を受けていました。が、彼のケースは体調不良で受けた静脈注射が原因で、正当な医療行為だとの申し出が認められ、処分が撤回されたそうです。一方、プロ野球ではガトームソン投手のドーピング検査が陽性反応を示し、こちらは処分が発表された言います。何でも報道によれば、原因は発毛増強剤にあり、彼はこの使用を球団側に届けていたそうです。

スポーツ界では特に「正々堂々」ということが重んじられますから、アンフェアを許さないという強い態度は必要なことです。が、上記の「体調不良で受けた静脈注射」「発毛増強剤」が本当だとすると、何か滑稽な印象を受けます。「ルール」というものは、本来社会生活を円滑にするため、善意を巧く活かす為に作られたものなのに、いつのまにかその「ルール」にがんじがらめになって、ルール犠牲者まで生み出しているかのように見えるのです。

本末転倒だと感じることが時々あります。初めての場所に車で現地集合し、「帰りはどの道で? どこを通ってきたの?」という話になった時、ある人が「ナビで来たから、どの道を通ってきたのか分からない」 … 飲酒運転の危険性が強調され、罰則も強化される中、「アルコールを検知すると運転不能になる車の開発」が研究されている …

人間は、そのうち「馬鹿」になってしまいます。ドーピング検査を徹底して、不正のかけらも許さないっ!のではなく、良い成績を残すためなら何をしても構わないと思う自身を恥じる気持ちを育て、浸透させることの方が大切なのではないでしょうか。人には、功名心もあります。一生懸命であればあるほど、その思いが身を結ぶ手っ取り早い方法を模索したくなります。でも、それは、自分の心との戦いであり、それに負けることはプライドが許さない…のではありませんか。


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