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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

手打ちそば和味亭

2010年09月20日 | 北ア・南ア縦走記

 登山した人は、だいたい4つの温泉の1つに入ってお蕎麦を食べてるようです。そういう我々も長野に来たからにはと、「和味亭(なごみてい)」に入りました。ちょうどお昼時で、まずまずの混みようでした。右上;きのこ盛り合わせはちょこっと味見させてもらいましたが、冷たくて箸休めによさそうです。


 私注文の鴨ざるそば1,350円。温かいつゆと鴨肉が美味しかったです。


 左上;穴子天ざるそば1,450円。右上;海老天ざるそば1,550円。天そばって結構な値段してますよね。

【和味亭】
長野県北安曇郡白馬村北城3140
0261-72-7797



 次にお土産購入で道の駅白馬へ。牛乳旨かったですよ。「富より健康」たしかに。ウエハースは嫌いなので、一番人気の雷鳥の里はパス。ピーナッツがのった雷鳥せんべいとたまごはまずまずでした。しかし野沢菜と野沢菜キムチははずれでした。甘じょっぱい味って時代が求める味なんでしょうね。私はどうしても昔のシンプルな味が忘れられません。野沢菜ラー油も買ってみましたが、こちらはまだ封を切ってません。

 余談ですが、大阪で「面白い恋人」ってお菓子が人気だそうです。大阪弁では面白い=おもろい、なので発音に違和感はないのでしょうか?それから九州では「赤い恋人」ってのもあるそうですよ。パクリだと思うんですが、大丈夫なんでしょうか?



 こちらは帰りに寄った北陸自動車道の米山SA。浜焼きが人気で行列が出来てました。焼き物は季節によって変わるようで、この日は巻貝の赤西貝と、イカ軟骨でした。一杯やりたくなりましたね。


 おまけ画像。左上;日本海の夕日。中上;行きに寄った北陸自動車道蓮台寺PA。右上;これも行きで5:30。長野県北安曇郡道の駅小谷(おたり)。天然掛け流し温泉があります。

白馬八方温泉

2010年09月19日 | 北ア・南ア縦走記

 徒歩で向かったので、一番近くの八方交差点付近にある「第一郷の湯」にしました。広い駐車場からは八方尾根スキー場が見えました。若いころはもっぱら白馬岩岳でしたから、ここは記憶にありません。岩岳の民宿は安かったんですよ。他には志賀高原、野沢温泉、斑尾、戸隠、群馬県ですが万座も温泉がいいので好きなスキー場でした。そして春スキーは軽井沢で〆というわけです。


 公衆浴場は、あと第二郷の湯、みみずくの湯、おびなたの湯と全部で4つあります。白馬鑓温泉からの引湯だと思いましたら、別にボーリングしたんだそうです。白馬鑓温泉は、泉質が含重炭酸土類硫黄泉なのでだいぶ違います。


 左上;足湯「和の泉」。まれに足湯へ体ごと浸かっている人がいるそうですが、迷惑なのでやめましょう。


 リフト利用者は500円が300円になるとのことで、予めリフト乗り場で入浴券を買ったんですが、その券をなくしてしまい再度300円を払うことに。不老不死のように手首につけるヤツだとよかったんですけどね。

 なにしろ4日ぶりの風呂なので気持ちよかったです。泉質はPH11.5という驚異的な強アルカリ単純温泉。美肌の湯として有名だそうです。無機質に見える浴槽も、鉄平石が使われているとか。

野外ミニライブ

2010年09月18日 | 

 能代エナジアムパークで入場者数200万人突破記念イベントとして、「松本英子ミニライブ」がありましたので行ってきました。基本的に私はヤジ馬なので、特に無料イベントには目がない方です。何を隠そう昔のあだ名は、「馬(ば)」「馬屋(まや)」はたまた「まる馬(ば)産業」。わりと気に入ってました。それほど馬面ってこともないのですが、何なんでしょうかねー。

 夜のエナジアムパークは、クリスマスのようなライトアップできれいですよ。裏には行ったことがないので、広々とした公園にびっくり。テニスコートやスポーツ広場までありました。



 ライトアップされたポプラも素敵でした。コンサートはその一画の特設ステージにて。小1時間ほどでした。歌もさることながらJFNのDJをされてるそうで、語りもうまかったですね。竹内まりやのカヴァーなどを織り交ぜ3曲ほど歌い終わったところで、土砂降りの雨。結局観客もステージに上がることに(右上)。その中で歌ったのが大ヒット曲の“Squall”。何もそこまでオチをつけて下さらなくても。。

北ア縦走(11)

2010年09月17日 | 北ア・南ア縦走記

 右上;五竜岳の奥に、鹿島槍ヶ岳の双耳峰(そうじほう)のツインターワーが見えました。唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳の縦走は、今回のよりしんどそうです。だとしたら奥穂高はもっと無理かもしれません。北アルプスは飛騨山脈で、別名後立山連峰と言われます。これはあくまで富山県側から見ての呼称なんですが、裏富士みたいな言い方で好きになれません。


 入山者数カウンターを発見。電力はたいていソーラーパネルです。登山者が多い山にはよく設置されてます。


 八方池着は8:30。手足の生えたクロサンショウウオが泳いでいました。


 カライトソウとミヤマアズマギク。


 逆さ白馬三山はちょっと写真に収まりきらなかったですね。どうしても天狗尾根がメインになってしまいますので。


 息(ヤスム)ケルン=第2ケルン。八方尾根には6つのケルンがあります。ガスってても迷わないようにとの道標です。右上;この観光道は、歩幅は合わないしヘンな出っ張りもあり、登山道より疲れました。


 左上;タカネマツムシソウ&クガイソウ。右上;ヤマホタルブクロ。


 あとはリフトとゴンドラでの下山でした。眺めはすこぶるよかったですよ。特に八方池までは観光コースで、登山靴を履いてない人の方が多かったです。逆に重装備の登山客は浮いてましたね。リフト乗り場着は9:55、ゴンドラを降りたのが10:30とほぼ予定通りでした。

 振りかえりますと、この時期としては高山植物が多くて癒しになりましたね。不帰キレットのビビリ以外はパーティに遅れなかったので安堵しています。靴は縦走用の底が固いのでないと、足がやられてたと思います。しかし一眼を持っていくつもりでノースのカメラ用ザックを買いましたが、失敗でした。一眼をあきらめても尚はいらなかったですから。デザインはいいだけに残念。ウェアの進化もすごいですね。保温性、通気性、速乾性と。これで体力維持できた側面は否めません。ウイダーinゼリーとかアミノ酸補給などスポーツ栄養補助食品にも大いに助けられました。年を取ると特に、金をかけてなんぼかもしれません(笑)それで最悪命が助かるんであれば、安いものですよ。

 最後になりましたが、メンバーにめぐまれ天候もほぼよかったことに感謝します。そしてスペシャルサンクスは急遽不参加のS氏に。また何より不帰で励ましてくれた、単独行のおじさんにもカムサハムニダ。よい思い出ができました。

北ア縦走(10)

2010年09月16日 | 北ア・南ア縦走記
 別館は土曜日で満員だったためか暑いぐらいで、窓を開けると冷気が入ってきましたが、開けっぱなしにもできませんしね。朝は朝で4時前に出発する人もいて、少々煩かったです。山荘ってそんなもんでしょうけど、私語だけは謹んでほしいものです。


 山荘の裏山に登って、日の出を待ちました。左上;5:07。右上;5:10 場所はさほど移動してないんですが、随分違うもんですね。


 朝日が上ったのが昨日と同じ5:14。


 一応モルゲンロートの唐松岳。


 朝食は6時でした。パンは、パーティのメンバーが別料金で注文したもの。


 下山開始は7時。八方尾根を下るだけなので気が楽でした。左上;下り始めは五竜岳が見えてました。右上;天狗の大下りと不帰のコル下にも、雪渓が広がっていました。


 振り返りますと、こんな感じで少々ザレておりました。丸山ケルン着は7:26。


 丸山ケルンを過ぎますと、ダケカンバの樹林帯となります。ずっと遮るものがなかったので、木陰を歩くのは気持ちよかったですね。


 タテヤマリンドウとアカバナシモツケソウ。