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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

食堂 三太

2010年09月25日 | らーめん

 かなり前から噂には聞いてて、ブログでも度々拝見しておりましたが、入ったのは初めてです。近くの体育館で大会があったようで、かなりの混みようでした。おやじさんが一人で切り盛りしているので、注文してから出てくるまで結構待ちましたね。餃子(400円)は油っぽくて皮が薄く箸でつかむと破けてしまうので、この餃子を好きだという人はいないのでは。


 味噌チャーシューの絵が欲しかったのですが残念ながら売り切れで、Tさんは中華飯、私は五目ラーメンにしました。どちらも700円。ボリュームはありますが、味はそれなりでした。店が古く店内も決してきれいではないので、まぁ二度目はないでしょう。

【食堂 三太】
秋田県北秋田市元町12-35
0186-62-4964
※位置的には西鷹巣。毎月7のつく日に開かれる市日の通り沿いにあります。Pはないので、路駐するよりマルホンに停めて歩いてくるといいかも。

吾作 東能代店

2010年09月24日 | らーめん

 二日連続で能代に行ってましたので、引き続き能代ネタ。「味とのれんを大切にする店」のキャッチコピーでおなじみの、秋田では有名な老舗ラーメン店です。中でもこの東能代店は36年という歴史があります。それゆえ、いまはなき大館のラーメンハウスのようなインスパイア店も生み出しております。従業員の方々もそれなりにお年を召されているのが、少々気がかりではあります。

 同じ系列かどうかはわかりませんが、たしかその昔鷹巣は今のシャッター商店街に、吾作という名のラーメン店が存在してた記憶があります。当時若者うけしてた“ジーパンのちんだ”の近くで、隣が八百屋でしたよ。

 吾作というと、味噌以外考えられないので、新作の「野菜味噌」800円にしました。麺は味噌にしてはやや細めの縮れ麺。巷では味噌=太麺という発想が定着しすぎだと思います。麺とスープが対等でなければならない、というのもおかしな話です。太さをコシでカバーする手もあるでしょうし。やや大げさですが、そんな主張が感じられた麺です。スープは豚骨と野菜ベースの濃い目は健在。チャーシューは角切りっぽかったですが、冷凍で冷たかったのが残念。肉自体は食べ応えがあったので、これはこれでアリかも。時々無性に食べたくなる一品でした。

 食べてる途中で、「まてよ、昼もサッポロ一番のカップ麺(みそ)だったよな」と。いよいよボケ始めたようです。「メシはまだか!」「さっき食べたばかりでしょ。」ってね(笑)

【吾作 東能代店】
秋田県能代市扇田字山下100-3
0185-58-5391

酒蔵 千両

2010年09月23日 | 居酒屋

 能代の老舗居酒屋“千両”で舌鼓を打ってきました。お店のおばあさんの話では50年も営業しているとのこと。カウンターのこの長椅子もいい味だしてましたね。


 おそらく築100年以上の代物でしょう。梁とかも太くて真っ黒でした。黒さは、萱屋根ゆえ囲炉裏でたかれた煙によるものだと思いましたが、蔵だとありえない話です。現役で活躍している黒電話もありました。


 生ビールの後は、幻の酒米「亀の尾」を使った吟醸純米「亀の舞」。なんとこの500mlで4千円。さすが限定品。能代喜久水の鶴形トンネル貯蔵低温熟成酒です。香りがよく、なんともふくよかな味わいがありました。(日本酒度±0、アルコール16~17度、酸度1.7、アミノ酸1.0、精米歩合55%) そんなに高い酒ばかりも飲んでられないので、最後は焼酎に切り替えましたけど。


 ナス漬けは、浅漬けであっさりしているのが逆に新鮮でした。味が濃すぎるのが多いですからね。タコブツは、メニューにあると必ずたのみます。


 ホルモン鍋は、大方の人が注文する人気メニューだそうです。右上;黒板メニューからの一品。のどぐろの刺身。初めて食べましたが旨いもんですね。


 馬肉のステーキは、柔らかくてタレも絶品でした。フグの唐揚げは、紅葉おろしがもうちょっとあるとよかったかな。


 カレイの唐揚げ。クジラかやきは、居酒屋で出してるところはまずないかと。ナスとの相性もばっちりでした。ジュンサイとミズも入ってましたので、ウチで作る時の参考にさせていただきます。

 このあとスナックに流れましたが、ウチに帰ってもちゃんと意識がありました。十分睡眠をとってると寝てしまわないものですね。

【酒蔵 千両】
秋田県能代市富町15−16
0185-52-5586
※JR能代駅から200mほど行ったところにあります。

森吉山麓を歩く(2)

2010年09月22日 | 森吉山

 これは里山でよく見かけるママコノシリヌグイ。すごい名前ですね。葉はカメムシのようです。


 左上;スズムシソウの葉。これは教えてもらわなければ気づきませんでした。右上;ササバランかオオバノトンボソウあたりか?


 オトコエシとミズヒキ。


 カタツムリも見なくなりましたね。沢蟹も期待しましたが、無理でした。右上;ホコリタケ(別名キツネノチャブクロ)。踏みつけると煙が出ます。


 クルミが落ちていました。ミズのコブを採っている人も2人ほどいました。右上;ボンナ(ヨブスマソウ)。花はカニコウモリに似ています。春先の山菜も大きくなるもんですね。ウドも1m以上に成長していました。


 ツルリンドウとチゴユリの実。

森吉山麓を歩く(1)

2010年09月21日 | 森吉山

 棚田のある風景はいいですね。ただ整地されてしまっているのが残念ですけど。今回の目的は「アケボノソウ」。ということで山野草愛好者4人が集い、右上のようなブッシュをかき分け10kmほど歩きました。


 先頭のJさんは、ヌスビトハギでご覧のようなズボンに。



 これがリンドウ科センブリ属アケボノソウ。群生はしていないものの、ところどこに点在していました。2年草だからかもしれませんね。花はヤマジノホトトギスを思わせる模様で、小さいですがとてもキレイです。大きいのは1mぐらいありましたね。ちょうど咲き始めって感じでした。10月まで花をつけていますので、見たい方は探してみて下さい。


 ウメバチソウも咲いていました。右上;ウメバチソウの蕾。面白い形をしてるでしょ。