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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

とあるDMを考察

2012年12月11日 | 雑記
 国境なき医師団から手紙が来ました。これで2回目です。1回目は韓国からの投函でした。ですが、以下の理由により寄附はしません。二元論で善か悪かと言ったら、間違いなく善でしょう。けれども人口爆発の観点から考えた場合にはどうでしょう。1900年に15億だった人口が、現在は70億人を超えています。そして2050年には100億人を超すことが予想されています。また人口最大国の中国は13億4千万人と言われてますが、一人っ子政策により無戸籍者も増えており、少なくとも数億人は上乗せされるという説もあります。産業革命とか穀物生産の増加が原因といわれてますが、医療技術の発達による死亡率の低下が大きく関与しています。要するに、近代以前は多産多死だったものが、死ななくなったために人口爆発が起きてるんです。

“国境なき”と謳ってるんですからどこへでも行くんでしょうが、国際協力も大概にしないとえらいことになります。インフラ整備に協力し、都市化を急ぐことがそんなに必要なんですかね。もはや資本主義経済は行き詰まっているのに、相も変わらずの貿易相手国ないしは市場開拓のための支援。国境なき医師団が救ってる命が人口爆発に少なからず関わり、将来的に悲惨な結果をもたらすことも考えられます。すなわち、人口増加がゆえの地球温暖化進行の加速、環境破壊や資源の枯渇、パイの奪い合いによる戦争の勃発等々。目先の現象に囚われず、大局を見失わないことも必要かと。