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年間リスト

2008-12-31 | 年間読了リスト

今年の年間、読了リスト

三浦綾子「細川ガラシャ夫人 上・下」(新潮文庫)
ジャネット・ウィンターソン「灯台守の話」(白水社)
津島佑子「笑いオオカミ」(新潮社)
高野潤「大地と人を撮る」(岩波ジュニア新書)
日野啓三「砂丘が動くように」(講談社文芸文庫)
有川浩「図書館戦争」(メディアワークス)
フリオ・リャマサーレス「狼たちの月」(ヴィレッジ・ブックス)
津島佑子「光の領分」(講談社文芸文庫)
佐藤正午「アンダーリポート」(集英社)
井上靖「敦煌」(新潮文庫)
有川浩「図書館内乱」(メディアワークス)
米澤穂信「インシテミル」(文芸春秋)
中島京子「冠婚葬祭」(筑摩書房)
池澤夏樹「きみのためのバラ」(新潮社)
テッド・チャン「あなたの人生の物語」(ハヤカワSF文庫)
大原まり子「機械神アスラ」(早川書房)
森絵都「屋久島ジュウソウ」(集英社)
米澤穂信「クドリャフカの順番」(角川文庫)
有川浩「クジラの彼」(角川書店)
イグナチオ・デ・ロヨラ「ある巡礼者の物語」(岩波文庫)
金城一紀「対話篇」(新潮文庫)
スーザン・マイノット「いつか眠りにつく前に」(河出書房新社)
ケヴィン・ブロックマイヤー「終わりの街の終わり」(ランダムハウス講談社)
井伏鱒二「還暦の鯉」(講談社文芸文庫)
シートン「狼王ロボ」(集英社文庫)
井上靖「あすなろ物語」(新潮文庫)
小野不由美「図南の翼」(講談社文庫)
森絵都「カラフル」(理論社)
井上靖「風林火山」(新潮社)
ダニエル・べナック「片目のオオカミ」(白水社)
井上靖「星と祭」(角川文庫)
倉橋由美子「聖少女」(新潮文庫)
日野啓三「天地」(講談社)
ジェフリー・フォード「緑のヴェール」(国書刊行会)
広瀬正「マイナス・ゼロ」(集英社文庫)
梨木香歩「からくりからくさ」(新潮社)
日高敏隆「人間はどういう動物か 選集8」(講談社ランダムハウス)
佐藤多佳子「しゃべれども しゃべれども」(新潮文庫)
有川浩「レインツリーの国」(新潮社)
倉橋由美子「暗い旅」(河出文庫)
有川浩「阪神電車」(幻冬舎)
星野道夫「イニュニック 生命―アラスカの原野を旅する」(新潮文庫)
星野道夫「旅をする木」(文春文庫)
湯川 豊「終わりのない旅 星野道夫インタヴュー」(スイッチ・パブリッシング)
有川浩「図書館危機」(メディアワークス)
野中ともそ「世界のはてのレゲエ・バー」(双葉文庫)
米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」(新潮社)
有川浩「図書館革命」(メディアワークス)
有川浩「別冊Ⅰ 図書館戦争」(メディアワークス)
尾崎翠「迷える魂」(筑摩書房)
野田知佑「ユーコン漂流」(文春文庫)
津島佑子「伊勢物語・土佐日記を旅しよう」(講談社文庫)
梶尾真治「アイスマン。ゆれる」(光文社)
ディケンズ「クリスマス・カロル」(新潮文庫)
野尻抱介「沈黙のフライバイ」(ハヤカワJA文庫)

計55冊。
今年は数ほど読んだという気があまりしません。
昨年よりは数は増えていますが、
中身(読書体験)が伴っていませんでした。

安部公房、井上靖、池澤夏樹、広瀬正、星野道夫、野田知佑、
有川浩、倉橋由美子、幸田文

などが今年の発見でした。
ほとんど故人ばかりですが、よいのです。

前にも書きましたが、今年のベスト1はなしです。
復刊されたもののなから選ぶなら、

広瀬正「マイナス・ゼロ」(集英社文庫)
井伏鱒二「還暦の鯉」(講談社文芸文庫)

のふたつがおもしろかったです。
来年は、たくさんある未読本を少しずつ減らしていきたいと思います。




言葉選びは自信から

2008-12-28 | 天体観測

最近、本に関する話題がないというわけではないのですが、

星の話の続きで、日渡早紀「星は、すばる。」(白泉社文庫)を読了。

私が生まれた頃に連載されていたので、何となく親近感が湧きます。

最初から最後までSFです、

でも何からまでジーンと来るのはなぜでしょうか。

ほろり、心がほぐれていきます。

天文部のバイブルになってそうな本です。






本の居場所探し計画

2008-12-27 | 本棚の整理

大きい本棚が近年の自重増でついに崩壊の危機に。

ということで本棚を解体し、

補強というかカナヅチでトンカチして応急処置。

流石に棚板が曲がっているのは気になります。


ついでに久々に本棚の整理をしました。

今回は、デジカメを使って本棚にある本の数を画像から数えることに。

これが意外とラクでよいです。

どこに何があるのかの保存にも便利です。


そして本を数えた結果、800と少し文庫本がある模様です。

(未読本はそのうち55%~!!)

マンガ文庫を除くと750冊です。

言うほど本がなくて安心。

でもないですネ……。





ボクタマを読む

2008-12-21 | 天体観測

月の写真を撮ってから何となく読みたかったマンガ、

日渡早紀「ぼくの地球を守って」(白泉社文庫版全12巻)を

本棚に余裕もないのに、全巻購入。

昔、BSでアニメが流れていたり、

立ち読みで読んでたりはしていたのですが、

ストーリーの細部をほとんど忘れていたので

読み返してみようかなと思って手に取り、

今日昼の3時頃から読み続け、11時前に漸く読破。

本流のストーリー自体は短いのですが、過去話の長い事長い事。

寝る→過去→現代→寝るの無限ループで

いつ終わるのかという感じで話が進みます。

中盤以降の“語り手の視点の切り替わり”も一気読みだとよく分かります。

ラスト近くにタイトルの意味が分かってくるのですが、

う~ん、何度読んでもイイです。






センター理科総合B

2008-12-20 | 教材研究

理科総合Bの2007年と2006年も解いてみました。

う~ん、何だろうか。知識(用語)を問う問題は毎年5問程度ですね。

(ふつうにやれば知識なくとも平均70点は取れるはず…)

環境(水質調査)とサンプリングを組み合わせた問題、

葉っぱ問題や森林区分の問題は頻出。

動植物は種類とともに名前をしっかり覚えておくとよいです。

“遺伝”は制約が厳しいのか過去3カ年で2問しかない。

なので、次は出てもおかしくない。

過去3カ年をふまえて、今後でそうなものは

①地球放射と太陽放射に関する熱量や大気の鉛直構造について。

 熱のやりとりの問題がなぜでない?
 大気圏とかオゾン層がどの高さにあるとか。
 教科書にある熱の分布の図をチェック。

②断層、地震、火山、地形も少ない。

 主な場所や事例などをチェック。

③顕微鏡の問題。

 過去に出てはいるが少ない印象。
 細胞分裂も全然出てないのでチェック。 

とは言え、勉強したからといって、

必ず100点が取れるような試験ではないです。







がんばれ、本の雑誌

2008-12-16 | 読書【未カテゴライズ】

そういえば09年1月号の「本の雑誌」が……

でだいたい分かるとは思うのですが、

年間購読の値上げがあったのでもしかしてと思ったら案の定ではないか。

(最悪、年間購読+店頭買いで2冊買うかな。)

(そんな微々たるものでは意味ないか。)

う~ん、もしかしてもしかした時の代わりになるかと思って

「ダ・ヴィンチ」09年1月号を買ってパラパラっと頁をめくってみたのですが、

こんな雑誌では代わりになるはずもなく、

( というか何~んもおもしろくなかった。全記事、各出版社の宣伝か!! )

( ひどい、ひど過ぎる、内容も読者も本読みなめんな!!!!!! )

( しょせんMFか… )

( ついでに買ったニュートン09年1月号の方が何万倍もおもしろい。 )

やめないで「本の雑誌」。

がんばれ「本の雑誌」。

この腐った本屋業界には、あなたたちの視線が必要なんです。

わたしたちにはその濃い~~読書示現(そんな言葉はありません)が必要なのです。

Give us more soul-stirring books, please !!




問題は日本語力。

2008-12-13 | 教材研究

最近、高校入試やセンターの問題、数学を解いたりしていて本末転倒な感じで、

授業(実験)の準備をしなければ…といいながら、すでに年末。

来年にするかな、セッケン作り。気温がもう少し寒い方がいいので。


さて、数学ですが取りあえず4STEPがないかなと思ったのですが、

学校には見当たらないので、

本屋さんに置いてあったスタンダードの数学Ⅰ、A、Ⅱ、Bの4冊を購入。

4STEPよりはちょっと簡単で、随所にヒントありで、中々復習にはよい問題集です。

(公○式に慣れている子にはいいかもネ。)

これで少し教科書的基礎力(計算力)を付けてから、

入試問題集で入試問題的発想力を養うとよいです。

ただし、入試問題集はどれがいいかはよく分かりません。

(昔、チャート式は使っていなかったので、使い勝手は分かりません。

いっぱい問題が載ってる方がやりがいがあっていいかな、とは思いますが)


そう言えば、高校入試用で基礎力を付けるには

旺文社の「高校入試の基礎」シリーズがお薦めです。

(今年の4月に出た本らしいので、あまりまだ評価されてないようです)

理科と社会はパラパラめくって見たのですが、100p以下の薄さで

基本事項がまとめてあり、過去問まで網羅してあって、700円は安いと思います。

まとめをノートに書いたり赤シートで消したりして、

忘れていることは覚え直して知識を整理してから、

過去問や予想問題を解けば、力が付く(はず)。

(まとめのチェックは、教科書があんまりなので…、定期テストでも有効かと思います。)


まあ、高校入試もセンター試験も結局は日本語力のテストです。

問題をよく読むべし。答えやヒントはだいたい書いてあります。

所詮、試験は日本語で書いてあるので、数学も理科も社会も英語も、

読解力つまり“国語”の試験なのだ。

英語力よりもむしろ日本語力。

「言葉を操って、考えを練り、言葉を放って、相手に伝える」

それは人の話を聞く態度やマナーにも繋がると思うのですが、

どうでしょうか?







昨年のセンターを解いてみた

2008-12-11 | 教材研究

教材研究というか、昨年のセンター試験の、物理、化学、理科総合Bをやってみました。

(生物はあまり勉強していないので、今のところスルーです)

しかし、この3つの内容はひどいです。

物理は簡単。引っ掛けが少なく基本問題ばかり。でも、平均は高くない、why?。

(Z会の緑本をやった後だとすごく簡単に感じるのかも)

(まともな計算問題がない。大問4にあることはあるが答えから立てるべき式が予想できる)

化学は相変わらず重箱の隅を突っつく問題ばかり。

(教科書の隅っこに書いてあるようなことばかりで、とてもマニアック)

(問題量も無駄に多い、複数選択がない)

理科総合Bは、地理か情報のテストではないのかこれ。

(サンプリングやグラフの読み取りは練習が必要?…でもないか)

(受験生をナメテイル問題が多い)

理総Bのテスト対策、何をすれば?という感じなので、

2007年と2006年もやってみようと思います。

少しは傾向(迷走?)が見える、ような気がしないでもない。

これと理総Aと物理Ⅰなどが同じ土台で裁かれるとは、

これでは、理系の大学でついていけるわけがないではないか…。






本屋・雑感

2008-12-07 | 読書【未カテゴライズ】

①2008年秋、岩波文庫一括重版が今更近くの本屋で置いてあったのでチェック。

大学図書館ではじめて借りた「アイルランド短編選」が懐かしかったり、

ジャック・ロンドン「荒野の呼び声」も読みたいなと思ったのですが、

(そういえば、深町訳で古典新訳文庫から出てなかったかな?と悩みつつ)

(ジャック・ロンドンそのものが柴田訳で再燃しているらしいのだが…未読)

結局、マルモンテルの「インカ帝国の滅亡」のみを購入しました。

これも重版が何度もかかっているの今更な感じがしないでもないですが、

新品で読みたかったので、つい手が伸びてしまいました。

②あと、講談社文芸文庫の戦後短編小説シリーズのうち、

谷崎潤一郎「過酸化マンガン水の夢」の収録されている

「第18巻 夢と幻想の世界」を買おうかどうか迷って買わず。

(このタイトルに惹かれませんか?そうでもないですか…)

(どこかの本か新聞でタイトルを読んだ気がしたのですが全く覚えなし)

(他には潤一郎ラビリンス(中公文庫)の11に収録されているそうですが、)

(値段はこちらの方がお得、ただし、本屋では見つからず。)

割高というか、読みたい作家をこっちが選べたらいいのに、

と思う収録作品ばかりなのが、残念です。

そろそろ本屋さんから消えそうな予感大です。

③幸田文の文庫本を確認。

講談社文庫4冊、ちくま日本文学、文芸文庫に「黒い裾」が復刊されていた。

新潮文庫は2冊しか置いてなく、もうダメダメ。

(新潮文庫は、背が白いのを色付けて、重版かけていますが、)

(それ以前にやることがあるはずでは?)


現状はこんな感じなので、まだまだ安心して、ゆっくり集めながら読めます。






星の光に祈りを

2008-12-02 | 天体観測


昨日の夕方の三日月と金星と木星のニコちゃんマークはみなさん観たでしょうか?

081201 17:25頃

私も夕刻、デジカメを夜景モードにして、撮りまくっていました。

都会の灯りの下でも十分、観る事ができたのではないでしょうか。

写真では“地球照”もしっかり撮れていてびっくり。

今日はすでに三日月に抜かれて(?)昨日のようには観えませんでした。

(月は地球を公転しているので、月の入が毎日遅くなるので仕方ないのです)

081202 17:00頃

天体観測も寒いですけど中々乙なモノです。

国立天文台のフリーソフト「Mitaka」も活用してみるといいですよぉ。


それで、本屋で星に関するものがないかなと思っていたら

サイエンス・アイ新書の

藤井旭「はじめる星座ウォッチング」(ソフトバンククリエイティブ)を運よく発見。

サイエンス・アイ新書は、世にも珍しい科学オンリーの新書で1冊1000円。

ブルーバックスに比べたらどうかと思っていたのですが、

こちらはカラー豊富!!、しかし再生紙で長持ちは疑問!?、という仕様で、

図書館ではよく借りることは多かったのですが、

自分で購入するのは、倦厭していたところがあるのですが、

近頃のラインナップの豊富ぶりには目を見張るものがあります。

理科教員以外にも一般の方にも

十分興味を持っていただけるものが多いのでは?

特に初版で終わりそうなものが多いので、

確実にゲットした方がよいと思います。

いつ、品切れになるか、分からないので…。

これは、ほかの新刊本にも言えることです。


081204追記:写真upしました。デジカメでも撮れるもんです。

081207追記:画像ソフトを使って色を変えてみました。案外、コレ難しいですネ。