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図書館内乱、読了

2008-03-30 | 読書【読了】

有川浩「図書館内乱」(メディアワークス)を読了。
図書館シリーズの第二弾。
内容は、まあタイトル通りでした。
連作ものなので伏線を楽しみたい!と思いつつも、
グイグイ主人公郁に引っ張られるこのシリーズ。
今回は、脇役にスポットを当てつつ、
ついに秘密がバレてしまい、さてさてどうなるかという所で次巻へつづく…。

むぎぃーとこの展開に唸りつつ、引き込まれてゆくのでした。
作者のいうとおり、これはアニメなんかよりさっさと連ドラ化して欲しいです。
平日10時枠か、土曜9時枠。
でも、絵的に図書館はあまりうけないかも。
適したロケ地があればよさそうですが。

あと作中の「レインツリーの国」が実際にあるというのもおもしろいところ。
残り2冊を早く読みたいです。




海外版FFT-A

2008-03-29 | GAME

海外版FFT-Aのおまけに関するメモ。

クリアー後、リッツ、シャアラ、エゼル、バブズ、シド加入のクエストあり。
ただし、シドに関しては全300クエストを消化後、ベルベニア王宮に行くと一連のイベントが発生。
その後は、淡々とクエストをクリアしていくだけです。
敵の所持するレアアイテムは、源氏シリーズ、リボン、カチューシャ、ナグラロクなど。
今さら盗む気もしません。
仲間になった後、リッツとシャアラは基本的に戦闘中に会話はありません。
おつかいクエストに出すと、結果を話してくれますが、会話というより報告。

そして、もう一つバブズに関して、これはクエストLeft Behind終了後のイベント後、
すぐにパブに入り直して、クエストWith Babusを選択しないといけません。
イベント時にバブズが“すぐに”と言ってます。
なので、イベントをスルーしてしまうともうダメです。
スルーするとなぜか“王家の谷”ではラスボスへのイベントが全く起こりません。
こういう仕様なのでしょうか?

シド関連のイベントをクリアするともうひとつのエンディングへ。
(このシーンは、youtubeにあります)
内容は、何だか意味不明です。ジャッジメントソードって何?
そもそもジャッジとは何者かの説明が少ないのでよく分かりません。
ジャッジなんて本当はチョコボごとコンボでやっつけてしまいたいのですが…。

あとシドは予想通り弱いです。盾も装備できないし、剣も中途半端にしか持てません。
何より固有ジョブは、命中率の低さがネック。
こんなの今さら使えるか~。






人に埋もれる季節

2008-03-23 | 読書【未カテゴライズ】

前から気になっていた安部公房を集め始める。
手身近なところから安部公房「壁」(新潮文庫)を読み始める。
50年以上も前の作品に、本に年代は関係ないことを理解しながらもただ平伏すのみ。

改めて人は複雑な思いで生きているんだなと思います。
生きること、死んでいくこと、新しい命。
沈んで浮かんで漂ってゆく、この身。
精神と身体とあと一つ。
ルールとモラル。
モチベーションだけではダメになって来ているかも。
年齢を重ねる度に、自分の姿を見つめ、世界を見つめる時が増えるのです。




sense of wonder

2008-03-12 | 読書【未カテゴライズ】

気付いたら冬が終わり、春です。
ここ数日は完全に春が来たって感じです。
読書は、オオカミ繋がりでリャマサーレス「狼たちの月」(ヴィレッジブックス)。
今日中に読了は無理ですね…。

ヤフオクについてのメモ。
まあ欲しいものを検索で探すんですけど、結構出品者の方がいい加減で(わざと?)
名前が間違っている場合が多いです。
そうすると検索エンジンは正直者なので、正確に弾いてしまいます。
何がいいたいかというと、作家なら名字だけ、あるいは名前だけで
検索すると結果が変わる場合があります。
なぜか、名前の漢字のタイプミスが多いです。
うまくすると探し物が見つかるかもしれません。
あと、買うかどうか迷っていると、リアルでふつうに手に入る場合があります。
なぜなんでしょうか?
偶然かそれとも必然か。
ネットで探し物を続けることで、リアルにも何かしらの影響が…。
そんなワンダーはないと思うけど。




アンダーリポート、読了

2008-03-07 | 読書【読了】
佐藤正午「アンダリポート」(集英社)を読了。
最初から引き込まれ、最後までページを繰る手が止まらず。
途中から、今回の小説のキーワードは、Xか~と何だか嬉しくなる始末。
内容、語りの回りくどさは、いかにも佐藤正午。
それでも、読ませるんだから、不思議です。
ジャンルがどうとか、オチがどうとか、小説の構造がどうとか、
気にしないことです。
あと、久々の集英社刊行ですし、その辺も評価大です。






20年前の風景

2008-03-06 | 読書【SF】

もう完全にSFから足を洗ったつもりでしたが、
ヤフオクでサンリオSF文庫を見つけると何だか沸々と煮えたぎるものが。
我が家には、サンリオSF文庫はマラフレナの上・下巻の2冊しかありません。
もちろん、コンプリートしたいとも思いませんが、
いくつか読みたい本があるんですよね。(川○弘美解説のディッ○本とか)
まあ、読む価値があるかは別として。
物の値段に対する価値観が揺らいで来るのは確かです。





looking back 1988 - 1990

2008-03-05 | MUSIC

鈴木祥子1st~4thアルバムの再発情報。
タイトルは、

SHO-CO-SONGS~乙女の祈り~a maiden's prayer

6月11日発売。
どうしちゃたんでしょうか…このタイトル。
何だか完全に吹っ切れたのでしょうか、悩みというか年齢というか。
( 2枚組み。1st + 2ndで一枚、3rd + 4thで一枚、中身はセレクトかな? )
特典てんこ盛りな内容だそうです。
CDジャーナルによると新譜も出る予定らしいので、
今年はリリースが続くみたいです。
「 Shoko Suzuki Best Collection 」以来、何だか景気イイです。


読書は、佐藤正午「アンダーリポート」(集英社)。
おもしろいです。読み始めたら止まりません。




笑いオオカミ、読了

2008-03-04 | 読書【読了】
津島佑子「笑いオオカミ」(新潮社)を読了。
少女誘拐、戦後の混乱、時刻表。
作者曰く、オオカミは出て来ない。

確かに。

物語は、線路の上を転がり続け、
たまにいくつかの車両は離れて、奈落の底へ落ちてゆく。
ある時代を描くというのは、難しいなと感じました。

次は、津島佑子「火の山 山猿記」(講談社)になるかもしれません。