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流れてゆく雲と地上の楽園

2007-05-28 | 読書【未カテゴライズ】
 
1995年に出版された日野啓三「聖岩ホーリーロック」(中央公論社)。

市立図書館から借りてきた一冊。

この本は、ずっと手元においておきたい一冊なのですが、古本で未だに見つからず。

その後、文庫化されたものもすでに絶版状態です。


この本を読むたびに、静かにじっと世界を見つめることの難しさを知ります。

言葉ひとつひとつに意識が宿って、文ひとつひとつに命があるような、
そんな素敵な文章です。

(写本して、少しは爪の垢を煎じて飲んでみたいです)


今日はいろんなものが失われた一日でした。
戻らないものに、後ろ髪を惹かれるのでしょうが、
それでも人は前に進んで生きていく。
空も海も、ただ流れてゆく
風を纏いながら





読書スピードup?

2007-05-26 | 読書【未カテゴライズ】
 今年1月からの読書リストを作成してみると、驚くことに去年のペースをはるかに上回るペースで読んでいることが判明。春の九州旅行の効果もあるけど、やっぱり図書館に行くペースが上がっているからだろうな、たぶん。その分、勉強が捗っている、わけではないのがツライところです。

 本当の所をいうと、実は、最近いい加減に読書しているので、ペースが早いのです。というのも地の文を速読しているので、かなりの時間短縮にはなるのですが、あんまり内容を追っていけていなかったりするのがたまに傷。読書はスピードが問題ではないので、本当はゆっくり時間をかけて読みたいのですが、最近そのあたりの集中力が切れてきているのも事実。読める時に、本を読んでおくのがベストです。





天の前庭、読了

2007-05-26 | 読書【読了】
 ほしおさなえ「天の前庭」(東京創元社)を読了。夕方、OOスモーをチラチラ観ながらスラスラ~と読んでしまいました。感想は、全体的に何だかゴチャッとしてました。前著「ヘビイチゴ・サナトリウム」は、読後にそれなりのまとまりを感じたのですが、今回は何だか話の構図が途中からよくわからなくなって来て、最後の方はさっぱり伏線に着いてイケズ。結局、謎としている部分は、どっちが正しいかは話の中で問題ではなくなるのでしょうが、何か合点がいかない。後半に行くに従って、ずれてぶれていく感じに、正直着いていけなかったです。SFなのかミステリなのか、結局どっちにもオチナイので困りました。ストーリーにグイグイ引き込む力があるだけに、どこかお話としてまとまりに欠けていて、残念。

 ミステリ・フロンティアもこれで5冊、読んだことになります。でも、ミステリというよりミステリータッチのライトノベルという感じのものしか読んでいないため、イマイチこのシリーズの全貌がつかめない。学園モノも正直飽きてきたし、次は違う毛色のものを読もうと思います。






犬はどこだ、読了

2007-05-25 | 読書【読了】
 米澤穂信「犬はどこだ」(東京創元社)を読了。軽いテイストで話は交互にふたりの語りでテンポよく進み、事件という事件も起こらず終了。相変わらずグレーというかビターな感じでした。短編集あるいは次回作に期待です。次は、図書館で借りてきた篠田節子か野中ともそかハタマタ今まで未読のムラカミハルキの「ノルウェイの森」かって所ですか。

 最近、ホンゲル係数(出費に対する本の割合)が結構高いな~と反省。収入に比例したお買い物に気をつけないとね。





やっぱりチャート式が一番わかりやすい

2007-05-24 | 教材研究
 今日は、物理Ⅰのチャート式を購入。これだけ図と解説が簡潔にまとめられていて、例題も付いているとかなりよい参考書になります。値段は1500円と、かなり高いですけど。あと、「実験でわかる物理学」(誠文堂新光社)という本も購入。他に化学・生物・地学もあり、中学理科での実験に焦点を当てて、実際に指導した場合のポイントまでも網羅してあります。これが、中学校の参考書コーナーにあるのもどうかと思うのですが、いい参考になりそうです。

 あと、バーネット「秘密の花園」(光文社古典新訳文庫)も購入。今日一日で、4000円が飛んでいきました。




創元ミステリ・フロンティアシリーズ

2007-05-22 | 読書【未カテゴライズ】
 今日、風の抜ける図書館で桜庭一樹『少女には向かない職業』(東京創元社)を読了。ミステリーではなく、何だかよく分からない展開で困りました。事件は長期休暇にしか起こらない(そうかな?)。小説としての出来よりも、読みやすさ・分かりやすさがよいのでしょう。それにしてもこのシリーズは、カヴァーとタイトルのイメージによるところがほんと多い。さすが(岩郷重力+WONDER WORKZ)。

 ほかに同ミステリ・フロンティアシリーズの、ほしおさなえ『天の前庭』と米澤穂信『犬はどこだ』を借りて来ました。どっちもこのシリーズ二作目、2005年作品。あと野中ともそ『世界のはてのレゲエ・バー』(双葉社)も。読書する時間を作るように努力したいものです。




本棚の入れ替え戦

2007-05-20 | 本棚の整理
 今日は探しものもあって、本棚のチェックをしました。探し物は、中学の時に買った三宅泰雄「空気の発見」(角川文庫)とファラデー「ロウソクの科学」(角川文庫)の二冊。物質とか化学反応とか、その辺の授業での話の参考になるかと思ったので。

 久々に整理しながら、昔買った本を見て、本棚の入れ替えをする。リスト化もexcelを使って少しずつしています。文庫本も溜まると、場所がなくなって来るのがどうしようもなくて…。本も最近は、読むといるよりは見るという状態です。





ガリマスな2枚

2007-05-12 | 家電
 車の中でラジオ再生するキットを3000円で購入しました。聞いていたとおり、音声はFMラジオより悪い。ipodの音声、何か音楽とは別のバックグラウンドでザワザワ感があるのですが、これがラジオ電波では増徴している感じがします。まあ、元音源の劣化したヤツのさらに劣化電波なので、悪いに決まっているのですが。

 そういえば今年の2月に、Xの2枚のアルバムがデジタルリマスターされました。漸く、今頃、その音源を聞いているところです。BLUE~の方は、噂通りクリアになっているかというと、私が聞く限り何だか微妙な感じで。ENDLESS RAINは、バラードベストとそう変わらないです。WEEK ENDは、相変わらず最後にカラスがカァ~と鳴くような音が入っているので、何だか安心。やっぱり、音、そんなに変わってないぞ、これ。WEEK ENDのシングルnewバージョンの方がいいような気が…。BLUE BLOODは、最高の1枚であるだけに、何だかがっかりリマスター、略してガリマス、です。逆に、Silent~の方は、Miscastを聞いた時に、結構音がよくなっている気がしました。ギター、ベース、ドラムの音がクリアになった気がする、かな。といっても、これが3000円以上するのは、やはりどうしても納得が…。単純な再販ではないから仕方がないのでしょうか。しかし、ユーザーをなめていることに変わりはない。





10年分の不満を移植

2007-05-12 | GAME
 PSPの移植版がでたそうです。新ジョブにたまねぎ剣士や暗黒剣士、新キャラプラス、新エピソードプラス、新アイテムプラスだそうです。何だか10年もののヘヴィユーザーと全くの初心者のライトユーザーがいるわけで、色々混乱しているようですが、実際どこがどう変わったかを正確に知りたいです。移植の際の新要素がFF5やFF6などのGBA移植の時に、あまりにもどーでもよかっただけに、FFTも微妙な感じなのでしょうか。

 開発にヘヴィユーザーがいるというのであれば、新要素を安易に増やすのではなく、ゲームシステムのイケズな所をマイナーチェンジする方が重要なのでは。(ジャンプの滞空時間がどの程度なのか、飛ぶ前に教えてくれるとか、見習い戦士とアイテム士のジョブレベル8はめんどくさ過ぎるのでやめるとか、不満はいっぱいあるわけですが…。)その辺は、他のFFの移植作よりは、いいようです(源氏シリーズが手に入ったりとか)。

 でも、新要素もどっちかというと、各ジョブ毎にプラスして欲しかったというのが本音。アビリティで言えば、ナイトにアクセサリブレイクぐらいは増やすとか、召喚魔法(チャージの短いヤツ、例えば、集団混乱など)を増やすとか、銃の二刀流可能とか、弓使いにみだれうちとか、モンクの地裂斬に対して空裂斬とか何でもよかったのに…。あと固有ジョブに一人毎に一撃必殺技的なもの(ホーリーブレスのように広範囲攻撃とか)があってもいいと思うのですが…。

 不満は尽きないといったところですが、10年経ってリメイクされて出るということ自体が奇跡と言ってもいいので、ある程度は目を瞑ってガマンガマン。





5月ですね。

2007-05-11 | 読書【未カテゴライズ】
 5月です、今年も教員採用試験がやってまいりました。例のごとく、あんまり勉強してないですが、所詮狭き門なので、ペーパーの対策はあんまりやる気ないです。

 昨日、図書館から恩田陸「図書室の海」(新潮社)、篠田節子「ロズウェルなんか知らない」(講談社)を借りてくる。暇を見つけては、読んでいこうかなと思いますが、7月まではしばらく問題集とにらめっこです。