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ヨムヨム第2号にイカリ

2007-02-28 | 読書【未カテゴライズ】
 木地雅映子「氷の海のガレオン/オルタ」(ピュアフル文庫)を昨日、寝る前にさっくと読了。感想は、学校ってこんな感じの所だったかな?と思う所がチラホラ(もちろん分かる所も多々あるのですが、馴染めない子やいじめは確かにありましたけど、うーあまり難しく物事を考える必要があるようなないような…)。でも、学校に行く事、それ自体の意味を問うことに、そんなに意味があるのかと、ふと考させられます。オルタの方は、ほとんど小説というか告白でした。
 
 さて今日はヨムヨムのvol.2を購入してしまった。雑誌とは名ばかりで、読みものがほとんどなく、これで値段680円は、ぼったくりです。目次に豪華作家陣が並んでいるのは、創刊号と変わらないのですが、どっちかというと名前だけで、文章の中身はスカスカで、だまされた感が大きい。この先、第3号でどうなるかわかりませんが、部数が売れなくなってきたら、村上春樹投入って感じが濃厚。というかこれ、やっぱり雑誌じゃないでしょ。

ピュアフル文庫をはじめて買った

2007-02-27 | 読書【未カテゴライズ】
 昨日は、学校に顔出したりと色々忙しく、それ以外にも徹夜気味でようやく今、一つ仕事終了。今月はあと二日しかないし、めんどくさいことばかり。でも、昨日は本屋さんで、野中ともそ「パンの鳴る海、緋の舞う空」(集英社文庫)と木地雅映子「氷の海のガレオン/オルタ」(ピュアフル文庫)を購入。
 さてさて、読書時間がもっと必要な感じです。

寒の戻りにはまだはやい

2007-02-25 | 読書【未カテゴライズ】
 今日は、久々に色々買いました。新刊は、荻原規子「これは王国のかぎ」(中公文庫)といってもこれは、文庫化作品で、昔たぶん青春アドベンチャーでやっていたと思う。後は、新古書店でグレッグ・ベア「無限コンチェルト」(ハヤカワFT文庫)、矢野健太郎「数学への招待」(新潮文庫)、柳田邦男「空白の天気図」(新潮文庫)を購入。この新古書店では、値付けが元の本の値段が基準になっていて、買う方も売る方も値段が全部でいくらになるのかよく分からない。良いような悪いような微妙な感じ。
 無限コンチェルトは、というかベアってまだ知っている人いるのかな?最近、新刊出てないし、特にこの本はファンタジーなので、認知度低いかも(そういう私も完全に忘れていたのですが)。この本自体はあまり話題になることもなく、まあ内容もそんなに期待しているわけではないのですが、取りあえずの一冊。残り二冊は、前から読みたかった本で、探していた本です。2冊とも私が生まれる前の本で、とっくに絶版です。数学への招待は、特に文系の数学嫌いな人にお勧めです。数式が特に苦手な人とかによいです。

 けれど現在は、エリクソンの「黒い時計の旅」(白水Uブックス)を読んでいます。エリクソンは、ハマリだしたら止まらないんです。

FFTプレイ記録③

2007-02-19 | GAME
 年明けからちょこちょこやってました。漸くアイテム士のジョブレベル8に到達。滅茶苦茶めんどくさかったです。最後は、砂漠で3人のアイテム士同士の殴り合いで終了。その中で、バクがひとつ。取得JPアップを付けているのにアップしないのが一人いた、なぜ?

 ものまね士にした所、やはりレベルアップがめんどくさいです。取得expアップが付けられないし、行動も遅いしで、レベル1から上げ始めて、30まではとてもじゃないががまんできない。三回行動でレベルが上がらなくなる当たりで、大抵やめてしまう。行動も、算術かチャクラか殴るしかないので、とても飽きる。でもドーピングのおかげで、レベル50のステータスがほぼレベル30程度で再現可能に。ものまね士によるドーピングはやり過ぎると完全にゲームバランスを壊すようです。何事もやりすぎに注意ってことで。
 現在、ドーピングで忍者オンリーレベルupキャラを育成中。完全にスピード&密猟要員です。あとは、ものまね士でドーピングするのは引き出す用と魔法系二人かな。アグリアスさんは、ものまね士(30回)と忍者(20回)のコンボで十分といった感じです。目指す能力値は、もう少し高いところですが、カンストしない程度には抑えたいです。
 そういえば3章の砂漠でのランダムバトルには、黒魔道士以外にも召喚士も出るみたいです。といっても、シーフの帽子以外めぼしいものはすでにありませんが。

 (追記:カテゴリー機能を使って過去の記事を整理中です。というかカテゴリーの設定する場所に今まで気付かなかった。)

闇から人を救い出すにはどうするべきか?

2007-02-18 | 読書【SF】

土日の2日間はゆっくり(寝てばっかり…)、久々に20分ランニングをしたら、

翌日足腰が痛い。定期的に運動しないと非常にまずい。

(ちなみに、この記事のタイトルは、内容と関係ありません、

まったく! この二、三ヶ月で与えられた命題のようなものですので、気にしない気にしない)

来月は、いろいろと出るようです。

その一つ、神林長平「膚の下」が早くも文庫化、と思ったら単行本が出てからもう2年経っていた。

何気にショック。というかこの2年新作はなしということか…うーん。

上下巻で出るらしいのですが、

上下といえば確か「猶予(いざよい)の月 上・下」(ハヤカワ文庫)がありましたね。

一時期、版切れになっていて心配したのですが、雪風人気で光文社文庫を含めて

ほぼすべての著作がハヤカワJAにあります。いい時代になったもんだ、と思う一方で、

ハヤカワ文庫のカヴァーはどれもイマイチで、代わる前も代わった後も、微妙…。

前にも言ったかもしれませんが、たぶん対象とする年齢が掴めないからでしょう。

「猶予の月」の内容やストーリーは、二回ぐらい読んだからなのか、よく覚えています。

長いですが、たしか上巻最後の方が好きです。

今更、敵は海賊シリーズ以外は読み返したいと思うことのない作家になってしまっただけに、

早く新作が読みたいと思ってしまいます。


「本は待ってくれる」。たしかに本当にそうだと思います。

休みに入ったら本棚を整理して、どこに何があるかぐらいは把握できるようになりたいと思います。




5、読了

2007-02-15 | 読書【読了】
 今、読み終わりました。最後、250ページは一気でした。タイトルの5は、じわじわと効いてきます。「Y」や「ジャンプ」のように直球ではありません。それで、ずーと読んでいて頭に浮かぶイメージは『粘着』でした。手と手とが触れ合ってネバネバ、出会いが入れ代わり立ち代りでネバネバ、そんな感じでした。なので、どこか頭の中では、ユニコーンの曲がかかっていたような…。
 今回のテーマは、帯を見る限り、小学館か!!と突っ込みが入るようなテーマかと思ったのですが、そこは佐藤正午。最後の2章には、思わぬ展開があり、うー、自分の中では賛否両論。500pは読み応えがあり、内容もすごく読ませてくれるのですが。結局の所、『石橋』というキャラクターを受け入れられるかどうか、って感じです。角川書店から出ているということを考慮して、私的な評価は★4つ半。すでに友達に薦めてしまったのですが、果たしてどうでしょうか。

 さて明日、いや今日か。審査会です。powerpointの修正がまだ終わっていません。これから、朝までに直して、発表練習とかしないと…。少しは、頭の中が整理されたかな。

本当の世界を知る年頃

2007-02-04 | 読書【未カテゴライズ】
 中島京子のエッセイ集「ココ・マッカリーナの机」(集英社文庫)を読了。スラスラと読み終えてしまった。著者が作家になる前の、渡米し教育実習生として過ごした日々を主に綴っている。一番のエピソードは、「十四歳」。すっーと、すべてのイライラや悲しみを許せる時が絶対にやって来る、いや来たというべきかも、中学・高校の頃を思い出しました。
 (例えば、山田詠美「ぼくは勉強ができない」(新潮文庫)の中の白と黒のエピソードや立原えりか「妖精たち」(角川文庫)の妖精の最後の一言などを思い出しながら、)世界の捉え方というか、ものの見方というか、だだっ広い宇宙や人間原理を何のフィルターもなしに、心だけで見つめた時に、はじめて焦燥感や苛立ちといったものを感じ、居心地の悪さを覚えた、ということを思い出した。いわゆる他者と自己の関係、距離感というものを、はっきりと認識したということ。断絶というか、遠いというか、知識では決して埋まらない感情的な溝というか、まあ、そんなこと。いわゆる自分の生きている世界に絶望するということでしょうか?(大げさな…)そこで新たな尺度を見つけるか、それとも何かにあがない続けるのかは本人の努力次第ということだと、今では思う。でも、今の子はもっと複雑に、難しく色々と考えてしまうのかも、命より大切なものはない、そう思うのですが。

 追記:今日、中島京子「FUTON」(講談社)を図書館から借りて来る。「5」が終わったらかな。

佐藤正午「5」、開始

2007-02-03 | 読書【未カテゴライズ】
 購入しました、佐藤正午「5」(角川書店)。5はfiveじゃなくて、文字通りgoです。軽く読んだ感じは、なかなかイイです。500ページを越える長編で、たぶん、著者の最長編ではないかと思います。読み応えがありそうです。キャプテン・フューチャー最終巻も購入し、財布の中はスカスカです。全巻購入ポストカード8枚(11枚でないの?)の締め切りは4月末らしいです。