昨日、佐藤多佳子『一瞬の風になれ 3』(講談社)を読了。(買ったのは26日(木)…)おもしろかったです。ある場面を切り取ったような瞬間の、スピード感とこの先、どんな時でもこの一瞬を覚えているだろうという充実感に満ちた、作品でした。今年のベスト候補です。強いて言えば、後日談や番外編などを、もっと読んでみたい!!という気になります。
金曜日に、はじめて大学のトレーニング施設に行って、調子に乗って腹筋を数十回したら、土・日の2日間、筋肉痛地獄。しかも、どちらかというと今日の方がツライ。でも、休みも程ほどに、出かけっぱなしの忙しいこの2日間なのでした。なので、読書も進まず、そして研究も進まず。学会まであと2週間しかないから、結構まずいかもしれない…、ちょっと今後の方針を悩んでいるので、うー、仕方ないかも。
話は変わって、フリーのMP3編集ソフトをダウンロードして使ってみました。結構、サクサク使えます。楽に曲の頭などのいらない部分をカットできます。(ほとんど、youtubeの編集に使う目的でしかないのですが)そんでもって、毎週笑いながら観ている「仮面ライダー カブト」。主人公だけでなく、周りのメンバー(剣とじいや、蓮華ちゃんと加賀美さん、そして矢車さんと影山さん)も最高です。各種設定は、はっきり言ってついていけていません。例えば、
時間(空間も)を操作できるということは、もうストーリー的に何でもありなのでは?
メインヒロインと風間さん&ゴンは、いったいどこへ?
バッタさん達は、脱皮しないのでしょうか?(そう言えば、そもそもバッタは脱皮しない?)
最近、クロックアップが省略されているので、戦闘シーンがさっぱり何をしているのか分かりません。
それでも、矢車さんかっこよすぎ。影山&加賀美がちょっとヘタレ過ぎ。
あと3ヶ月で終わりと思うと寂しいです。
話は変わって、フリーのMP3編集ソフトをダウンロードして使ってみました。結構、サクサク使えます。楽に曲の頭などのいらない部分をカットできます。(ほとんど、youtubeの編集に使う目的でしかないのですが)そんでもって、毎週笑いながら観ている「仮面ライダー カブト」。主人公だけでなく、周りのメンバー(剣とじいや、蓮華ちゃんと加賀美さん、そして矢車さんと影山さん)も最高です。各種設定は、はっきり言ってついていけていません。例えば、
時間(空間も)を操作できるということは、もうストーリー的に何でもありなのでは?
メインヒロインと風間さん&ゴンは、いったいどこへ?
バッタさん達は、脱皮しないのでしょうか?(そう言えば、そもそもバッタは脱皮しない?)
最近、クロックアップが省略されているので、戦闘シーンがさっぱり何をしているのか分かりません。
それでも、矢車さんかっこよすぎ。影山&加賀美がちょっとヘタレ過ぎ。
あと3ヶ月で終わりと思うと寂しいです。
何だか長い1週間だったような気がします。昨日、何とか梶尾真治「精霊探偵」(新潮社)を読了。予想通り、あまりおもしろくなくて、困りました。うーん、SFなのかホラーなのか、エンターテイメントなのか、さっぱり分からず。黄泉かえりの影響の後遺症って感じです、この路線しかないのか…。現在、ロダーリ「猫とともに去りぬ」(光文社新訳文庫)と中谷美紀「インド旅行記2 南インド編」(幻冬舎文庫)を読みながら、週末を迎えるのでした。
今、寝る前にロダーリ『猫とともに去りぬ』(光文社古典新訳文庫)を読んでいます。不思議なお話が多くて、楽しいです。1ヶ月以上前から車の中で読んでいた、中谷美紀『インド旅行記1 北インド編』(幻冬舎文庫)も今日中に読了できそうです。2巻の南インド編もおもしろそうです。今月は、ついに完結します!!、佐藤多佳子『一瞬の風になれ 第三部 -ドン-』が23日の予定です。この日は、ずる休みでもしたい気分。
さて、研究もそろそろ佳境…って来月に、もう一回学会ポスター発表があるのです。はっきり行っていくのがめんどくさいです(この前の英語ポスターを日本語に修正するだけになるかも)。研究のためと称して、John R. Taylor『計測における誤差解析入門』(東京化学同人)を購入。前から欲しかったのですが、土曜日、大きい本屋さんに行って、偶然に発見⇒約10分程買うかどうか悩む⇒いろいろ理由(いいわけ)を考え自分を納得させる⇒購入決定。専門書なので4200円+税。高くも安くもない感じ。でもこの本、独習者向けとあるし、わたしの中途半端な知識を何とかして体系化してくれると信じています。昔、「誤差解析」で調べたとき(2005.8.21の記事です)に、まともそうな教科書はこれぐらいだったのです。あの時は、本屋で探しても見つからず、脇田英治『これだけは知っておきたい 数値解析のはなし』(技報堂出版)を買ったのでした。最近の記憶喪失症気味なわたしでも、本のことについては覚えているなんて、う~ん何だかなー。
さて、研究もそろそろ佳境…って来月に、もう一回学会ポスター発表があるのです。はっきり行っていくのがめんどくさいです(この前の英語ポスターを日本語に修正するだけになるかも)。研究のためと称して、John R. Taylor『計測における誤差解析入門』(東京化学同人)を購入。前から欲しかったのですが、土曜日、大きい本屋さんに行って、偶然に発見⇒約10分程買うかどうか悩む⇒いろいろ理由(いいわけ)を考え自分を納得させる⇒購入決定。専門書なので4200円+税。高くも安くもない感じ。でもこの本、独習者向けとあるし、わたしの中途半端な知識を何とかして体系化してくれると信じています。昔、「誤差解析」で調べたとき(2005.8.21の記事です)に、まともそうな教科書はこれぐらいだったのです。あの時は、本屋で探しても見つからず、脇田英治『これだけは知っておきたい 数値解析のはなし』(技報堂出版)を買ったのでした。最近の記憶喪失症気味なわたしでも、本のことについては覚えているなんて、う~ん何だかなー。
今日は図書館で、梶尾真治『精霊探偵』(新潮社)を借りてくる。ついでに生物関係の本、植物と動物の寿命の違いとか、渡り鳥を衛星で追跡した奴とか、文化鳥類学が~、といった本も借りてくる。あと本屋で中谷美紀『インド旅行記2 南インド編』(幻冬舎文庫)を購入。思った以上に薄くてペラペラ、3巻以降だいじょうぶなのでしょうか…。
夕方、何となく本棚から取り出した三田誠広『いちご同盟』(集英社文庫)を読む。3回目か4回目だったのですが、徹也の「百で生きろ」の一言が心に残ります。国語の教科書では、カツ丼と相撲のところだけのいいとこどりの内容だったのを覚えています。死と中学生というテーマの下、上辺だけではない友人の「死」という現実に、高校受験、親や友達の人生観を織り交ぜてあり、細部を読めば読むほど、この3部作の根底に流れる「ひとあるいはその世代の挫折と抵抗」が見えて来ます。
最近、青春直球ものばかり読んでいたので、この辺で別の路線に乗り換えるつもりで、『精霊探偵』を借りてきました。正直、去年の『波に座る男たち』(講談社)も未読のまま本棚に眠っているので、読めるかどうか分かりません。『黄泉かえり』(新潮社)以降、徳間デュエル文庫(だったかな?)のエマノンシリーズとかまともに買っても読んでいないのです。たぶん、私の中のイメージの問題としか答えようがないというか、単におもしろくなくなったと言ってしまえばそれまでなのですが…。
話は全然変わって、今度、TAで1年生に『重力』について教えないといけなくなった。といっても万有引力の法則から地球の密度を求めるだけなんですけど。重力加速度gが求まれば、地球の密度が分かるという事を理解させろ、という指令なんです。万有引力の法則は、F=GmM/R**2。Rは地球半径、Mは地球の質量。そもそも力は、F=mgなので、M=g*R**2/Gを解けば、地球の質量が出ます。これを地球の体積V=4πR**3/3で割ればρ=M/V、地球の密度が求まります。簡単。すげー簡単。でも、ケプラーの第3法則から話をしないといけないと言われたので、ちょっと『ファインマン物理学 Ⅰ力学』(岩波書店)などで復習。地球の質量を求めるのが問題なんでしょうか?
夕方、何となく本棚から取り出した三田誠広『いちご同盟』(集英社文庫)を読む。3回目か4回目だったのですが、徹也の「百で生きろ」の一言が心に残ります。国語の教科書では、カツ丼と相撲のところだけのいいとこどりの内容だったのを覚えています。死と中学生というテーマの下、上辺だけではない友人の「死」という現実に、高校受験、親や友達の人生観を織り交ぜてあり、細部を読めば読むほど、この3部作の根底に流れる「ひとあるいはその世代の挫折と抵抗」が見えて来ます。
最近、青春直球ものばかり読んでいたので、この辺で別の路線に乗り換えるつもりで、『精霊探偵』を借りてきました。正直、去年の『波に座る男たち』(講談社)も未読のまま本棚に眠っているので、読めるかどうか分かりません。『黄泉かえり』(新潮社)以降、徳間デュエル文庫(だったかな?)のエマノンシリーズとかまともに買っても読んでいないのです。たぶん、私の中のイメージの問題としか答えようがないというか、単におもしろくなくなったと言ってしまえばそれまでなのですが…。
話は全然変わって、今度、TAで1年生に『重力』について教えないといけなくなった。といっても万有引力の法則から地球の密度を求めるだけなんですけど。重力加速度gが求まれば、地球の密度が分かるという事を理解させろ、という指令なんです。万有引力の法則は、F=GmM/R**2。Rは地球半径、Mは地球の質量。そもそも力は、F=mgなので、M=g*R**2/Gを解けば、地球の質量が出ます。これを地球の体積V=4πR**3/3で割ればρ=M/V、地球の密度が求まります。簡単。すげー簡単。でも、ケプラーの第3法則から話をしないといけないと言われたので、ちょっと『ファインマン物理学 Ⅰ力学』(岩波書店)などで復習。地球の質量を求めるのが問題なんでしょうか?
中谷美紀『インド旅行記2 南インド編』(幻冬舎文庫)が出たようです。2ヶ月に一冊ペースなんでしょうか?1巻は、まだ途中なんですけど、まあエッセイというより日記なので、一気に読まずにゆっくり読んでいるので、仕方ありませんが。インドの混沌とした様子を余すことなく伝えてくれる一冊で、1巻は本場のヨガがテーマです。2巻は、まだ買ってませんが南インド編というように、また違ったインドの世界を見せてくれるのでしょう。中谷さん自体は、女優としてのイメージ、お~いお茶のCMのイメージ、あと教授の曲を歌うボーカルとしてのイメージがあったのですが、こういったエッセイストとしての見る目もまた中々鋭いというか鈍いというか、とにかくこういう人なんだなと納得の内容です。お薦めです。あと写真集+エッセイで単行本化希望です。
日付変わって佐藤多佳子『黄色い目の魚』(新潮社)を読了。作者のパワーに乗って後半を読みきってしまった。ネットで見たインタビューなども読みながら感想を考えてみると、
最初は、二人のとげとげ(デコボコ?)していたものが徐々に溶け込み合っていく感じで。もちろん痛さもあるんだけど、それ以上に(だからこそかな)パワーで押し切っていく主人公たちの成長を感じました。絵を描く方と描かれる方っていう出会いは、ベタといえばおもいっきりベタベタなんですけどね。最終章一歩前でタイトル中にある『オセロ』で予想されるとおりハッピーの裏返しにはアンハッピーがあるってことを意識させながらも、途絶えた結末にはならず、ちゃんと二人が重なり合う結末を迎えたあたりが、この物語にふさわしい終わり方のような気がします。所々に出てくる江ノ電や地名が、なぜかすごい親近感を湧くのは、またあそこへ行ってみたいとわたしが思うからでしょうか?わがままをいうと、サブキャラクターの話ももっと掘り下げてあってもよかったかなと。この倍の容量があっても十分に楽しめる内容でした。もちろん二人の主人公のお話なので、今以上に内容があっても、それはよくないのかもしれませんが。ちなみに過去の本の雑誌あたりをめくると2003年1月号の2002年度ベスト10第3位!数字に大して意味はないのだけれど、すっかり話題になったことすら忘れているんですよね、わたし。
先週から続いた怒涛の読書三昧もそろそろ、息切れでしょうか?いやいや、まだ今週も読みますよ、楽しみますよ秋の夜長って奴を。でも今日は流石に眠いです。
最初は、二人のとげとげ(デコボコ?)していたものが徐々に溶け込み合っていく感じで。もちろん痛さもあるんだけど、それ以上に(だからこそかな)パワーで押し切っていく主人公たちの成長を感じました。絵を描く方と描かれる方っていう出会いは、ベタといえばおもいっきりベタベタなんですけどね。最終章一歩前でタイトル中にある『オセロ』で予想されるとおりハッピーの裏返しにはアンハッピーがあるってことを意識させながらも、途絶えた結末にはならず、ちゃんと二人が重なり合う結末を迎えたあたりが、この物語にふさわしい終わり方のような気がします。所々に出てくる江ノ電や地名が、なぜかすごい親近感を湧くのは、またあそこへ行ってみたいとわたしが思うからでしょうか?わがままをいうと、サブキャラクターの話ももっと掘り下げてあってもよかったかなと。この倍の容量があっても十分に楽しめる内容でした。もちろん二人の主人公のお話なので、今以上に内容があっても、それはよくないのかもしれませんが。ちなみに過去の本の雑誌あたりをめくると2003年1月号の2002年度ベスト10第3位!数字に大して意味はないのだけれど、すっかり話題になったことすら忘れているんですよね、わたし。
先週から続いた怒涛の読書三昧もそろそろ、息切れでしょうか?いやいや、まだ今週も読みますよ、楽しみますよ秋の夜長って奴を。でも今日は流石に眠いです。
今日、梨木香歩『家守奇譚』(新潮文庫)とケストナー『飛ぶ教室』(光文社古典新訳文庫)を購入。家守奇譚は、ちょっとがっかりするほどの薄さ何ですけど。でも、表紙は合ってるし、プレゼントにすごくいい本ですよ。飛ぶ教室の方は、新訳なのと、青い鳥文庫版の訳がビミョーなわたしのイメージを改善してくれるであろうと思い買ってしまった。もちろん、新しい文庫レーベルができたので、応援する意味も込めて買いました。
今は、佐藤多佳子『黄色い目の魚』(新潮社)をぐいぐいと読んでいます。おもしろいです、止まりません。うー、少し言葉的には足りなかったり、表現がすごく現代風でちょっと分かりにくい所なんかが、逆にいい味付けになってスピード感を増します。作者のストーリーテーリングに完全にはまってしまっているわけですが、仕方ないです、本当におもしろいから。
youtubeで鈴木祥子&坂本真綾インタビューを観る(ほんとは、真綾さんwithゲスト祥子さん、なんでしょうけど)。このふたりが一緒の空間で話しているのが、信じられず。めっちゃ違和感。わたし的には、このふたりのコラボはまあまあ賛成ですが、(祥子さんのピアノに真綾さんのあの声が合っているのか合っていないのか判断付きかねます、ライブなどで祥子さんsingingの風待ちjetを聞けば少しは納得できるのかな…)真綾さんのファンから祥子さんへあんまりいい反応がないかもと、なぜか当初から心配なのです。特に、今回シングル曲を提供した辺りがどうなのでしょうか?でも、去年のアルバムで一回こっきりのコラボじゃないのなら、受けが良かったと思って安心してよいのでしょうか…。わかりませんけど。
今は、佐藤多佳子『黄色い目の魚』(新潮社)をぐいぐいと読んでいます。おもしろいです、止まりません。うー、少し言葉的には足りなかったり、表現がすごく現代風でちょっと分かりにくい所なんかが、逆にいい味付けになってスピード感を増します。作者のストーリーテーリングに完全にはまってしまっているわけですが、仕方ないです、本当におもしろいから。
youtubeで鈴木祥子&坂本真綾インタビューを観る(ほんとは、真綾さんwithゲスト祥子さん、なんでしょうけど)。このふたりが一緒の空間で話しているのが、信じられず。めっちゃ違和感。わたし的には、このふたりのコラボはまあまあ賛成ですが、(祥子さんのピアノに真綾さんのあの声が合っているのか合っていないのか判断付きかねます、ライブなどで祥子さんsingingの風待ちjetを聞けば少しは納得できるのかな…)真綾さんのファンから祥子さんへあんまりいい反応がないかもと、なぜか当初から心配なのです。特に、今回シングル曲を提供した辺りがどうなのでしょうか?でも、去年のアルバムで一回こっきりのコラボじゃないのなら、受けが良かったと思って安心してよいのでしょうか…。わかりませんけど。