復刊されたものではなく、古本で買った
広瀬正「マイナス・ゼロ」(集英社文庫)を読了。
この行為そのものに意味はなし。
折角、復刊してくれたのだから、それを買えばいいのにと思うのですが、
何となく、負けた気がしたので、旧バージョンを。
さて、お話はタイムパラドックスものです。
オチは書けませんが、最後の最後に!!!!!!!!
昭和7~8年という限定された時代が、丁寧に描かれています。
久々によい読書体験でした。
ただ、ipodでperfumeの「Complete Best」を流しながら読んでいたのが
よかったのかどうか…。
井伏鱒二「太宰治」(筑摩書房)を漸くゲット。
太宰治関連のエッセイを集めた本で、書き下ろしがあるわけではない。
文庫で出てないのも、何だかな。
さて、今年の夏もあんまり読書が進まず。
読書の秋にしないといけません。
お次は、未読本をいくらか消化したいと思います。