てっきりブログに書いていたと思っていたら、一言も書いてなく呆然。
角川文庫リバイバルコレクションとは、角川文庫の創刊40周年記念復刊というやつで、
ゴールドのカヴァーに超読みにくい旧字体の本がはさまっているニクいヤツです。
百式みたいな玄人受けしそうなヤツかな(この例えでは分かりにくいか)。
バブルの香りがプンプンする文庫本です。
ちなみに1989~1990年発刊で、第1シリーズ~第3シリーズまであるのですが、
何とダブりが存在します。
どうしてこんないいかげんなラインナップになったのかは不明。
さまよえる湖やフィッツジェラルドの著作があるのでちょっとは有名かな。
で、最近、本棚の整理していて背表紙に番号があることに気づいたので、
ネットで調べてみるとどうもこのシリーズ全部で93冊あるようです。
続き物・箱入りで何巻もあるやつが存在するので、集めるのは不可能に近い。
まあ、新潮文庫の復刊も同じですが…。
『小山清』を新潮文庫で復刊しない当たりが新潮社と言えばそれまでなのですが。
う~ん、困りモノです。
そうそう角川文庫は今年で創刊65周年だそうです。
ということはこのゴールドメッキ本は25年前の本なのだ。
もちろん、それより古い本なんて何冊でも転がっているのですが、
平成を生き抜いて来たと思うと何だか郷愁を誘います。