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冬の大三角を秋に観る

2011-10-02 | 天体観測

眠れない夜にそっとつけるRADIO~(小森まなみAngel Heart)、

ではなく、何となく天気が良さそうなので、

久々に屋根に寝そべって天体観測です。

 

まずは、ほぼ頭上やや南東方向に、輝く惑星が~。

土星か木星か分からないが、たぶん惑星。

(あとで確認したら木星でした、肉眼では青白い光にしか見えない)

その左下にもやっとした星団のような星が見える。

と言っても私の目が悪いだけかもと思ったのでしばらく見ていたのですが、

もやっとしたまま。

もしやと思い、mikataを立ち上げて、確認。

おおっ、やっぱりスバルやねん、谷村新司やねん。と心の中でつぶやく(なぜか関西弁で)。

 

あとは南天を楽しんでいたら、おお、見えるやん冬の大三角ということで、

wikiで調べると、冬のダイヤモンドってのがあるらしい。

頑張らなくてもすぐ見えたので、適当にワードで図を作成してみました。

2011年10月2日(日)午前2時頃、東の空です。

カペラが遠過ぎて、伸びたダイヤモンドにしか見えませんでした。

まあ、まだ秋なので仕方ありません。

本格的な冬はまだ先ですしね…。

 

北の空にはカシオペア座とたぶんデネブ。

フォーマルハウト様はすでに隠れてみえませんでした。

 

秋の夜長は読書もいいけど、お星さまもまた乙なものです。

 

 

 

 

 

 


火星大接近…

2010-01-28 | 天体観測

火星大接近だったそうです。

でも、昨日は生憎の曇り空でした。残念。

と終わるところですが、

実は一昨日、月明かりの下で、火星を観てました。

東の空にオリオン座が見えて、

その左下に何だかものすごく瞬く星があるなぁ、

と思って観ていたのが、シリウスでした。

かなりデカイ印象。

そして、もうひとつ気になったのは、その北側に真っ赤に輝く惑星が…!!

金星は文字通りに金ピカなので、こんなに赤い星で瞬いている惑星は、

火星しかないと思ったら、翌日の新聞に火星大接近の文字が。

でも、望遠鏡で覗くまでは気が回りませんでした。

やっぱり、疲れているとダメだなと思うのでした。

冬は晴れて星が観える日が少ないので、もったいなかったです。


北斗七星またはカシオペア座から北極星(暗すぎて観えない)の大体の位置を

探して、大三角形を見つけて、そこを流れるこれまた観えない天の川を想像しながら、

星の行く道を感じるのも、たまには必要なことです。







今年の一冊

2009-12-06 | 天体観測

天体観測ということで今年出た一冊を紹介しておきます(今更ですが…)。

柏原麻美「宙のまにまに 天体観測「超」入門 機材ゼロでも大丈夫!」(アフタヌーン新書)

アフタヌーン新書というのは、本屋で見つからないので存在すら疑っていたのですが、

昨今の新書ブーム(もうすでに終わっていると言われるが)にのっかる形で、

講談社から出た新書です。

発行部数はすごく少なそうですが、ちゃんと本屋の新書コーナーにあります。

(といっても、一冊も存在しない本屋の方がはるかに多いです)

ただし、漫画雑誌発というところが変わっていて、

ラインナップは奇妙奇天烈、新書の方向性も何も考えているとは思えません。


この本も最初は「宙のまにまに」という漫画(アニメもあるらしいですが…)と

コラボした本だろうと思って、ペラペラめくっていたのですが、

なんと原作者本人が書いているという、世にも珍しい本でした。

漫画の方も面白そうではありますが、全くの未読。


私のような天体観測ド素人にも、こういう時にはこうすればいいんだという、

初心者情報が満載(漫画のイラストも満載でぐったり…)なので、

漫画と表紙に抵抗がない人にお薦めです(私は抵抗がありましたが…)。

まあ、天体観測を人生の趣味とするには、何かと敷居が高すぎて難しい気もします。








夏の夜空

2009-08-22 | 天体観測

14日の深夜(日付としては15日)、眠れない夜に屋根に上って天体観測をしてました。

夜中、北斗七星は見えないので、カシオペア座を探して、北極星はこれかな?

と自分の視力の限界に挑戦していました。

北西には夏の大三角形がはっきりと見えました。

天の川は残念ながら、街の灯りか、わたしの視力の限界か見えませんでした。

南の空には、光輝く惑星!!(これは木星でした。)

さらにその左側(南東側)、光り輝く秋の星、フォーマルハウト!!

東の空にはお月様というシチュエーションでした。

頭上は月明かりと別の屋根が邪魔でよく見えませんでした。

あと流れ星も見ました。

後で気付いたのですが、時期的にペルセウス座流星群だったのではないかと思います。

天体望遠鏡とカメラが欲しいなとつくづく思いました。





言葉選びは自信から

2008-12-28 | 天体観測

最近、本に関する話題がないというわけではないのですが、

星の話の続きで、日渡早紀「星は、すばる。」(白泉社文庫)を読了。

私が生まれた頃に連載されていたので、何となく親近感が湧きます。

最初から最後までSFです、

でも何からまでジーンと来るのはなぜでしょうか。

ほろり、心がほぐれていきます。

天文部のバイブルになってそうな本です。






ボクタマを読む

2008-12-21 | 天体観測

月の写真を撮ってから何となく読みたかったマンガ、

日渡早紀「ぼくの地球を守って」(白泉社文庫版全12巻)を

本棚に余裕もないのに、全巻購入。

昔、BSでアニメが流れていたり、

立ち読みで読んでたりはしていたのですが、

ストーリーの細部をほとんど忘れていたので

読み返してみようかなと思って手に取り、

今日昼の3時頃から読み続け、11時前に漸く読破。

本流のストーリー自体は短いのですが、過去話の長い事長い事。

寝る→過去→現代→寝るの無限ループで

いつ終わるのかという感じで話が進みます。

中盤以降の“語り手の視点の切り替わり”も一気読みだとよく分かります。

ラスト近くにタイトルの意味が分かってくるのですが、

う~ん、何度読んでもイイです。






星の光に祈りを

2008-12-02 | 天体観測


昨日の夕方の三日月と金星と木星のニコちゃんマークはみなさん観たでしょうか?

081201 17:25頃

私も夕刻、デジカメを夜景モードにして、撮りまくっていました。

都会の灯りの下でも十分、観る事ができたのではないでしょうか。

写真では“地球照”もしっかり撮れていてびっくり。

今日はすでに三日月に抜かれて(?)昨日のようには観えませんでした。

(月は地球を公転しているので、月の入が毎日遅くなるので仕方ないのです)

081202 17:00頃

天体観測も寒いですけど中々乙なモノです。

国立天文台のフリーソフト「Mitaka」も活用してみるといいですよぉ。


それで、本屋で星に関するものがないかなと思っていたら

サイエンス・アイ新書の

藤井旭「はじめる星座ウォッチング」(ソフトバンククリエイティブ)を運よく発見。

サイエンス・アイ新書は、世にも珍しい科学オンリーの新書で1冊1000円。

ブルーバックスに比べたらどうかと思っていたのですが、

こちらはカラー豊富!!、しかし再生紙で長持ちは疑問!?、という仕様で、

図書館ではよく借りることは多かったのですが、

自分で購入するのは、倦厭していたところがあるのですが、

近頃のラインナップの豊富ぶりには目を見張るものがあります。

理科教員以外にも一般の方にも

十分興味を持っていただけるものが多いのでは?

特に初版で終わりそうなものが多いので、

確実にゲットした方がよいと思います。

いつ、品切れになるか、分からないので…。

これは、ほかの新刊本にも言えることです。


081204追記:写真upしました。デジカメでも撮れるもんです。

081207追記:画像ソフトを使って色を変えてみました。案外、コレ難しいですネ。






FULL MOON

2007-06-26 | 天体観測
 
 神林長平『敵は海賊・正義の眼』(ハヤカワJA文庫)を購入。
久々のアプロとラテル。
とりあえず、未読本として積んでおきます。

前から欲しかった月の写真集『FULL MOON』(新潮社)を購入。
月へ行ったアポロの貴重な写真がいっぱい入って2800円。
新装版は2002年出版で、今から5年前の本です。
そろそろ本屋さんから消えそうなので、迷わず購入しました。
でも、今年から来年にかけて、月の調査が盛んになるようなので、
新たに増刷かかるかもしれませんが…。
今から考えても、人類が初めて地球以外の天体にいったなんて、
本当にシンジラレナイです。
ほんとSFです。