井上靖「あすなろ物語」(新潮文庫)を読了。
こういう戦前・戦後を扱った青春ものも、たまにはおもしろい。
「敦煌」、「あすなろ物語」と来て、
「風林火山」(新潮社)を図書館から借りてきた。
少し前に、大河ドラマでやっていました。由布姫が出てくるお話です。
この本もすらすら読めそうです。
図書館で1時間くらいで一気読みした、森絵都「カラフル」(理論社)。
読まず嫌いだったのですが、時間があったので一気読み。
オチはすでに知っていたので、何だかな~と読まずにいたのですが、
後半、家族と高校進学の話し合いをしている当たりでついつい目頭が熱くなりました。
うまい。実にうまいなーと、ここでじわっと氷解するところがうまい。
もちろん、すべてすんなり解決するわけではないのですが、
オチを知らずに読んだ方がよかったかな、ラストは。
で、新作「ラン」(理論社)は完全スルーしてしまいましたが、
評判はどうなのでしょうか?よく知らないのですが、
本屋にたくさん平積みされているので、初版は結構刷ったのかなということは
何となく分かるのですが…。
さてさて、今年の夏は読書に励みたいと思います。
特に本棚の未読本を。