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未読SFとの闘い②

2012-10-28 | 読書【SF】

「クリプトノミコン1~4」(ハヤカワSF文庫)、読了。

つかれた、長過ぎでした。

さて、うわさ通り、SFではなかった。

ストーリーは全くなしの、細部のジャンクな部分を楽しむ小説だった。

各節をいつもながらの引きで、読ませるということなのでした。

 

さて次は、パトリック・オリアリー「不在の鳥は霧の彼方へ飛ぶ」(ハヤカワSF文庫)の予定。

2003年発行、当然、絶版です。

「時間旅行者は緑の海に漂う」(ハヤカワSF文庫)という本もあるが、さてさてどうかな。

 

 


岩波文庫の棚に並ぶ人を見た

2012-10-21 | 読書【未カテゴライズ】

尾崎一雄「暢気眼鏡・虫のいろいろ」(岩波文庫)を購入。

今年の岩波の夏の復刊です。

並んでいる目次を見るだけでもけっこうおもしろそうなのに、いまだ第二版。なんででしょうか?

ほんとは「単線の駅」(講談社文芸文庫)が欲しかったのですが、

今日行った本屋には見当たらず。

4年前の本なのですが、ふつうに置いてないです。

 

今月のチュツオーラの「やし酒飲み」は、考える人の梨木香歩のロングインタビューでも名前が出ていた。

偶然?偶然?

 

来月の秋の復刊では、

「北槎聞略 大黒屋光太夫ロシア漂流記」

「死神とのインタヴュー」

がおもしろそう。

この恒例の一括重版は、リクエストではないのだろうか?

欲しいなと思うのは、だいたい春のリクエスト復刊の時に大量にであるから、

細々とリクエスト出した方がいいのかも、少しは反映されるかも。

とはいえ、岩波文庫を毎回チェックしている人は、全国に何人ぐらいいるのだろうか?

需要と供給という面でも全くもって不明。

 

そうそう岩波文庫は1983年にはじめて、カバーが付き始めたらしいのですが、

その時、フェアの101冊だけが付いたとか。

このリストが知りたい~、誰か教えて~。

岩波文庫の歴史にでも書いてないのかな。

そもそも 最初のカヴァーってどんなだろう?

 ますます謎深まります。

 

 

 


秋風詠み

2012-10-14 | 読書【未カテゴライズ】

最近、読書もマンネリ化です。

ふと立ち寄った図書館で多和田葉子「ゴットハルト鉄道」(講談社)、表題作を読む。

この小説は、オトコの子的な何かを意識して書いているんだと思う。

そういえば、2年前も10月に読んでいたなと思う。

いいかげん、講談社文芸文庫で買えばいいのにと思うは言うまでもない。

この何だか間延びした現実は、季節的な問題で、

たぶん、秋の読書がうまく進まないからなんだと思う。

新しいものを読むより、再読の方がイイのかな。

 

Sony storeでKBV-6のハロウィンversionを2980円で買ってしまった。

キーボードカヴァーなんですが、今月いっぱいだけど、気分転換気分転換。

 

 

読書は、「クリプトノミコン」は2巻がまだ読み終わりません。

「ノラや」は止まってます。

「月を見つけたチャウラ」がおもしろそうです。

とはいえ、第四弾の「羊飼いの指輪」も積読なので、どうしたものか。

ポール・セルー「鉄道大バザール」は来月の下巻が揃ったら読み始めようと思います。

年内にあと何冊読めるか、分かりませんが、頑張ります。

 

 

 

 


きっと世界は簡単に繋がるはず

2012-10-08 | 読書【未カテゴライズ】

クロフツ「黄金の灰」(創元推理文庫)、読了。

したのですが、全く途中から上の空で、オチが分からず。

200ページぐらいから、何が何だかわからん。

うーん、あとで再読か。

 

内田百「冥途」(ちくま文庫)も読了。

夢の中にいるような話ばかりで、こちらも途中から何だかわからん。

とはいえ、表題作はしんみりする話で一読の価値あり。

「昇天」も病人にカツレツが出て来たところで、

三田誠広のいちご同盟のカツ丼を思い出す。

こういう印象的なシーンや言葉使いが短篇のおもしろいところなのです。

 

そして、つぎは「ノラや」(ちくま文庫)、楽しみなネコ本~~。