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FFT_PSP版①

2012-05-19 | GAME

さて遊ぶゲームもなくなってきたので、PSP版のFFTをはじめることに。

 

はじめの戦闘の聖剣技と暗黒剣のしょぼい音とあまりの鈍さに1年間近く放置していたのですが、

まあ、なんとか我慢してのプレイです。

とはいえ追加ムービーが各所に盛り込まれ、なかなか良い演出である。

処理オチとチープな音には情けなくなるが、

キャラの追加、シナリオ補完、強力な追加アイテム、

とやりこみ要素はばっちりである。

 

例のごとく今更がっつりプレイをするはずもなく、お楽しみデータにて初回プレイ。

4章ラスト手前、オーボンヌまでさくっとプレイ。

基本、息根止と全剣技プレイでぬるっと攻略。

殺害数0でシナリオエンド。

 

ここまでの感想としては、ウィーグラフの弱体化がかわいそすぎるのと、

アルガス(ゲスナイト)のゲス野郎発言にイラッときたぐらい。

暗黒騎士がまだおがめていないので、もう少しやりこみしないとディープダンジョンで。

あと、バルフレア強過ぎ。

 

 

 

 

 

 


忙しさの中で失わないモノ

2012-05-13 | 読書【未カテゴライズ】

大学の友人の結婚式に出る途中の電車で読了した伊藤整の『近代日本の文学史』(夏葉社)。

その中にはたくさん読みたいなと思える作品群が。

ただ、本を読むというよりは青空文庫で探した方が早い気がします。

その影響か、古本市で散財していしまいました…。

安岡章太郎とか、いろいろと30冊ほど。

いつ読めるのかわかりませんが、購買欲は止められません。

年を取ると読みたい本が変わってくるのか、読んでいる自分に酔っているのか、

何が何だか分からなくなります。

 

そういえば、今月でちくま文庫版の宮下訳、ラブレーのガルガンチュア物語とパンダグリュエル物語が見事に完結しました。

岩波文庫の渡辺訳版全5巻を買ってしまい、ちくま文庫版も途中まで本棚にあったなと気付いたときには後の祭りでした。

ちくま文庫版も在庫がなくなる前に揃えたいとは思っているのですが、なかなか買う気がしません、高いので。

いつか読めるといいのですが、何分読んでも意味不明なのが、きついのですが…。

 

あと倉橋由美子「酔郷譚」が河出文庫に。完本って何かと思えば、「よもつひらさか往還」と合本だとか。

たしかに単行本薄かったけど、併せて1000円はちょっと高いです…。

「婚約」(新潮文庫)もゲットしたので、祭りはもう少しだけ続きます。

 

 

 

 

 

 

 


1Q84 BOOK3も読了

2012-05-06 | 読書【読了】

さて新潮文庫の刊行なんて待てるはずもなく、BOOK3を1時間ほどで図書館で一気読みしました。

感想は、なんだかな、なんだかな、としか言いようがないです。

 

3人目の視点がどうも意味なく、機能していない感じでした。

というよりも、その視点はある種、こちら側(読み人)が描かれているようで、

気持ちのいいものではなかった。

昔のエヴァの劇場版を思い出しました(映画館の観客が写ってるアレです)。

95年以降、そして911以降の、00年代の匂いを醸し出しているというのはもはや間違いはなく、

登場人物たちに記号的意味も何らの意味はなく、存在感は希薄なのだ。

そして、物語も単なるboy meets girlなのだ。

でも、それでいいというのが21世紀のこの今なのかもしれない。

大時代は終わりを告げ、個々の世界観に閉じこもるしかない、

つまらなく小さき世界の住人の慰めなのかもしれない。

物語は、意味を失い、閉鎖感だけが突き抜けている。

情報の並列化はある種の洗脳と怒りだけを生んでいる。

ディスコミュニケーション(ミスコミュニケーション?)という言葉で逃げるのは簡単だが、

何と何が戦うのか、意識をしっかり持って、進まないといけない。

それでも、生きられる世の中と言えば、聞こえはいいかもしれないが、

ズレたまま、進む危険性を感じる。

新しさとは何か、過去に取り込まれるのではなく、新たなものを作り出す。

時代はそろそろ、そんな天才を求めているのかもしれない。

われら凡人には理解もできない新たな地平が生まれる。

それは古き時代を塗り替える力を持っているのだろうか?

それは分からないが、今、世界や時代は誰かを求めている、そんな気がします。

 (今日は何だか、神林長平風です…悩みが最近病的なのです、うー)

 

そういえば、やっぱりバットが出てきたね、金属バット(笑)。

一人暮らしには金属バットとスパゲティを茹でる鍋が必要なのかも。