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秘密の花園、読了

2007-09-30 | 読書【SF】

バーネット「秘密の花園」(光文社古典新訳文庫)を読了。

この休みで一気に読んでしまいました。

あらすじや解説でストーリーは予め分かっていても、おもしろいです。

何も考えずに、すっーと読めるのがいいです。

児童文学はこうでないと。(飛ぶ教室以来です、すんなり読めたのは。)

素直に庭っていいな、と思いました。


久々に、全部の本棚整理をしました。

早川さんのページを見ていて、

うちにはハヤカワSF文庫ってどのくらいあるのかと思って、ついでに調べてみました。

ヴォークトからレム、ヴァーリィ、ヴォネガット、ベア、ウィリスまで計50冊以下でした。

いわゆる御三家は全くなく、偏りが激しいのでこんな所でしょうか。

未読率は、55.3%。

ついでの創元SF文庫は、クラークからヴォークト、フレドリック・ブラウン、

プリースト、ヴァーリィ、ワトスン、コナン・ドイルまで、20冊程度。

未読率は、45.5%。

これは、まあ仕方ない数字です。読んでないのが多いので。

まあ、興味を持っている年代がある時期を越えると全くなくなるので、

2000年以降に発表された作品はないですね、海外SFは。

大学入ってから、ここ数年は買ってないということですね、新作は。

図書館で借りてばかりです。

たぶん、未読の「ダイヤモンドエイジ」(早川書房)以来買ってないです。

日本SFも似たようなもので、読まず嫌いが続いてますね、ここ数年。

新作ではなく、復刊ものの企画が多いですから、その影響を受けているのでしょう。


次は、何の文庫本を読もうか、本棚を睨みながら検討中です。





わが愛しき娘たちよ

2007-09-27 | 読書【SF】
何とコニー・ウィリスの「わが愛しき娘たちよ」(ハヤカワSF文庫)が重版されていました。
今日、書店で実際に見て、びっくり。
何で今頃…と思うわけです。
というのも初版1992年7月31日で二刷が2007年8月15日。
ほとんど復刊。探している人の身にもなって欲しいです。
はぁー、ハヤカワの無能ぷっりが如実に表れてる。
なぜに「航路」や「犬は勘定に入れません」の時に一緒に出せないのかね、不思議だね。

あと日野啓三「砂丘が動くように」、「あの夕陽 牧師館」(文芸文庫)も購入。
というか、これを買いに行ったのですけど。



ちくま日本文学、復刊

2007-09-27 | 読書【未カテゴライズ】
筑摩書房のHPを見ていたら、ちくま日本文学全集が復刊される。
よくよく見ていると全50巻が全30巻に減ってます。
値段も1000円から924円に値下げ?
ちくま日本文学として刊行されるらしいです。
画像を見ると、あのソフトカヴァーではないかもしれません。
(よく分かりませんが)
第一回配本に尾崎翠が入っているあたりがにくい。
(といっても、すでに持ってますが)
収録作品は同じです。

ラインナップを見る限り、今のところ欲しいのはないです。
でも、いつか読みたいと思ったときに、本屋に置いてあるようなシリーズにして欲しいです。
そのためには、増刷されるくらい買わないといけないのか。
初版で手に入れないと、無理だろうな、やっぱり。


歩いて行こう 前が見えるように

2007-09-24 | 読書【未カテゴライズ】
今日は、金沢にぶらりと行ってきました。
駅前の改装が終わり新しくなってました。
んで、リブロ金沢店にお邪魔しました。

井伏鱒二『井伏鱒二文集』(ちくま文庫)の2と3
とり・みき『グレープを二度食えば』(ちくま文庫)
ロバート・F・ヤング『ピーナツバター作戦』(青心社)

を購入。
文芸文庫は(津島佑子『山を走る女』とか)買うかどうか悩むも結局買わず。
高いし…井伏鱒二対談選(講談社文芸文庫)も見つからない。

①マスジさんは、一冊1100円で4冊のシリーズ。
ムム高いっ、集めるのは結構大変そうです。(あと新潮文庫も。)
②とり・みき自選短編集。もちろん大原まり子の銀クジのマンガが読みたくて買いました。
う~ん、中々良かったです。
③ヤングは、奇想コレクション(河出書房新社)がいつになったら出るんですかぁ?
タニス・リーもいいんですけど、いつの間にかラインナップの最後になっているのは気のせい?
とずぅ~と気になっていたので、店先で見つけてびっくり。
再版だそうですが、こんな宣伝なしの本、知らないよ~。


兼六園もついでに行って来ました。
まだまだ暑かったです。蝉も鳴いてました。
そうそう駅前混み過ぎ、バスに乗るより歩いた方が早かったです。
駅前近くの玉川図書館も良かったです、中庭もイイ感じ。
金沢の市内の図書館のレベルの高さには目を見張るものが。
やっぱり、文学志向の強い街なんでしょうか。



残暑はいつまで続くの

2007-09-23 | 本棚の整理
西日による背焼けが気になってきたので、本棚を移動しました。
部屋も久しぶりの掃除アンド整理。
疲れました。
本棚に若干の空きができたので、久しぶりに棚整理をしようかと思ったのですが、
もう一日休みがあるので、明日にしようと思います。

今年のベスト発見!?

2007-09-20 | 読書【未カテゴライズ】
今日、図書館で津島佑子・申京淑『山のある家 井戸のある家』(集英社)を借りてきました。
ほんとうに内容が興味深くおもしろいです。
今年のベストかもしれません。
(そして、今月のお給料が出たら買うかもしれません)

あと本屋で「井伏鱒二」本を探し出しました。
『井伏鱒二全詩集』、『川釣り』(岩波文庫)、『さざなみ軍記・ジョン万次郎漂流記』(新潮文庫)。
岩波文庫は、ないな~と思ってたら、意外と灯台下暗し。
何とか見つかりました。
新古書店も見たのですが、『黒い雨』(新潮文庫)しかおいてなかったです。

そろそろ怒涛の秋の夜長の読書が始まりそうな予感。



理科の行方は、後ろ向き

2007-09-13 | 読書【未カテゴライズ】
 理科がまた改革されるそうです。
中学にイオン復活とか天気復活とか、やる前からやめろって言ってたのに、全部ゴテゴテ。
高校は理科基礎、理科総合A、Bを一つにするそうです。
あと4教科のⅠとⅡも変更するそうです。


これって、理科離れ対策なんでしょうか?
しかし、相変わらず理科教育の悪いところがわかってないです。
理科といっても、結局、物理・化学・生物・地学と縦割りにしているのがダメなんですよ。
分野毎に分けるからダメダメなんだって。
教員も得意分野だけしか教えられない人ばかりでしょうが。
環境問題とかエネルギー問題を教えるのに、分野の垣根はむしろ邪魔なのでは?
科学と人間生活を実感させることがどれだけ難しいか。
特に科学的思考をするためには、教え込みではなく自分で考える力を培わないと話になりません。
つまり、一つ一つのテーマに対して、総合的に考える力が必要です。
そのためには、分野に拘らず、あくまでサイエンスとして、教えたり学ばせないと。
うーん、いつまで経っても新しい“理科教育”の姿が見えず、非常にお粗末。


昨日、光易 恒著『海の波を見る ― 誕生から消滅まで ―』(岩波科学ライブラリー)を購入。
そういえば、海に関しても教えないんですよね。理科の中で。
自然科学としての理科、そして総合科学を目指して欲しいです、できるだけはやく。




秋蝉の 風に流れる 思い人

2007-09-09 | 読書【未カテゴライズ】
今日は自転車で久々のサイクリング。
(年末以来だから、たぶん10カ月ぶりに乗りました。)
乗ってる時に思ったのはドライバーの運転が危ない危ない。
日曜日で混んでいるのは分かるのですが、歩道を通る人をもっと見てください。
それと同じくらい悪いのは、自転車の方。
小学生、中学生からオバサンまで。
道路を自由に走ってはいけません。


で途中、本屋で「井伏鱒二」本を探すも新潮文庫が既刊4冊のみ。
岩波文庫は全く見つからず。
『厄除け詩集』(講談社文芸文庫)は見つかりましたが、
岩波文庫の方と比べてから買おうと思っていたので、手が出ず。
もっと大きな本屋に行かないとだめですね。




神を見た犬、読了

2007-09-02 | 読書【読了】
 車中読書していたブッツァーティ(関口英子訳)「神を見た犬」(光文社古典新訳文庫)を読了。
その中でもコロンブレ、七階、護送大隊襲撃がよかったです。
次は、漸くバーネット(土屋京子訳)「秘密の花園」(光文社古典新訳文庫)です。

そういえば文春文庫で津島佑子「ナラ・レポート」、森絵都「カラフル」が文庫化されるようです。
後者は、「風に舞いあがる~」の文庫化の布石でしょうね、たぶん。
津島佑子「火の山―山猿記 上・下」(講談社文庫)もそろそろ買っておいた方がいいかも。