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魂が雨を誘う

2008-06-29 | 読書【未カテゴライズ】


勉強も佳境ですが、気分転換に読書&運動は忘れず。
昨日、図書館で勉強しようとおもったのですが、
学生さんたちが大挙として訪れており、
勉強するスペースなんてないよ。
ということで、借りるもの借りて、お家へリターン。


スーザン・マイノット「いつか眠りにつく前に」(河出書房新社)
ケヴィン・ブロックイヤー「終わりの街の終わり」(ランダムハウス講談社)
恩田陸「小説以外」(新潮社)
竹内薫「もしもあなたが猫だったら?」(中公文庫)


の4冊。

いつか~は買おうとして買わなかった一冊。
謎がはじまる手前の60pまで読了。中盤以降が楽しみ。

終わりの~は、SF的なのにSFでないとかあるとか。
最近のアメリカ文学がどうのこうの。
読んでみないと、何とも言えないですネ。

恩田陸は、エッセイ集。すでに文庫化されています。
高校3部作なんていうのがあるんですか。
それは、知らなかったというか、忘れてました。
「六番目の小夜子」か、今更読む気がしない…(ドラマで観たし)。
「猫と針」の方がおもしろそう。




雨は降る、この島国のどこかに

2008-06-21 | 読書【未カテゴライズ】


イグナチオ デ・ロヨラ (著), 門脇 佳吉 (翻訳)
「ある巡礼者の物語 」(岩波文庫)

を読了。肝心のイエズス会設立の所はないんですネ。
「霊躁」(岩波文庫)を読んでみないと、本当のところは分からない。
読んでもたぶん分からないことだらけだとは思うのですが…。

“岩波文庫”熱が久々にやって来たかと思ったのですが、
読みたいなと思っても、ほとんど品切状態なので、どうしようもないです。


で、そろそろ津島佑子「大いなる夢よ、光よ」(講談社)を読もうかなと。
タイトルの意味に気付いてしまったので、読まないわけにはいかないでしょう。





[3D地形]②GMT

2008-06-18 | 教材研究


前回はgnuplotで3D表示してみましたが、
今回はGMTを使いました。

GMTで3D表示するには2つ方法があります。
上がその1 grdview、下がその2 psxyzです。



データセットは同じハワイ周辺のデータを使っています。
下の棒グラフが実際のxyzデータです。
(元はetopo2のグリッドデータです)

これをxyz2grdでまたグリッドデータに戻し、
grdviewで3D表示したのが上の図です。
角度や色合いは若干違います。
postscriptファイルをphotoshopで処理するか、illustratorで処理するかで
RGBとCMYKの違いが出てしまっています。

さて、ここで問題はgnuplotに比べて、データの補間が少ないということでしょう。
xyz2grdのオプション-Iは、元のデータセットで決まってしまいます。
blockmeanやsurfaceなどのコマンドを使って、
もう少しきれいした方がよいのです。

もうひとつ、psxyzですが、これ棒グラフの色に対してオプション-Gしか効かず、
-Cのオプションが効きません。
たしかGMTver4.0以降、こんな仕様になってしまったという記憶があります。
ver3.0の頃は、もう少しカラフルな棒グラフが描けていたはずなのです。

で、実際にやってみたのが下の図。



GMTver3.4で描きました。
まあ、ビミョーなとこです。
excelの方が簡単かな?


模型化に向けて、ストローを1本切ってみましたが、
これを数百本も切るのはどう考えても無理。
具体的にどうすればいいかは、今のところ何もアイデアは浮かばず、う~ん。




3周年ダヨ

2008-06-17 | このブログは


このブログを2005年6月18日に開始して、今日でまる3年です。

大学院時代から、読書や出版に関することを書いてぼやいたものが250件ほど。
ゲームやGMT、MUSICについても書いてはいますが、相変わらず偏りがものすごく激しい。

これからは、もう少し理科の教材研究の話題なども入れていければと思います。
(たぶん、色々な理由で無理だけど)
科学の話題や新刊本を紹介したりしたいけど、
(論文を読んだりしないといけないから…)
Nature、Scienceあたりは目を通しておきたいです、見出しだけでも。
Nature Geoscienceも発刊されたので、
せめて、地球惑星科学系の話題はフォローしたいですね。
地震とか宇宙とか気候とかそういったことです。

でも、特に制約を設けずに自由に書いていくだけです。





満ちる月の光、水の流れ

2008-06-16 | 読書【未カテゴライズ】

フィッツジェラルドの「夜はやさし」、「ラスト・タイクーン」が角川文庫から復刊。
集英社からは新訳で出てます。
どう考えても、ムラカミハルキ効果でしょうネ。
むしろ、翻訳物は原著で読むほうが…と思える値段です。
これは、売れないって。


野性時代7月号「米澤穂信特集」と短編を読む。
このためだけにこの分厚い雑誌を買わなければならんとはのぅ……。
偶然にも、本の雑誌の今月号と同じ値段(¥840)なのです。
頁数は5倍近く差があるのですが、中身は歴然としたものがあります。


現在は、

イグナチオ デ・ロヨラ (著), 門脇 佳吉 (翻訳)
「ある巡礼者の物語 」(岩波文庫)

を読んでます。
本棚の向こうから後光が差していたので、つい手にとってしまったのです。
「霊操」の方は品切みたいです。
取りあえず周辺の本屋を探してみましたが見当たらず。

にっくき岩波文庫・青。
こればっかりは、探しても見つかるわけもなく、
う~ん、どうするかな





SCS collection.1 購入

2008-06-15 | MUSIC


買おうかどうか一瞬迷った、
鈴木祥子「SHO-CO-SONGS collection 1」を購入。

ほとんどDVD1枚のためと思っていたのですが、
CD2枚組の方もなかなかよいですよ。
低音が、ベース音が、すごくカッコイイです。
特に3rdアルバムがrockしてます。

DVDは「光の駅」のギターがいいです。
ベイビーイッツユーの映像は、前のDVDで観たような気がしないでもないですが…。

で、collection 1なので、あと2と3がこの後、出るそうなのですが

2は

hourglass & Harvest

radiogenic & SHOKO SUZUKI SINGS / BACHARACH & DAVID

3は

snapshots & candy apple red & あたしの旅路

ってところでしょうか。

あとアルバム未収録作品のシングルB面の曲が入れば
ベストでない本物のcollectionとして完璧です。


newアルバムも近々のようなので、楽しみです。






[3D地形]①gnuplot

2008-06-09 | 教材研究


むかし、GMTの記事を書いていたのですが、あんまり大した情報ではなかったなので、
現在は非公開。

今回は、ちょっとした演習に使えないものかと地形データを加工していました。
それで、久々にGMTとgnuplotにまともに触ったので、メモ程度に書きます。



何をやっていたかというと、上の図です。
これがどこだか分かるヒトはすごいです。
って、ハワイですが。
10000mの落差が見えるでしょうか?
ホットスポットといえども、3Dで書けば立派な山なのです。


地形データはETOPO2のグリッドデータです。
データの加工はcygwin上のGMTで行い、図化はgnuplotの3D表示です。

作業工程は

①etopo2のグリッドデータをgrd2xyzコマンドでxyzデータに変換。
②blockmeanコマンドでデータを荒めに平均化。
③gnuplotとpm3dで図化。


③の時に、時間がかかるので、②でだいぶデータを間引きます。
間引かないと、たぶんこのPCでは図化できません。
ただ、3Dで書くのであれば、GMTでもできるのですが、
マウスでくるくる回したり、角度を変えたりできるので、gnuplotの方が便利です。

配色に関しては、GMTもgnuplotもめんどくさいことには変わりなく、
海岸線付近の微妙な変化が見えずらいです。
そのため、境界付近は白にしてごまかしています。


参考までにgnuplotのスクリプトを
----------------------------------------------------------------
set pm3d
set dgrid3d 50,50
set hidden3d
unset key
set view 30,40
set terminal postscript enhanced color landscape
set output "hwi.gnu.ps"
set palette defined (-6000 "blue" , -100 "white" , 3500 "green")
splot "hwi.20min.xyz" u 1:2:3 w l
----------------------------------------------------------------
loadして使ってください。


で、これは本当にやりたいことの前段階でしかないのです。
これを元に、立体模型を作りたいのですが、
粘土か、ストローを使って、縦方向の落差を表現したいのです。
そのためにデータを500mで区切るか、200mで区切るか、
あるいは、全データをスケールに合わせて切るか、
頭を悩ましているところです。
時間を考えると、500mにして高さを20種類ほどで区切って
スケールに合わして切ったストローを1本ずつ立てていくと
それなりのものができそうですが、
作業量が多いし、材料費もかかりそうで、
う~、実際に手を動かすまでにはいかないです。




クジラの彼、読了

2008-06-07 | 読書【読了】

先々週、図書館で借りて来た有川浩「クジラの彼」(角川書店)を読了。
自衛隊関連のベタ甘ストーリーのオンパレードでした。
横須賀という響きに何か懐かしさを覚えたり覚えなかったり…。
キャラクターは、みんな同じような性格なんだけど、
舞台設計がうまいなーという感じで、スラスラ読ませてくれます。
ただもう少し、優等生っぽいものより、ガツガツしている話の方がいいですけど。


次は、池澤夏樹「光の指で触れよ」(中央公論新社)の予定ですが、
この本、「すばらしき新世界」の続編なんですね。
でも、これ読んでないので、どうしようかなと思ってます。

本棚から何か取り出して読むかもしれませんし、気分次第です。






脳内整理・物理的事情

2008-06-01 | 本棚の整理

何だか、この休み2日はゴタゴタしていて読書処ではなかったです。
教採の勉強は、ちょろちょろやってますが、あと一ヶ月ぐらいしかないので、
論文書く練習がそろそろ必要かな。
あと、知識のてこ入れも必要です。
時間をうまく使ってやりくりしないと。


昨年までは、購入本をただリスト化するだけでしたが、
今年からは、excelで買った時期、場所、値段を整理しているので見やすくてよいです。
というのも、最近もの忘れが…。年ですか?年ですか?うーん、少し悲しい。

さて6月に入り、今年の購入本は60冊を越えました。
購入するスピードは、年々増しています(恐るべし新古書店)。
ということは必然的に未読本も溜まるわけで、いったい何百冊未消化なのか、
全く検討つかないです。
本棚(big wall)を軽くチェックしてみると、
1段に文庫本は、平均40冊ちょっとで、今8段だから、350冊くらいです。
あと、ティッシュ箱本棚が20段くらいで、同じかそれ以上あるので、
700冊以上はあるという計算になります。
単行本は、ハード・ソフト両方で100冊越えるぐらいです。
それ以外に、仕事関係の理科関連の専門書が?冊くらいあるのか不明です。
雑誌やマンガを含めると確実にこの部屋には、1000冊以上あるということです。
う~ん、そう考えると、寝苦しい。

未読本というか、図書館で借りてきた本は、最近は読むようにしているのですが、
とくに古本で買ってきた本は、ほぼ8割未読状態。
むしろ、もう買わずにあるものを読め!!!
ということなのか…。

これを完全にリスト化するのは、あまりに疲れます。
でも、やらないといけないという気がどこかではしています。
どうせあと何年もしないうちに、購入理由も分からなくなるし。
ダンボールに詰める時にも、リストがあると楽だし。
でも、本が貯まり始めて、一回り。
これで、1000冊を越えるのなら、少ない気も。
って、慰めにもなりません。