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アイウエオ順がいい?

2008-09-20 | 本棚の整理

何となく、純文学&エンタメ棚を、アイウエオ順に並べてかえてみました、棚4段ほど。

安部公房 池澤夏樹 井伏鱒二

井上靖 小川洋子 川上弘美 倉橋由美子 佐藤正午 佐藤多佳子 谷崎潤一郎

津島佑子 梨木香歩 夏目漱石(集英社文庫版) 野中ともそ 日野啓三 広瀬正

萩原葉子 林京子 三浦綾子 森絵都 米澤穂信 吉田健一


(この中で今年、増えたベスト5は

5位 シートン 6冊
4位 井伏鱒二 7冊
3位 津島佑子 8冊
2位 安部公房 10冊
1位 池澤夏樹 12冊

 でした。これだけで43冊…)

他には、岩波文庫棚、SF棚、角川文庫棚、ちくま文庫棚、などがあります。


背表紙は、中公文庫の肌色がアクセントになり、集英社文庫と新潮文庫がカラフル。

講談社文庫&文芸文庫は横に長く揃わないと、あまりきれいではないですね。

整理して気分を入れ替えて、未読本を少しずつ消化しなければと思うのでした。




夏から秋へ

2008-09-15 | 読書【未カテゴライズ】

土曜日、佐藤多佳子「しゃべれども しゃべれども」(新潮文庫)を読了。

もう一回、最初から読まないと細部まで読めてないなと、解説を読みながら思う。

近頃の落語ブーム?に関係あるのかな。


次に、今日、図書館で借りて来ました、

有川浩「レインツリーの国」(新潮社)を即行。

図書館戦争シリーズは、今やエライことになってます。

図書館では予約の山、山、山。

なので、予約をいれない私は、ほとんど借りれず。

この作品の内容そのものは、本編と関係があるが、中身は全く別物です。

長編というより中篇。

この作者は、基本的同じパターンなので、イイ意味で読みやすい。

おととしは米澤穂信、去年は桜庭一樹、今年は有川浩、

が私のミーハー網にかかったラノベ畑(出身)作家です。

著作を2、3冊読めば、十分です。


あと佐藤多佳子「夏から夏へ」(集英社)が売れてるとか。

北京五輪の前からもっと注目されるべきで、いやはや遅い。

でも、この続編が出る可能性も否定できず、

年末頃に出ることをちょっとだけ期待。


現在は、井上靖「星と祭」(角川文庫)をちびちびと読みながら、

今年、復刊された倉橋由美子「聖少女」(新潮文庫)を読んでます。



虫の音、稲穂、お月様

2008-09-12 | 読書【未カテゴライズ】

今週は、非常事態でものすごく忙しかった。

何だか、ただただ疲れました。

今更、残暑な感じです。


読書は佐藤多佳子「しゃべれども しゃべれども」(新潮文庫)。

読まずにいたのですが、何となく読み始めてみましたが、

中々おもしろいです。

3連休中には読み終わると思います。





SWEET SERENITY を買った

2008-09-10 | MUSIC

今日発売の、鈴木祥子 「 SWEET SERENITY 」 をゲットしました。



serenityは、平穏の意味。 

serinity of mindで心の静かさの意。

もしくは、幻覚剤STPのS。


歌い方がものすごく艶っぽい、です。

まだ、全部聞いていないので、感想は何となくですが、以下。


中々いいです、最初、「私小説」っぽい感じかなと思ったので、

また○れないCDを…(いえなんでもないです)とうっかり思ったのですが、

そんなことは全然なく、かなりイイです。

アルバムとしては短いのかな、30分ちょっとで。

でも、じっくり聞くといろんなたしかな音が響いてきます。

ゆっくりと甘い時間の流れがそこここに、

にじみ出る8曲が収録されています。


「あしたからあたしまた頑張れちゃうよ。」

ほんとうにそう思えます、そんなメッセージにありがとう。


それと今月のCDジャーナルの表紙を飾ります!!

そっちもチェックです。




[データで見る]②DNA

2008-09-06 | 教材研究


生物分野に全く疎いのですが、DNAは教えられるはずと

意気込んでやってみたのですが、あんまり黒板にうまく描けず。

仕方ないので、DNAの良い図はないかと探していたのですが、

意外にこれがないのです。

なので、自分で描けないかなと思って調べてみると、

分子表示ソフトSwiss-Pdb Viewerというフリーソフトが良さそうなので

これを使って描いてみました。


やりたいのはDNAの2重らせん構造を立体視するため、ステレオ画像を作ること。


サンプルのDNAのpdbファイル自体は、簡単にダウンロードできます。

例えばココ

(pdbは protein data bank の略でいいんでしょうか)

とにかく素人理解では、タンパク質のデータセット、ということでいいんでしょうか。

あとは、ソフトの解説ページを見ながら、3D表示やステレオ表示に変更して完成。

ただし、描いた画像を保存する機能がないのか、プリントスクリーンしかできないというのが、

ちょっと悲しい。

あんまり使い勝手の良いソフトではないです。

(例えば、背景の色が設定しても変わらないのはなぜ?)

ただ、絵自体はグルグル回すことができるので、見せる分には良いソフトだと思います。


(スイマセン、今回は絵なしです。見ててもあんまりおもしろくなかったので…)


次回は、化学構造の予定。



雨のちくもりのち雨

2008-09-04 | 読書【未カテゴライズ】


今、禁断の岩波文庫にはまりつつあります。

特に民話集もの11冊+α。

世界の民話選セット

中国民話集
イギリス民話集
ドイツ炉辺ばなし集
フランス民話集
ロシア民話集 上・下
シベリア民話集
イタリア民話集 上・下
エスピノーサ スペイン民話集
オルトゥタイ ハンガリー民話集

他には、アイヌのものもあります。

しかし、全部復刊とかできないのでしょうか?

流石に無理か。

でも、スペインとロシアは読んでみたい。

そう思いませんか?




生物嫌いは直らない

2008-09-04 | 読書【未カテゴライズ】


去年から刊行されている選集シリーズの最後である、

日高敏隆「人間はどういう動物か 日敏隆選集 Ⅷ」(講談社ランダムハウス)

タイトル通り“人間について”がテーマ(この第8巻のみ書き下ろしっぽい)。


実は私、生物は、高校で授業を受けていたにもかかわらず、非常に苦手。

あんまり興味が持続しなくて困っています。

理由はいろいろあるのですが、取りあえず食わず嫌いな感じです。

教科書の文章を何回読んでも頭に入らないし、

教科書の図や絵を見ても、生ではないので、真に理解したのかというと疑問。

なので、たぶん純粋に嫌いなんだろうな、と思ってます。

好きになる努力はしているというか、個々のテーマは非常におもしろいと思うですが、

組みあがってできる学問としての生物に魅力を感じない。


といった具合に、個人的にはあんまり生物は得意ではないので、

生物関係の本はよく読みます。

この日高敏隆さんのエッセイや評論も読むとおもしろいなーと思うのですが、

例えば、サルと類人猿の違いとか、イヌとヒトの骨格の違いとか、直立歩行とか、

ファーブルの受け入れとか、メスとオスの上下関係とか、

ふむふむ、なるほど、と思うのですが、

生物学そのものにおもしろさを感じるまでにはいけていない。

たぶん生物学の用語に拒否反応があるんだろうな。


福岡伸一「生命と食」(岩波ブックレット)もペラペラと読んでみると、

生命の定義が自転車操業というのは、NHKの「ニッポンの教養」で言ってたとおりなんですが、

なんかそれでいて科学を感じるまでにはいかない。

教育問題を語る人たちが教育的ではないようなもんで、

何だかうさんくさく感じてしまう。

iPS細胞もそうなんだけど、果たして、そんなにうまくいっているのか?

という疑問がどうしても頭をよぎる。

単なる杞憂であるとは思いますが…。