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この夏の新刊情報

2010-06-27 | 読書【未カテゴライズ】


ネットでチェックした新刊情報


米澤穂信の古典部シリーズ新刊、6/25(発売中)。

-野生時代のあれだけの連載だけで一冊の本になるのか不思議でならない-


石牟礼道子「苦海浄土」3部作の合本で池澤夏樹編集世界文学全集の第3期で刊行予定。

-いつ発売かは現時点では不明。年内には出ると思います-


スタニスワフレムの短編集が国書刊行会からついに8月に刊行予定。

-このシリーズ未完で終わるかとハラハラしてましたが無事刊行されます-


この夏は読みたい本がありそうでよかったです。







オオカミ本、再び

2010-06-23 | 読書【未カテゴライズ】


帰ってきた炎の営業日誌を見ていたら

マーク・ローランズ(訳:今泉みね子)「哲学者とオオカミ 愛・死・幸福についてのレッスン」(白水社)

が売れているとのこと。

久々のオオカミ本で結構探したのですが見つからず、あきらめていた一冊だったのです。

ますます、手に入りにくいではないか。

これは増刷されるのを待つのみ。

非常に悔しい~。







記憶をめぐる冒険2

2010-06-20 | 読書【未カテゴライズ】

【懐古厨】という言葉があるそうですが、そんなことはお構いなし。

現在、高校の現代文の教科書(第一学習社)に載っていた

丸山健二「マラソン・ランナーは孤独か」がいったいどこ出典なのかを調べています。

丸山健二という作家については、

書き下ろしエッセイの「生きるなんて」(朝日新聞社)の第五章「仕事なんて」

を読むとどんな感じか分かります。

もしかして今の教科書に情報がないかと手に取ってみると、

「小さな巨人の時代」という随筆が載っている。

出典は、1985年刊行の「アルプス便り」(文藝春秋)。

もしやと思って図書館に当たってみるもハズレ。

同じく文藝春秋から発刊されたエッセイ集成第一巻~第四巻にもなし。

どこにあるねん、と思いながらも日曜日の図書館は早く閉まるのでした。

他社のエッセイのどこかにある可能性が高いのですが、探す暇を見つければ…。



あと、ポメラが欲しいです。










記憶をめぐる冒険

2010-06-05 | 読書【未カテゴライズ】

最近、多忙を極めていて、更新できない日々が続いています。

まあ、ネタがないという理由もあるのですが。


新刊で、ル・クレジオの「物質的恍惚」(岩波文庫)を購入も、

小説かと思ったら、エッセイみたいなもので、数ページ読んだだけで夢の中へ。

疲れている時に読むような本ではなかった。

でも、今月には「悪魔祓い」(岩波文庫)が出るのでそちらには期待します。

そういえば、カヴァーにある岩波文庫・赤のNマークって何なんでしょうか?

単純にNEWのNでいいのかな。

と思ってググッてみたら、wikipediaに書いてあった。

やっぱり、著者番号が満杯なようで、新しく加わった作家には、Nが付いているようです。


あと、大原まり子「タイム・リーパー」(早川書房)を購入。

ハードカヴァー判には、著者のあとがきがあるので、前から買わないといけないと

思っていたのですが、漸く買いました。

それで、あとがきの内容がおもしろくて、少しうれしくなりました。

大原まり子の長編ではあまり人気がないのがこの「タイム・リーパー」ですが、

私的には「ハイブリッドチャイルド」、「戦争を演じた神々たち」と並びベスト3に入る作品です。

ちなみに、エイリアン刑事(未完)やイル・クジシリーズなどシリーズものは別扱いです。


また、本棚を整理していて気付いたのですが、絶対に揃うはずがないなとなかば諦めていた

梶尾真治のハヤカワJA文庫がいつの間にか全部、本棚に揃っていた。

それも2年前くらいに買った「時空祝祭日」が最後の1冊だったみたいで、

う~ん、全く記憶がありません…。


とここまでは枕の話で、

ハヤカワJA文庫がついに1000番突破~~~~~~~!!!!!!!!!

(最近はハヤカワ文庫JAというらしい。)

(途中から漫画やライトノベルまみれなのがズルいけど、そこは置いといて)

1000番まで続いたことに喜びと感謝を。

あとついでに、ハヤカワ文庫創刊40周年も祝っておこう。

(何周年記念を毎回やり過ぎて、ありがたみはなし)

と言っても一般の方には何のことだかさっぱり分からないことなのですが…。

(ちなみにJA1は小松左京「果てしなき流れの果てに」ですよ)

と言ってもこれまた、現物はほとんど残っておらず、知らない人ばかりですが…。

こういったマニアックなものしか忙しくて語るネタがないのです。

ほんと、悲しいーでーすー。