目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

ビタクラフトの鍋を買おう その1(長文)

2010-06-11 15:46:42 | ビタクラフト
今、一番欲しいもの。それはビタクラフトのお鍋。あぁ、このお鍋が我家にあれば、もう他は何もいらんっ、それだけで幸せになれそうなそんな素敵なお鍋です。毎夜、布団の中でカタログ見ながらため息の毎日・・・

とりあえず、アマゾンでビタクラフトの料理本だけは購入済み。絵本みたいで見てるだけで楽しい本です。



買う前の下調べって、けっこう楽しいんですよね。まっ物にもよりますよね、反対に面倒に感じる場合もあるし。

で!今回は、近所の百貨店で4日間調理実演をされるという情報を公式サイトでゲット!私メ、やる気満々で初日に出かけて参りましたよっ!11時から開始ということで、私が行ったのは11時40分くらいでしたが、まだなにやら準備をされてるご様子で「どれくらいで始まりますか?」と聞くと、「あと5分か10分くらいです」とのこと。私はもう一階上の催し階を見たりして売り場に戻ってきたら、係りの方が私を待っていてくださり、戻るとすぐに始まりました。あ、ちなみにお客さんは私以外一人だけ横におばさんがいただけでした。

ここで得られた情報を私なりにまとめてみました。あ、こっから先の話はビタクラフトに興味のある人には必見ですが、そうでない人には面白くないかも、です。

・無水調理や無油調理で失敗するのは、多くの場合調理前の加熱の足りなさとのことでした。時間で言うと2分とかそれくらい長く加熱(時間的なものを無理矢理聞いた(^^;でも鍋の大きさなどによるので正確な時間は言えないらしい)、加熱が終了したかなと思ったら確認を行います。手で水をちょっとつまんではじいてパチパチーって小さな水滴が散っていく感じ(やって見せてくれました)だとオッケーだそうで、だけど、ふわ~っと散っていく感じだとまだダメなんだそう(表現が微妙ですね(^^;)。あ、余熱をするときに、蓋をしておいた方が早く熱がまわるのでお勧めだとか。あと、蓋を上から手で触ってみて、手に感じる温度で加熱の終了を確認することもできるらしく、係りの方は私に蓋を触るように言ってくれました。もちろんその場合でも、水をはじくことはやります。

・本に書かれてたベイパーシールという言葉、なんだ??って思ってたんですが、これはビタクラフトのお鍋は蓋と本体がぴったりしまっていて、調理中、温度が上がってくると蓋と本体の間に水蒸気が発生するらしいのです。これがベイパーシールというそうで。この状態になると蓋の取っ手を持って手で回すようにすると、蓋がサッと水蒸気を飛ばしながらくるっと回るんですよね。でも、これも1、2回転くらいするだけですよ。私、本を読んでるときは、この回るというのが、蓋ごとではなく、取っ手の部分だがくるくるくるっといつまでも回ってるような状態をイメージしてましたから(笑)。やっぱ本で読んだ知識と実演は違いますな~。このベイパーシールというのも、いわば上記で書いた手で水をはじいて水滴飛ばす確認と同じようなもので、これが出来たら、鍋の中の温度が半真空状態になったということですから、そうなると火加減を弱火にしたりするらしいです。 

・無油調理をしているとき、やたらといじらないことも大事だそう。鶏肉を無油で焼いてみせていただきましたが、かなり長くじーっと置いておかれてました。無理にはがさないといけない状態はまだ焼き目が綺麗についてない状態なので、逆に焼き目が綺麗に完成したら普通にサッとはがれるらしいです(実際にそうでした)。あと係りの方が鶏肉を鍋に置く時、真ん中におかず、わざとずらして横に置いてみてせくれて(鍋の側面にも鶏肉が偏ってついた状態)「こんな風に真ん中に置けなかった場合でも、いったん置いたお肉を真ん中に戻さないでください」とのこと。普通の鍋だったら鍋の側面には熱があまり加わってないので、側面に触れたところは鍋が焦げてしまうけど、このビタクラフトの場合はそれがないらしい。熱伝導がすこぶる良い鍋なので、いわば側面も底面と同じ状態なわけです。話をしながらけっこう長く鶏肉を焼いておられましたが、最後に鶏肉をひっくり返されたのをみると、なんとまぁとても綺麗な焼き色が付いていました。もちろんバリっと焼けてましたよ。あ、普通に焼く時と同じで、皮面を先に焼くそうです。照り焼きなど味付けしたいときは、こうやって焼いてから、それから味付けの調味料を作って鍋にかけるんそうです。

・魚を焼くときは、鍋の底にクッキングシートを置いて焼くそうです。こちらもとても綺麗な焼き色がつくらしい。肉と同じで表になる方を先に焼くそうです。あ、蓋ですが、最後まで蓋をして焼いてもいいけど、そうすると魚が蒸し焼きみたいになるので、普通の焼き魚にしたかったら途中で蓋は取ったほうがいいらしいです。

・びっくりしたことが一つ。無水調理できるのでほうれん草など青菜類は野菜を洗った水滴だけ、ブロッコリーなど固いものでも、ほんの少量のお水を入れるだけで色鮮やかな茹で野菜ができますが、それと同じ感覚で、肉じゃがや筑前煮などをするときに、普通だったら出し汁を入れるけど、この鍋の場合だし汁が全くいらないらしい!!(無水調理で野菜から美味しい水がでるので必要ないんだそうな)野菜を炒め、醤油やみりんなど調味料をいれて蓋をしたら勝手に野菜から水がでてくれて美味しく出来上がるらしい。あいにくこの日はこういった料理の用意はされてないので、実演をみることはできなかったのですが、ただ、この水というのは普通の行平鍋でやるときみたいに材料に対してヒタヒタの水とかではなく、ビタクラフトの場合野菜よりずいぶん下の位置になる水の量で、それで充分に調理できるらしいです。

・気になってたホットケーキですが、なんとまぁこちらも油なしでこんがり綺麗に焼けるそうです!!きゃあ~~~、もう絶対絶対買います、このビタクラフトのフライパンっ!もちろんしっかり膨らむそうですよ~。インストラクターの方がにっこり笑って「膨らみますよ~♪」って言われてましたもん。やり方もいつもテフロンでやってた時と同じでした。途中で弱火に落とす… あ~~~~っ!しまったぁ!ホットケーキはフライパンを加熱したあと、底を濡れフキンでさましてましたが、それってどうなるのだろう…。また調理実演に顔だして聞きに行くか、それともメーカーにメールして聞くか。しかし私もうこの日この言葉聞いた瞬間、心の中でガッツポーズ、購入を120パーセント決めこみましたね!

・ホットケーキではなくちゃんとしたケーキも焼けるそうです。この場合IHじゃない人(うちですな)は、鍋を直火ではなくとろ火にするための間にかますやつが必要らしいです。これで30分とか40分とろ火でじっくり焼くと綺麗に焼けるんですって。この間にかますやつ、私前は持ってたんですよ。もう7、8年くらい前になりますが、当時習いに行ってたマクロビオティックの料理教室で買いました。1000円くらいで安価でした。長いことレンジの横にひっかけてたんですが、もう何年も使ってないので、今年に入って捨てたんですよね~~~あちゃーでもまた買えるか!

・目玉焼きですが、これは油を少し多めにいれて焼かないといけないらしいです。無油調理はできません。ステンレスのフライパンなので、テフロンのようにはいかないらしいです。多めというのは、油がついてるとことついてないとこ、まだらになってると鍋にひっついてしまうので、それがないように多めにしく、ということらしいです。

・ブロッコリーの無水調理を実演してくださいましたが、見ていると鍋の大きさに対して入れる具材の量はあまり気にしなくていいようでした。普通のお鍋だったら、入れる材料に合わせて鍋を選ぶ必要がありますが、このビタクラフトの場合、大きな鍋にちょっとの材料を入れて無水調理してもいけるのですよ。実際使っておられた内径17センチ(たしか)のお鍋の中にブロッコリーの房を2房ほど入れられただけでしたが、とっても綺麗に出来上がってました。芯につまようじを刺してみてくださいましたが、しっかり火がとおって、とにかく物凄く色鮮やかな出来上がりでした。あ、ブロッコリーの場合はほんの少量の水を入れますが、ほうれん草など青菜の場合は洗ったときについてる水滴の水だけで充分だそうです。

私の書き方が下手くそでめっちゃ長くなりました~~~すみません。実際、まだまだ疑問はあるのですが、近い内にまずは一つ買ってみようと思います。本当はフライパンを含め4つは欲しいなと思ってますが、自分ちにどの大きさが良いのかカタログみたり実物を眺めるだけでは分からないので、まずは一つ買ってみて、その使い心地から残りの大きさを選ぼうと思っています。

いつになるか分かりませんが、そのうち「その2」を書きたいなと思います。最後まで読んでくださいましてありがとうございました。