目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

キッチンちゃん、ついにゼロ地点に到達!?

2009-10-29 22:58:04 | 2度と汚くならないシステム構築
台所の再構築、思った以上に早く終わりました。予定では今月いっぱいと来月の一か月間を考えていましたが、すでに3日ほど前に終わりました。

台所は毎日使うため、元々ある程度は使いやすく、また使ったあとも掃除や片付けは行っていたので、一見すると大きな違いはないようですが、でもでも!!中身は全然違うのですよ。無駄な動きをしなくていいよう、また無駄なものは周りにおかぬよう、本当に使うものだけを使いやすい位置に配置しました。そして掃除が楽にできるように考えました。



うちのシステムキッチンは表面の材質に光沢があり(前に立ったら自分の姿が少し映る感じ)したがって指紋や油汚れなどが非常に目立ちやすく、そのためしょっちゅう拭かないといけない(しかも少し日を置くと汚れがめちゃ取れにくい)ので、以前はこのキッチンが私嫌いでありました。そんな私が最近思うこと。それは逆に綺麗にするとそれもまた目立つといえるわけで、いわば綺麗にしがいのあるキッチンとも言えるのです、単純な私はそのことに気がつき、そしてこのキッチンちゃんが大好きになりましたぁ~(笑)

今まで何十回何百回と掃除や片付けをしてきましたが、今回ほどリラックスした片付けをしたのは初めてです(いつもだったら早く終わらせたいとか思って気持ちが焦ったり、嫌になってきたり、また疲れてきたりする)それは自分でも不思議なくらいでしたよ。その理由は今までの片づけや掃除のように、その場限りの片づけ(or掃除)じゃないということがあるからなんです。もちろん今までだって、片づけた(掃除した)のを出来るだけ長く保持しようと思って掃除はしているんですが、結局は又すぐに汚くなって再び掃除や片付けを繰り返す、、そんなことを長年やってきておりますから、自分の気持ちの中に、またどうせ掃除や片付けをしなければならないんだってことを無意識に心が察知しているんだと思うのです。だからそのことにうんざりして掃除や片付けがより嫌になってしまうんだと思いました。

掃除がしやすい環境にするには、物は出来るだけ外に出さず、戸棚などにしまう方がいいですね。そして、物を出しやすくしまいやすい環境にするには物を詰め詰めにおかないなどちょっとしたポイントがあると思います。そんなことを考えながら片づけと掃除を同時進行(前回書いた、手に触れたものは何でも拭いて戻すやり方)をしていると、キッチンがどんどん綺麗になってきて、私が一番最初にこの家に訪れたとき、まっさらで空っぽだったキッチンを思い出しました。

今回料理本の表紙を台ふきんを固く絞って拭きましたよ。たぶん本を拭いたのは初めてかも(笑)しょっちゅう使ってる本は凄く汚れていたし、でも水拭きだけでも凄く綺麗になって、全部拭き終わったら気持ち良くなりました。本も台所に置く分は少し数を減らし、本と本の間に余裕を設けて、抜き取った後の本がまたすぐにサッと元の位置に入るようにしました。もうピチピチには絶対置きません!(笑)

あと、お玉とか菜箸とか立てて入れておける陶器の入れ物(はなはなさんとお揃いのやつ)、なくしました。台所に出しっぱなしにしておく物の中にうちの場合は包丁立てがありまして、それはしまえないし、お米の入った瓶もこちらは出来たらしまいたいけど、良い場所が見つからず、その2点は出しておく以上他のものはしまいたかったのです。で、使いこなせず死にかけていた浅い小さいに引き出しに、元々付いていた仕切り(以前は外してました)をまた持ってきてはめて、そこにお玉などを入れました。全部使うものだし、仕切りがキッチン純正のものでしっかりしていて、引き出しても中に入ってるものが崩れないのもいいです。非常に気に入りました。



昔は、この仕切りがあるとちょっとしか入らん!とか思って外してましたが、考えたらこれくらいの量しか入れられないので実はちょうど良かったのです(^^;

ちなみに以前はこれだけ表に出てたんですよね~。現在は最初の写真にあるように減りました。上からぶら下げているものも、戸棚にしまえるものはしまって、こちらもだいぶ減りました。またうちは右側が流しで左側がコンロなんですが、包丁立てやお米を流し側に置くと水滴が付きしやすいので、コンロに近い方に置き換えました。これで流し側には何も置いていません。私はいつもこのコーナー部分で調理しているので、ここは広く空けておきたいのです。



写真を撮った角度が違いますが、今はこんな感じになってます。



必要な物だけが適切な位置に配置されたキッチン。これはついに憧れのゼロ地点に到達したのでは…!?(笑) ゼロ地点とは元々はミシェル・バンフの「困ったガラクタとのつきあい方」に出てくるゼロ地帯からいただいたものです。ミシェル・バンフのゼロ地帯とは整理がついた状態のこと。自分の意のままに物達が身の回りにおかれたときと本には書かれてありますが、実は私は以前はなはなさんがかおりんさんのブログのコメント欄で私のゼロ地点とはこういうことではないか?と推測して書いてくださった「今日の分だけ働けば元通りになるような家。」こちらの方が私の思うゼロ地点にしっくりピッタリとくるのです。ブログを始めたころに比べると少しづつですが自分の方向性が定まってきて、そのことをはなはなさんが感じとってくださったみたいで読んだとき非常に嬉しかったです。はなはなさんありがとう~~~。

ゼロ地点に到達・・・でも、最後に「!?」がつくのは、こんなものがまだ一つ残っているんですよね。 捨てないし置いとくけど、どこに置けばいいのか?って感じの物たち。



とりあえず、ジョーバの横に置いておりましたら、ダンナに「これはカスか?」って言われて、「うんそう(笑)」って答えましたよ~ ったく(笑)

台所を根本から片付けなおす。

2009-10-22 22:43:59 | 2度と汚くならないシステム構築
手にとったものは何でも拭いて戻す方法で、台所は随分綺麗になりました。あの調味料入れのストッカーも、今までは綺麗にしてもすぐに汚れてたんですが、現在ではまったく汚れないし散らからない。いつも丁寧掃除をした直後みたいな感じです。なんとも素晴らしい~。かつて味わったことのない経験といえます(笑)このことで分かったことは、どんなにすぐ汚くなる悪条件のゾーン(かおりんさんのがうつりました(笑))でも、いったんきちんと片づけて、そのあとは汚さない(というか汚したら瞬時に戻す)ことで、いつも綺麗に保てるのだということが分かりました。またすぐに汚くなるところほど、その効果のほどは大きいですから分かりやすいです。この方法をどんどん他の部屋でも広げていこうと思ってましたが、まずは今成果のでている台所をもっとしっかり片付けようと思います。今月の残りと、来月の一か月をかけて台所にあるものを一つ一つチェックし、全てを綺麗にしようと思います。

まず、我が家の台所の現在の問題点をざっと書きあげてみますと、

・フキンの置く位置がイマイチ→使いにくい
・使いかけのフキンの置く位置→はっきり決まってない
・ごみ袋に使うスーパーのレジ袋の入れるところ→小さいので、いっぱいになった時にいれるところがない。
・シンクの下→上手く使いこなせていない。
・保存容器を入れている棚→ぐちゃぐちゃになりがち。
・脚立が必要な上の方の棚→死んでいる。無駄なものが入ってる可能性大
・テーブルの下→とりあえずのチョイ置きに使っているので、常に物がある。
・冷蔵庫横の引き出し→全然使いこなせていない。常に入れてるものが変わる。もちろんすぐにぐちゃぐちゃ。
・小引き出し→ほとんどカラの状態で台所に置いている。無駄。
・料理本→ほとんど見ない本も台所に置いている。量が多すぎ。
・レシピ→ちゃんとレシピを作ってないので、ネットからひいてきたレシピなどのプリントアウトしたものや、走り書きのメモ、切りとったレシピなど、ぐちゃぐちゃ。

さっと考えただけでもこれだけ浮かびました。

で、この間から、台所の戸棚の中のもの、全部出して入ってるもの一つづつチェックしたあと、厳選した必要なものだけを拭いた棚の中に戻しています。料理本も本当に必要なものだけにして、本の間に隙間を作って出した本を戻しやすいようにしました。今、うちの台所は、そうやってはみ出た料理本や物たちがみかん箱くらいの大きさで3つあります・・・(^^;

で、昨日から食器の棚の整理が始まったのですが(うちの食器は台所の流しの上の戸棚に入れてます)扉を開くとこんな感じ。食器を厳選するついでに、この際今まで使ってた食器を出来るだけ衣替え(というか器替え?(笑))しようと、和室に置いてた入りきらない食器を出してきて、出来るだけ今まで使ってないものを入れるようにしました。うちは二人家族なので、食器などは5枚セットでも2枚しか出してないのですが、器によってはセットものでも一枚づつ柄が違うものがあったりするんで、今までとは違う柄のをだしてきたり、とにかくお皿を出来るだけ新鮮な感じにしました。これからは年に1、2回こうやって使う器を替えようかな、と思います。



いつの間にか家が綺麗になる方法~「行き詰まり編」

2009-10-18 22:07:24 | 2度と汚くならないシステム構築
今日はダンナとプールに行ってきました。
25メーターを5往復、後は遊びながら泳いだり歩いたり。
少しは痩せたかなぁ(笑)
最近ダンナの方は学生時代の友人と毎週プールに行ってるんですが、私は行ってなのでホント久しぶりでした。ラジオ体操を真剣にやったのって何年ぶりかなぁ、あれも真面目にやるとしんどいですね。

「いつの間にか家がどんどん綺麗になる方法」ですが、台所以外の部屋がどうも上手くいきません。台所のようにしょっちゅう行って用事をしないというのが一番ネックかなと思うのですが、それでも狭い家の中ですし、全然通らないわけではないのに、用意してあるクロスがなかなか使えないのです。写真は玄関の下駄箱の上に置いたクロスです。花瓶の横に隠れるように置いてるやつ。



一応、置いたときは、この場所を通ったときとかにサッと下駄箱やその周りを拭くようにしようと思って置いたのに、実際にクロスを手に取るときがなくて、クロスが汚れないから何日も取り換えてません(^^; う~ん、困った。台所だったら手にとったものは何でも拭いて戻すということで、いたってシンプルに出来るのですが。頭の中でいちいちか考えて「やろう」というゴーサイン出さないといけないのが煩わしいなぁ。玄関から外に出るとき、また帰ってきたときに玄関を拭くことにするか?でも出るときはたいてい急いでいるし、帰ってきたときも早くご飯の用意をしようと急いでたりするし難しいなぁ。いや、でも拭く時間なんて5分くらいなのだから、それくらいなら大丈夫ですよね。ちょっと明日から試してみますw

家事とは関係ないですが、編み物に熱入れてた先週、こんなもの作りましたよ。編み図を置いて楽にみるためのもの。東急ハンズで鉄板買ってきて、表面にカッティングシートを貼りました。けがしないように周りにはビニールでできた縁取りがついてます(これも東急ハンズで購入)鉄板なのでマグネットがくっつくので、編み図の今編んでる段に細長いマグネットを置けるのです。大きさはA3くらいあります。まだカッティングシートが残っているので、お揃いの柄でお出かけ用の小さめのサイズのも作ろうかな?



細長いやつは100均一で。裏にマグネットをつけたり、最初からついてるものとか。シャーペンにも小さなマグネットを付けました。これで行方不明になることはないかも。

いつの間にかどんどん家が綺麗になる方法。

2009-10-17 12:37:00 | 2度と汚くならないシステム構築
や~ 編物に熱向けてたらすっかり日が空いてしまいました。日頃お世話になっているはなはなさん達に優しいお声をいただいて(ありがとうございます)、またブログ生活を始めま~す。と言いながらスタートの切りが悪かったことを反省しております。
目指すは安定したブログの更新! えいえいおー。

さて、私はこの二週間ほど編物をしながらある実験をしておりました。それはタイトルにあるように、いつの間にか家が綺麗になる方法。というのも、私は丁寧掃除とか丁寧片づけが超苦手なのであります。Hikobeさんのおかげで、朝掃除だけはなんとか習慣化できましたが(しかし油断するとこれも危ない)、それ以上のあらたまった掃除となるとこれがなかなか出来ないんです。計画表を作ることは好きなので、過去何度となく作ってきましたが、いつも三日坊主・・・ 一日30分だけとか時間を決めてやろうと思っても、いざその時間になってみるとやる気が出ない、また忘れてる、そのうち作った計画表も見なくなり… 毎回このパターンを繰り返してます(笑)

で!そこで!そこでですよ、この丁寧掃除の野郎をなくしてやろうではないかと思ったわけです。これには以前はなはなさんが紹介してくださったクロワッサンの10月号が大きなヒントになりました。阿倍さんの家事術です。

基本の考え方は一つですが、各部屋で使う道具はおのおの専用に設けます。下の写真は台所のためのもの。冷蔵庫に貼りつけてます。3枚あるフキンは拭くものが何かによって決まっていて、

・左端…容器など物を拭くもの
    (例・茶筒、醤油、ソース、塩を入れた小出し用の小瓶、マヨネーズ、調味料を入れたタッパーetc)

・真ん中…台的なものを拭くもの
    (例・冷蔵庫の中の壁や棚、冷蔵庫の扉、戸棚の取っ手、戸棚の中の底etc)

・右端…汚れの酷いところを拭くもの
    (例・電子レンジetc)



以上の3枚を使い分けるわけですが、ここで大事なことはやり方ではなく考え方にあり、それは、使ったあと今以上に汚さない、というよりも、今以上に綺麗にして戻してやる!!この精神を持つのです。もっと言えばそれが出来ないなら物を使わない、ぐらいの気持ちですね。

今までは綺麗に掃除をしても、日にちが経つとだんだん汚れてくるので、しばらくたつと又掃除をし直す。その繰り返しでしたが、これからはそれをしなくてもいいように、物を使ったあとは必ず綺麗にして元に戻す。その時の綺麗にする行為は掃除というよりも使うことに付随するもの、物を使って汚した行為を「―マイナス」とすれば、それを戻す行為が「+プラス」となり、プラスマイナスでゼロ。陰陽ではこれでバランスが保てるわけです。マクロビオティック的にいえば中庸ということになりますねw、偏りのない安定したとても良い状態。

具体例でお話します。
たとえば、料理をしていて塩を使うとします。塩を使うステップとしては、我が家の場合、

1コンロ横の調味料ストッカーから塩の瓶を取り出す。



小瓶を取り出したところ。(調味料ストッカーをスライドさせて開け閉めすると瓶が移動して倒れるのでタッパーで間仕切りしてます。この使いにくさはかおりんさんは充分にご存じだと思いますが(笑)ちなみにかおりんさんは上手く細工をなさって現在は超快適に使われてるようです)





2フタを開けて使う。




3塩の小瓶を元に戻す。



とまぁ、たったこれだけのことですが、これ、普通に使うだけですと、

・瓶が指紋や手垢で汚れてくる。
・瓶の内側の塩の入ってない上部の方にも塩がこびりつく。
・瓶の口にも塩がこびりつく。
・フタの表面が汚れ、裏には塩が付着。
・調味料ストッカーの塩瓶入れのタッパーに塩やゴミがこぼれる。

と、瓶から塩を取り出す、こんな簡素な行為でも、これだけ汚れるのです。
なので、塩を取り出して使ったあとは、冷蔵庫に取り付けた一番左端のフキンで一拭きしておく。瓶の表面、口、底、それからフタ。簡単に磨くような感じですかね。一見何も汚れてなさそうな時でも拭いておく、これ、重要。上手くいけば癖になるし。



この一番左端のフキンは一番よく使ってるもので、容器などを拭くので、冷蔵庫にひっかけたまま楽に拭けるように、スパイラル式のコードを付けたんですが、これがすこぶる使いやすいです。100均製。下のも100均ですが、これは多分シャワーカーテンをぶら下げるものだと思います。この先っちょにフキンをつけて、フックにひっかけておくと、真ん中や右端のフキンなどのように、取り外して使うフキンも、フックから取ったりかけたりという行為がやりやすいです。



瓶を入れている場所も拭いておきます。真ん中のフキンで。写真には見えてませんが、シャワーカーテンのフックはフキンについたままです。使用にはまったく問題ないです。このとき、調味料入れのストッカーの淵とか目についた汚れがあればこのフキンで同じように拭いておきます。



何を使うのにも基本このスタイルで。冷蔵庫から、味噌の入ったタッパーを取り出した時も、しまうときに拭いて戻す。庫内の味噌を置いてたスペースも拭いておく。食器を使って洗って棚に戻す時も、棚の食器のスペースをサッと拭いて食器を戻す。この拭くって行為は地味ながらあちこちでやってると全体が小綺麗になってくるので、想像以上に威力を発揮してくれます。

要は、汚れる隙を与えない。普通は使えば使うほど汚れてくるけど、それを逆手にとって使えば使うほど綺麗にしてやるわけです(笑)


同じ要領で片付けも同じように。たとえば戸棚の中の目的ものを出す時、そこが散らかっていたらその時にサッと片付ける。まぁ時間的なことがあるので、これは毎回出来ることではありませんが。物を使うときと同じで、目に触れたものが汚かったり散らかってたりしたら、そのとき片付ける。

始めてから2週間ちょいですが、台所はずいぶん綺麗になりましたよ~。
他の部屋でも実験中ですので、そちらの方の報告もまたいたします!