蒼ざめた馬の “一人ブラブラ、儚く、はてしなく”

山とスキー、車と旅、そして一人の生活

記録的大暖冬のスキー場

2020-01-11 00:20:35 | 山とスキーでブラブラ

オーストラリアの火事は、朝鮮半島とかポルトガルの面積相当が消失して、コアラの3匹に1匹が焼け死んで、数億匹単位の動物も焼け死んだとか、それはトンデモナイ酷いハナシだ。
地元では、原因は放火だと言う人もいるらしく、しかしその前に雨不足、干ばつがあったそうで、やはり原因はニンゲンが地球の温度を上げ続けているコトだと思う。
そしてこの火事で、大量の温室効果ガスが放出された訳で、益々温度は上がるのだろう。

 1/4夜、雪が降り出した。今季4度目。

 1/5、例のブチトラが散歩中。コタツで丸くなっているネコだけではない。

 5センチ程の積雪か。

1/7、正月休みも明け、雪があろうが無かろうが、今年も雪山通いを始める。
記録的大暖冬になる、とか言われている雪山は、実際どうなっているのか。

大町辺りから路肩に雪が現れ始め、これは今まで通りだが、極端に少ない。
岩岳の下部ゲレンデはブッシュだらけ、落倉の路肩の雪壁も殆どない。
今までの風景とは変わらず、雪には覆われているが、それが極端に少ない。

10時過ぎ、いつも通り定宿に着く。

 駐車場脇の崖を登り、ゴンドラ駅へシーズンパスを受け取りに行く。崖の着雪が少なく、何度か落ちそうになる。しかし例年通りに登る。

 栂の森の積雪量は例年より2m以上少ない。ゴンドラ駅の前の広場がノッペリしている。

 栂の森のリフトには、安全バーが増設されていた。ザックを背負って載ると、バーがないと、落ちそうでコワかった。増設されたという事は、今まで実際落ちた外人などがいる、という事か。

 斜面の露出したブッシュが、2m以上少ない積雪を物語っている。これは今年は、埋まるのだろうか。

 栂の森を見下ろす。景色は例年と変わりはない。

ダルさ、シンドさは昨年よりましな気もするが、やはり初日。下まで滑るとフラフラ、ロヨロヨ、ゴンドラ中間駅手前の林道で2回コケた。要するに立てず、踏ん張れず、何かのキッカケでフニャとなってしまう。ナサケナイが仕方ない。

栂の森から中間駅まで4往復し、最後は鐘の鳴る丘へ下る。

 1/8は朝から雨、11時過ぎ、外に陽が射したので表に出る。

丁度、同宿のОさんも出るところで、ご一緒しましょ、という事にする。
Оさんは、数年前から定宿に通っている、同世代のスキーヤー。何度かスキースクールにも入って、中々熱心だが、山へは登らない。

 丸山リフトを降りると曇り出した。

 栂の森は雨。

 その後もズッと雨。

雨に降られると、10年弱使用して、伸びたゴーグルのバンドが、水を吸ってダラ~っとなり、下方にズレてくる。
フツーの人は、鼻周辺が隆起しているので、そこで止まるが、ワタクシの場合、鼻周辺がむしろ陥没しているので、ゴーグル自体が口の少し上まで落ちて来て、前が見えなくなる。おまけに枠のパッドが劣化して、眼の辺りが黒くなってしまった。
ヘルメットのライナーも剥がれ気味で、これも買い替え時。フラフラ、ヨロヨロになる自分のカラダも買い替えれればいいのだが。

 ハンノ木コース途中の看板。「雪不足で、この看板より下は安全管理をしていない」と書いてある。こんな看板がアチコチに突き刺さっている。

この日も、栂の森から中間駅まで3往復し、最後は鐘の鳴る丘へ下る。

 1/9、イイ天気だか、部屋でボォ~っとしていて、10時半表に出る。

 ヒヨドリ峰の、度々雪崩れる斜面も灌木だらけ。

ナゼか栂の森のリフトは終日停止。中間駅までを4往復して、栂の森に戻ると、Оサンに遭遇。これで帰ります、と言うと、もう1回、と言われ、この日は6往復して、また鐘の鳴る丘経由でオシマイ。最後もフラフラ、ヨロヨロだった。

 1/10、4日分の雪降ろしは、アッという間に終わった。

大暖冬の雪不足だが、なんとか下まで滑れた。しかし雪解けは早いかもしれない。そして、上へ行く気はまだまだ起こらない。


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