ブログ初記事は白馬沢。
車あふれる猿倉駐車場、入って直ぐなんとか一台止められるスペースに駐車、晴天、無風、6:30出発。
白馬沢はノートレース、後続者なし、一人ぼっち。
主稜から時々声が聞こえるだけで静かなモンです。
右俣に入りデブリ帯でアイゼンに切り替え。
1900mあたりで9:30。なかなかキツい。右手の岩壁を廻り込んで、やっと稜線らしきものが見えてきたが相変わらずキツい。10歩登って、ヒイヒイゼイゼイ、止まって息を整えてルほうが長い。
先ほどからヘリが飛び廻ってル。
主稜で事故でも?イヤ、止まってルほうが長いワタクシを遭難者と思っているのか。とにかく登るしかない。
しかし、なかなか傾斜は落ちない。しつこいアイゼンダンゴにも悩まされながら、お馬さんの黒いボディより高いところまで来て、やっと稜線見えてきた。
少し傾斜も落ちフゥ~。
と同時にスキーヤー、ボーダー合わせて4名、現れた。一人が先に少し降りて、無線でやり取りしている様子。そして、ワタクシの稜線到達前に全員滑って行きました、まっさらな斜面を。
稜線着13:30、猿倉から7時間。ホンマにキツかった。
程なく女性ボーダー+男性スキーヤーもやって来ました。ゴンドライブの始発に乗ると今頃着くンだろうか。
老(失礼?)スキーヤーも一人。この方、このまま縦走し山荘泊、明日は雪倉方面をグルっと廻り、また登り返し、金山沢を下るとか、スゴイ。
ワタクシ、風に吹かれながら準備して13:50滑り出し。 まぁまぁ快適、しかしカットした雪面からザァ~っと追いかけてくる雪粒がなんとなく気持ち悪い。斜面急やし。
金山沢出合い通過14:30。
しかし、長走沢を超え、林道の平坦部で板を進めてたら太ももがつってきた。毎度のことです。ザックをおろし休憩。タバコを一服。ついでに全景を撮影。
下山する何人もが通過していく。こちらは暫く立てない、歩けない、ナサケナ。
結局駐車場に戻ったのは15:30。何とか登れました。滑れ降りれました。カミサン、ホトケサン、アリガトサン。
この世界は弟子は一生無理ですのでまた景色だけでもたくさん送ってください。