ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-10-09 11:44:31 | Weblog
図表3-4-5-1 消防防災通信ネットワークの概要

ウィトラコメント: 消防、防災といったネットワークも民間とは隔離された世界を作っています。この分野では電波も専用に割り振られていて、システムも特殊なシステムになっています。しかし、携帯電話がこれほど発展した現在、果たして独自の周波数で独自の方式でシステムを維持する必然性があるのか疑問に感じます。携帯電話の中で公共性が高いので優先順位を上げてもらう。そのために一般よりも高い料金を払う、という方式のほうが合理性があると思います。

平成20年版 情報通信白書

2009-10-09 11:43:00 | Weblog
図表3-4-4-2 公的個人認証サービス

ウィトラコメント: 住民基本台帳を使った公的認証サービスですが、趣旨は良く、次第に便利になってきてはいますが、やはり民間と離れたところでやっている感じがします。こういうものを民間と統合していくための検討会などは開催しないのでしょうか?


平成20年版 情報通信白書

2009-10-09 11:38:14 | Weblog
図表3-4-4-1 我が国のICT戦略と電子自治体推進指針の展開

ウィトラコメント: 電子自治体などの行政の情報化の流れです。私が気になっているのはこの種の行政システムは特殊システムに立っていて、コストが非常に高いという点です。民間のシステムとかい離していると一部の納入業者にはメリットがありますが国民全体にメリットがあるとは言い難いでしょう。白書もこの点に触れていないのは残念です。

ニュース (10/9)

2009-10-09 11:29:34 | Weblog

■FCC、「ネット中立性原則」を携帯通信サービスに拡大へ

米連邦通信委員会(FCC)のジュリアス・ゲナコウスキー会長は7日、「インターネットの中立性原則」の適用範囲を携帯データ通信サービスに拡大する方針を表明した。

 ウィトラコメント: これは携帯電話でSkypeを使って電話することを排除してはならない、といったことを意味していると思います。日本でもいずれiMode、EX-Webといった垣根は無くなっていくのでしょうね。

■台湾の中華電信:中国で提携目指す、「数十年」の成長に貢献へ-会長

台湾最大の電話会社、中華電信は7日、中国本土での携帯電話用アプリケーションの販売に向け、同国の大手電話会社3社と交渉であることを明らかにした。台湾市場は成長ペースが鈍化しており、同社は域外への拡大を目指している。

 

■欧州市場にスマートフォン新機種を投入=中国ZTE〔BW〕

通信機器・ネットワーク大手、中国のZTEは、ポルトガルのモバイル・ネットワーク通信事業者のTMNとの共同ブランド携帯電話機「ブルーベルト2」と「シルバーベルト」を発売した。「ブルーベルト2」の先行モデル「ブルーベルト」は、今年5月に発売以来、ポルトガルのスマートフォン市場シェア30%を獲得しており、年末までに40%を達成すると見られている。

 ウィトラコメント: ZTEも頑張っていますね。ZTEは政府系の歴史を持つメーカーですがやはり世界市場で頑張っています。政府系は気位が高く、なかなか実ビジネスでは難しいのですが、どうやって企業の体質を変えていったのかに興味があります。

■Samsung、米国初となる『Android』搭載端末を発表

Samsung Telecommunications America (Samsung mobile) は7日、Google の携帯端末向けオープンソース プラットフォーム『Android』を搭載したスマートフォン『Samsung Moment』を発表した。同端末は、Samsung が手がける Android 搭載端末としては米国初となる。また同社は、企業向けモバイル市場向けの製品ラインを強化する計画であることも明らかにしている。

 

■デル、2010年に米国AT&Tを通じてAndroidスマートフォンを発売か

米国Dellは2010年に、AT&Tの携帯電話ネットワークを利用し、米国では同社初となるスマートフォンを発売する模様だ。米国Wall Street Journal(WSJ)が報じた。

 

■プーマがモバイル市場に参入、「PUMAフォン」展開へ

スポーツライフスタイルブランド「PUMA(プーマ)」から、携帯電話が登場する。  PUMAとフランスの携帯通信会社SAGEMは、「PUMA」の携帯電話に関するライセンス契約を交わしたことを発表。2010年第2四半期には、世界に向けて「PUMA Phone」の発売を予定している。

 

■【インド】RCOM社、全国一律利用料約1円/分の電話サービスを開始

インドの大手企業グループのアニル・ディルバイ・アンバニ(AnilDhirubhaiAmbani)グループの率いるリライアンスコミュニケーションズ社(RelianceCommunications)は、同社が提供するCDMA方式とGSM携帯電話方式ネットワークサービスについて新しいサービスプランのシンプリーリライアンスプラン「SimplyReliancePlan」を開始したと発表した。

 

■3G携帯の国際ローミング料金、各国の値上げ状況に要注意!

 

■携帯電話とPHSに通信障害――台風18号の影響で

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルは10月8日、台風18号の影響で携帯電話やPHSの音声通話とパケット通信が利用できない障害が発生したと発表。4社とも「現在、復旧作業に努めている」としている。

 

■ケータイ以上でPC未満 シャープ新型携帯端末の狙い

液晶テレビなど数々の新市場を切り開いてきたシャープが、また「市場創造型」の新製品を打ち出した。9月25日に発売した新インターネット端末「Netwalker」である。

 

■ウワサの「VAIO X」など、ソニーがWindows 7搭載PCを一挙発表

Windows 7を搭載したソニーの2009年PC秋冬モデルが10月22日に一斉発売される。目玉となるモデルは、ティーザー広告が話題を集めた薄型軽量ノートPC「VAIO X」だ。

 

■GoogleとAndroid開発者とのトラブル

Googleが、最近、Steve Kondik氏に対して停止命令を出した。Kondik氏は、CyanogenModを作ったAndroid開発者として知られている。CyanogenModは、無料で公開されているカスタマイズしたAndroidファームウェアであり、Maps、GMail、Talk、YouTube、Marketなどのオープンソースではないアプリケーションをバンドルしている。これがGoogleと開発者の最初の衝突だと見る人もいる。

 

■「ポータブル3Gホットスポット」を担ぎ始めた携帯電話事業者

第3世代携帯電話(3G)モデムと無線LANルーターを内蔵した「ポータブル3Gホットスポット」が注目されている。5月に米ベライゾン・ワイヤレス,6月に米スプリント・ネクステルがバンドル提供を開始した。モバイル・ブロードバンドの普及に弾みを付ける一方で,公衆無線LANサービスに少なからぬ影響を与えそうだ。

 

■車両用WiMAX-Wi-FiレピータやXGP、LTE基地局などを展示――京セラブース

京セラは、新型成田エクスプレス向けの「車両用WiMAX-WiFiレピータ」や、XGPとLTEなど次世代通信用の基地局を紹介。LTE基地局は広範囲と近距離どちらもカバーするのが特徴だ。

 

■[TELECOM2009]「通信事業者はグローカライゼーションの役割を担う」---ドコモ山田社長が強調

2009年10月7日,スイスのジュネーブで開催中のITU TELECOM WORLD 2009に各国の大手通信事業者のトップが集って,「グローバライゼーションとローカライゼーション」のテーマでフォーラムが開催された。このフォーラムに登壇したNTTドコモの山田隆持社長は,「通信事業者はグローバルなサービスやアプリケーションを,ローカルな需要に適用させる役割。いわゆる“グローカライゼーション”の役割を期待されているのではないか」と語った。