ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-10-06 11:54:30 | Weblog
図表3-2-3-3 ユビキタスITSの研究開発

ウィトラコメント: ITSとは高度道路交通システムで、車の規制や様々なサービスを無線通信を使って行おうというものです。この分野では日本がやはり世界と違った方式を採用して「ガラパゴス」になることが懸念されます。

平成20年版 情報通信白書

2009-10-06 11:53:26 | Weblog
図表3-2-3-2 周波数割当計画の変更

ウィトラコメント: テレビのデジタル化に伴う周波数の再編です。いわゆる地デジになると、テレビではVHFの周波数はなくなり、全てUHFになります。更にUHFでも今使っている周波数よりも少ない周波数で済むので再編ができるのです。これは世界的傾向です。その中でも、VHF帯の放送というところはいわゆるモバイルテレビであり、テレビ付き携帯電話などで見ることのできるサービスです。これにこんなにまとまった周波数を割り当てるのは日本が最初になるでしょう。

平成20年版 情報通信白書

2009-10-06 11:51:29 | Weblog
図表3-2-3-1 電波開放戦略の推進

ウィトラコメント: 日本はこの図の1と4、つまりブロードバンドサービスのための電波割り当て行政では世界で最も進んでいると言えます。今後、民主党がオークションを導入するなどして、その手続き議論が長々と続いて遅れてしまうというリスクはありますが・・

ニュース (10/6)

2009-10-06 11:39:17 | Weblog

■「Flash Player 10.1」発表、携帯端末でもFlashがフルに動作

米Adobe Systemsは5日、「Flash Player 10.1」の概要を発表した。Flash Player 10.1では、PCだけでなく、携帯端末でもFlashがフルに動作するようになるとしている。

 

■Adobe、iPhoneアプリを作れる「Flash Professional CS5」発表

米Adobe Systemsは10月5日、米AppleのiPhone向けアプリケーション開発を可能にするオーサリングツール「Flash Professional CS5」を発表した。年内にAdobe Labsからパブリックβをリリースする予定。

 

■NTTや凸版系、中印で携帯に漫画 コンテンツ需要にらむ

NTTグループや凸版印刷グループは中国などアジアで、日本の漫画の携帯電話向け配信に乗り出す。中国では携帯電話加入者数が6億人超と急速に伸びているほか、大量の情報を高速で送れる第3世代(3G)サービスが始まり、コンテンツ需要が増している。国際的に定評のある日本の漫画でアジア市場を開拓する。

 

■MindTree、京セラのインド子会社を買収

情報技術(IT)及び研究開発(R&D)サービスを手がける地元企業Mindtreeは、カリフォルニア拠点のKyocera Wireless Corp (KWC)と、後者のカルナタカ州Bangalore拠点のインド子会社Kyocera Wireless India(KWI)を買収する契約を結んだ。MindtreeはKWCに対し頭金600万米ドルを支払う他、向こう2年間に、売上げにリンクした支払いを行う。

 

■ZTEが英国、アイルランド、スカンジナビアで3に携帯端末を提供

ネットワーク・ソリューションの大手グローバル・プロバイダーのZTEは本日、英国、アイルランド、スウェーデンにてモバイル・ネットワーク通信事業者3に同社の携帯端末を供給することを発表しました。

 

■3D映像技術も展示!最先端IT総合展「CEATEC JAPAN 2009」を開催

2009年10月6日~10日の5日間、千葉の幕張メッセにおいて、アジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2009」が開催される。

 

■GTC - iPhoneで実現した"シンプルなモバイルAR"、拡張現実の今後は?

セカイカメラによって、広く注目され始めたAR。ハンドヘルドやHMD(ヘッドマウントディスプレイ)をビューワに、現実空間の情報にバーチャルな情報を重ね合わせて見る。米国においても、YelpのiPhoneアプリやGoogle SkyなどをきっかけにARに関心を持つモバイルユーザーが増えている。GPU Developer Conferenceではリサーチサミットで、AR技術研究の第一人者であるジョージア工科大学のBlair MacIntyre准教授のセッションが行われた。

 

■【インタビュー】 携帯電話通信網を利用した手頃な遠隔監視サービス「なんモニ」

「なんモニ」は、モバイル通信モジュールを利用した無人監視サービスだ。ソフトバンクモバイルの通信網を利用し、独自のアプリケーションとセットでM2Mの環境をASPとして提供する。従来は大掛かりな仕組みが必要だった無人監視にモバイル通信技術を取り入れることで、利用のハードルを大きく下げることに成功している。柔軟なカスタマイズに対応しつつ低価格を実現したサービスの、開発舞台裏をのぞいてみた。

 ウィトラコメント: この無人監視サービスはヨーロッパではスマート・メーターと呼ばれて、電気・ガス・水道などの検診に大規模に導入されようとしています。ヨーロッパではこのために特別な技術委員会を立ち上げて、統一的なインターフェイスを検討しています。伝送方式も、無線、有線など色々ありますが最も注目されているのがこの記事にあるような携帯電話のネットワークを使う方式です。
このようにヨーロッパ全体で標準方式を作ろうと言って動くあたりが、いかにもヨーロッパらしいと言えます。

■iPhoneユーザーの3割はネット端末としての利用がメイン IMJモバイル調査

iPhoneを使う楽しみは有料アプリのダウンロードである。ゲーム端末として、電子ブックビューアとして、メール端末や電話としてさまざまな使いかたが想定されるiPhone。実際のユーザーはどのように使いこなしているのだろうか。IMJモバイルのリサーチ結果が発表された。

 

■BIGLOBEが「モバイルWiMAX」を提供する理由

新しい戦略ビジョンを掲げるに至った背景や、今後のモバイルブロードバンド時代にかける思いを、飯塚社長に聞いた。

 

■NTTドコモ(上) 世界最速のインフラを手にする 「ザ・携帯電話」が直面する難題

一見すると、携帯電話の世界は、各社が入り乱れて競争しているように感じる。だが、競争の実態は、最大手のNTTドコモから奪ったパイをau(KDDI)とソフトバンクモバイルが取り合っているというほうが正確である。そもそもルーツである自動車電話の時代は、NTTのシェアは100%だった。これまで、焦点が当てられなかったNTTドコモが抱える難題に迫る。