ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成21年版 情報通信白書

2009-10-30 12:04:42 | Weblog
図表1-2-2-2 年齢階級別にみた女性の労働力比率

ウィトラコメント: 日本の女性は子育ての時期に退職して子供が育つと働き始めるというのがきれいに出ていますね。それにしても40代の女性がこんなに就業率が高いとは知りませんでした。カウントの仕方が2か所でアルバイトをしている人を二人とカウントしたりしているのではないでしょうか

ニュース (10/30)

2009-10-30 11:56:40 | Weblog

■富士通がSymbian Foundationのボードメンバ入り

富士通は10月29日、Symbian Foundationのボードメンバーに就任したことを発表した。
Symbian Foundationは、Symbian OS ベースの携帯電話向けソフトウェア・プラットフォームの推進を目的とした非営利団体。NokiaによるSymbian買収に伴い、昨年6月に設立が発表された。設立メンバーは9社で、現在は150社以上がメンバー企業として参加。設立メンバーの中にはNTTドコモも含まれている。

 ウィトラコメント: 今からシンビアンのボードになってもあまり意味がないように思います。

■ソフトバンク、2009年度上期決算で最高益を更新

ソフトバンクは、2009年度第2四半期(2009年4~9月)の連結決算を発表した。グループ全体の売上高は前年同期比2%増の1兆3492億円、営業利益は28%増の2306億円、経常利益は48%増の1735億円、当期純利益は72%増の707億円となった。また、EBITDAは前年同期比15%増の3871億円、営業キャッシュフローは前年同期比で1381億円増の3153億円、フリーキャッシュフローは1649億円増の1770億円となった。第1四半期に続いて好調な結果となり、主要な9つの項目で「過去最高」と説明された。
代表取締役社長の孫 正義氏は、「モバイルインターネットの時代がいよいよ実感として出てきた。iPhoneを毎日使っているが便利でたまらない。モバイルの事業は、経営面でも大きく貢献する中核の事業になると感じてもらえると思う」と、携帯電話事業を中心に据え業績を伸ばした決算内容に自信を見せた。

 

■モトローラ、2009年第3四半期決算はわずかながら黒字

業績不振にあえぐハンドセットメーカーMotorolaから投資家を喜ばせるニュースが届いた。同社は米国時間10月29日、わずかながら黒字となる2009年第3四半期決算(10月3日締め)を発表した。
同四半期のGAAPベースの純利益は1200万ドル(1株あたり1セント)となった。前年同期には3億9700万ドル(1株あたり18セント)の純損失を計上していた。
一方、同四半期の売り上げは54億5000万ドルで、前年同期の74億8000万ドルから減少した。

 ウィトラコメント: モトローラの業績は底を打ったのでしょうか。今年のクリスマス商戦でのAndroid端末が今後のモトローラを決めることになるでしょう。

■イー・モバイルが新料金プラン発表 - Pocket WiFiユーザーにおすすめの「バリューデータプラン」

イー・モバイルは29日、同社の携帯電話回線を利用できる無線LAN内蔵モバイルルーター「Pocket WiFi」と、新しい新料金プラン「バリューデータプラン」を発表した。同社の社長兼COO、エリック・ガン氏は、国内に無線LAN対応機器が数千万台あり、「Pocket WiFiが利用できるマーケットは広い。PCユーザーだけでなくもっと大きな無線LAN市場をターゲットにしたい」と期待感を表明している。

 

■【インド】ソニーエリクソン社3つのスマートフォンを発表

10月28日、携帯電話メーカーのソニーエリクソン社はインド国内で3つのスマートフォンを発表した。今回発表した新型スマートフォンは1万6950ルピー(約3万2201円)から3万5950ルピー(約6万8276円)の間に設定されている。
ソニーエリクソン社の社長のアニル・セッティ氏は、新規公開の携帯電話サティオ(Satio)、アイノ(Aino)とヤリ(Yari)は、インドのスマートフォン携帯電話市場において新しいトレンドを設定することになる。」と発表した。

 

■Android 2.0用ナビアプリ「Google Maps Navigation」発表 カーナビメーカーに脅威か?

米Googleは28日、Android 2.0端末で利用できるアプリ「Google Maps Navigation」のベータ版を公開した。音声認識を使って自然な英語で検索でき、Google Mapsのストリートビューや衛星画像を使った高度なナビゲーションを実現する。無料で提供されるが、携帯電話事業者による接続料金は別途必要となる。現時点では、米国内でのみ利用できる。
Googleが公開している「Google Maps Navigation」の紹介動画を見ると、カーナビとしての用途が前面に打ち出されており、インターネット接続機能のない商品を販売している既存のカーナビメーカーにとって、Googleは大きな脅威となりそうだ。

 

■Googleの無料ケータイナビで有料ナビアプリ企業が存亡の危機に

Googleが今日(米国時間10/28)モバイル用のナビゲーションアプリケーションをリリースし、GarminやTomTomのようなGPSナビゲーション企業の株価が急落した。Garminの時価総額だけでも$1.2B(12億ドル)が削り取られたことになる。同社の株価は16%以上下落し、31ドル60セントとなった。TomTomは21%下がって8ドル11セントになった。

 

■[ITpro EXPO 2009]国内通信事業者がクラウドに向かう訳---日経コミュニケーション滝沢記者

東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2009」会場で,「日経コミュニケーション」の滝沢泰盛記者が「国内通信事業者のクラウド戦略」をテーマに講演した。
滝沢記者は,国内通信事業者がクラウド事業に注力する背景として,ネットワークの中抜きが進んでいることを挙げた。「競争によって安い常時接続サービスが急速に普及したことなどから,通信事業者は付加価値を提供することが難しくなった。GoogleやAmazonのように,大規模データセンターを構築してサービスを提供したり,あるいはユーザーが使う端末を提供したりする企業しか儲からない構造になっている」と指摘した。

 

■[ITpro EXPO 2009]2010年イチ押しの法人サービス巡り携帯5社が火花---パネル討論

「1人3分で2010年のイチ押しサービスをご紹介ください」。そう声をかけられた国内モバイル・キャリア5社の法人担当幹部が「やっぱりiPhone」「携帯のGPSをPCで使う」「省電力で人に優しい」と舌戦を繰り広げる。「ITpro EXPO 2009」展示会2日目の2009年10月29日,「2010年のエンタープライズ・モバイル」と題して開かれたパネル討論の一幕だ。