ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-10-16 11:07:20 | Weblog
図表3-7-2-1 信書便事業の類型

ウィトラコメント: 郵政事業のなかの信書便事業の形態です。郵政民営化見直しで今後どうなるか分かりませんが注目していきたいと思います。

これで、平成20年版の情報通信白書に関する図表の紹介はすべて終了です。文章だけの項目は触れていないので全体を読んだことにはなりませんが、概略は分かったと思います。

情報通信白書は毎年7月に発行されており、平成21年版はすでに発行されています。ざっと見た感じで20年版よりも「作った」印象が強く、データの提示というよりある方向に持っていこうというような意図を感じました。そのような感想を含めて来週から紹介していこうと思います。

ニュース (10/16)

2009-10-16 10:38:44 | Weblog

■Microsoft、T-Mobileのユーザーデータは「ほぼ復旧」と発表

Microsoftは傘下Dangerによるモバイル向けクラウドサービスでのユーザーデータ消失について、被害に遭ったのは少数のユーザーで、データはほぼすべて復旧できる見通しだと発表した。

 ウィトラコメント: 一度はもう駄目だ、と発表したのですが何とかなったようですね。

■日本電子専門学校、ケータイ・アプリケーション科の全学生に「iPhone 3GS」を配布

日本電子専門学校とソフトバンクテレコムは10月15日、2010年4月に新設する、携帯電話向けアプリケーション開発技術者育成学科「ケータイ・アプリケーション科」に入学する学生に「iPhone 3GS」を配布すると発表した。将来的には、約3000人いる全学生への導入も視野に入れているという。

 

■ソフトバンクテレコムがiPhoneの業務事例公開、遠隔医療やeラーニングで利用始まる

ソフトバンクテレコムは2009年10月14日、医療・教育分野におけるiPhone利用事例を公開した。遠隔での画像診断や在宅医療などでの活用が始まっているという。ソフトバンクテレコムの宮内謙代表取締役副社長兼COO(最高執行責任者)は「単なるインターネット端末としてではなく、仕事に直結する使い方をする企業や団体が増えている」と分析する。

 

■ソフトバンクテレコム、iPhoneの法人活用事例を紹介

ソフトバンクテレコムは、iPhoneの法人活用事例を紹介する説明会を開催した。発表会には、同社の代表取締役副社長 兼 COOの宮内謙氏や、元リクルート、杉並区和田中学校の元校長である大阪府特別顧問 藤原和博氏らが登壇した。

 

■Acer、SnapdragonとAndroidを組み合わせた携帯「Liquid」発表

Acerは10月14日、QualcommのSnapdragonチップセットとAndroidプラットフォームを組み合わせたスマートフォン「Liquid」を発表した。

 

■19,800円のAndroid搭載MID「SmartQ5」を試す

「SmartQ5」は、中国のSmartDevicesが開発したMIDを、コヴィアが日本国内で技適マークを取得、OSにAndroidをインストールして販売した端末だ。国内ではすでにNTTドコモから日本初のAndroid搭載端末としてHTC製の「HT-03A」が発売されているが、SmartQ5は携帯電話の契約をせずに入手でき、価格も19,800円とHT-03Aに比べて安価な点が魅力だ。Android端末に興味はあるが携帯電話の月額費用は負担が大きい、というユーザーには注目の1台だろう。

 

■動画サイト、携帯電話の3G戦略活発化へ

3G携帯の普及に伴って、中国の動画サイトが新たな動きに出ている。
京華時報によると、人気動画サイトの優酷網はこのほど、ノキアとソニーエリクソンの2社と共同で3G携帯で同サイトの動画が視聴できる新しいシステムを開発。しかも携帯サイトの内容はパソコンのサイトと同時に更新が行われるため、常に最新の内容が視聴できるということだ。
また土豆網でも国内で初めて、ノキアの端末で動画のダウンロードと視聴が可能なソフトを開発した。

 

■【インド経済】インドの3G携帯利用者、3年後には9,000万人に?

インドでは第3世代(3G)携帯電話の利用者が3年後に9,000万人に達する可能性があり、すでに急成長を始めている付加価値サービス(VAS)市場からの大きな収益に関連各社は期待している。PTI通信が10月14日付で報じている。

 

■携帯ユーザー40億人に向け、Twitterがインド最大の携帯キャリアーと提携

米国では、多くの人がTwitterを本家のウェブサイトまたはAPIを使ったサードパーティークライアント経由で利用している。しかし、Twitterの本来の趣旨であり、今でも最大のユーザー数獲得のために非常に重要なのが、テキストメッセージ(SMS)だ。一時期、携帯キャリアーの法外なSMS料金に苦しめられ、この機能は消えゆくかにみえたが、Twitterは再度SMSを強調しはじめていた。そして今日(米国時間10/14)、同社はさらにサービスを拡大すべく新たな契約を発表した。インド最大の携帯電話会社、Bharti Airtelとの提携である。

 

■Twitter新携帯サイト公開 絵文字OK ドコモ端末対応

日本の携帯電話に特化した「Twitter」公式サイト「http://twtr.jp/」がオープン。絵文字に対応したほか、ドコモ端末でも利用できる。

 

■台湾エイサー:スマートフォン販売でチャイナ・モバイルと交渉

世界3位のパソコンメーカー、台湾の宏碁(エイサー)は、スマートフォン(多機能携帯端末)の販売でチャイナ・モバイル(中国移動)と交渉を進めている。エイサーの携帯端末部門でアジア太平洋地区バイスプレジデントを務めるロジャー・イェン氏が15日、台北で明らかにした。

 

■Nokiaが赤字転落、スマートフォン市場のシェアが6ポイント下落

フィンランドのNokiaは10月15日(現地時間)、2009年第3四半期(7月-9月)の業績報告書を発表した。売上高は前年同期比20%減の98億1,000万ユーロ。モバイルデバイスの平均販売価格(ASP)が回復せず、またネットワーク機器Nokia Siemens Networksの不振などから5億6,000万ドルの損失(1株あたり0.15ユーロ)を計上した。

 ウィトラコメント: あのノキアが3カ月で500億円の損失とは驚きですね。V字回復のために悪いものをすべて処理したのか、本質的に悪いのか、次の発表を見ればわかるでしょう。

■ケータイキャリアを選ぶ際に重視するポイント、「料金・割引」が50%。

ケータイ各社の料金競争が過熱している。ソフトバンクはMNPで他キャリアから転入したユーザーを対象に、ホワイトプラン基本料の5か月無料などの特典を打ち出した「のりかえ割」などが功を奏し、9月の契約純増数で1位を獲得。auも月額390円で指定したauユーザーとの通話が無料になる「指定通話定額」の効果もあり、ソフトバンクに肉薄する純増2位につけ、9月のIP接続純増数ではトップを獲得している。一方のNTTドコモは“2年契約縛り”(2007年8月の新販売方式導入以降)での割引サービスを展開しているが、その縛りが解けたユーザーが増え、苦戦を強いられている状況だ。

 

■次世代携帯電話、光ファイバー級の速度

来年から3・9世代(3・9G)と呼ばれる、次世代の携帯電話のサービスが始まる。光ファイバー並みの高速通信が可能になるのが最大の特徴で、膨大なデータやソフトを外部のサーバーコンピューターに置いて活用するなど新たな使い方が広がりそうだ。