ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

いやぁ、やられ役MSって本っ当に良いですねぇ~(水野晴郎の声マネで) 

2007年12月01日 | プラモやってて思うこと&ガンプラの歴史
 地味な姿の同形機が複数登場し、主役ロボにバッタバッタと倒される。やられ役のロボというのは実に悲しい運命ですが、それだけに情に訴えるものがあります(?)。何より、彼らがいなければ主役の強さ・カッコ良さが引き立ちませんからねぇ。

 今回はMS界のやられ役であるザク(写真左)・リーオー(写真右)・ティエレン(写真中央)にご登場いただきました。他にもギラ・ドーガとかジンも好きなんですが、現在手元にあるのがこの3機種だけですので…。
 グリーン系のカラーリング・ガンダムには全く歯が立たない実体弾兵装・ガンダムの武装の前にはアッサリ破壊されてしまう装甲など、共通する部分が多いこの3機種ですが、それぞれに味わい深い姿をしています。こうして見比べてみると、ティエレンの逆三角形マッチョ体型が際立ちますねぇ。
 やられ役MSの始祖であるザク(1979年登場)。モノアイとガスマスクのような口元、左右非対称の肩アーマー、手持ち式のマシンガン、動力パイプ、どのディテールもインパクト抜群で今もなお現役であり続けるデザインはさすがです。
 ザクとは違うデザインラインを追求したリーオー(1995年登場)。ムダな部分が一切無い合理的なデザインで、なおかつ拡張性に優れたデザインだと思います。同系統のデザインのはずなのに、全くイメージの違うトールギスの存在も魅力的です。
 L字型装甲やモノアイといったザクの特徴とリーオー的な雰囲気を併せ持つティエレン(2007年登場)。胸両サイドの可動ギミックやスネに装備されたシールド、番組序盤から数種類のバリエーションが存在するなど、意欲的なデザインだと思います。
 3体とも実にプラモ向きなデザインだと思います。ヒーロー的なガンダムとは違い、歩兵や戦車を思わせるミリタリーテイストが魅力なんですねぇ。キットを作っていてもガンダムタイプと違ってなかなか飽きが来ないんですよ♪

 ところでティエレンはリーオーを強化した感じで、ユニオンフラッグはリーオーを細くした感じという印象があるのですが、実際に並べてみると…

 う~ん、確かにあまり違和感がありません。全く別の作品の機体なのに、これほど馴染んでしまうとは…(汗)。

 ティエレンがやられ役ばっかりなのはかわいそうなので、ティエレンよりも弱いアンフがいればなぁと思うのですが、今のところキット化の情報はありません。とりあえずリーオーをアンフの代役に、と思うのですが…。

 体格差がモノスゴいです(笑)。1対1ではリーオーに勝ち目は無さそうです(まあ、リーオーにはビームサーベルがありますが…)。筆者はリーオーを戦車に例えるとM4シャーマン中戦車だと思っているのですが、ティエレンはさしずめスターリン重戦車といったところでしょうか?
 …やっぱりアンフも欲しいですねぇ。FGで充分ですのでどうでしょう、バンダイさん!? 

 さて、次の製作ネタは1/60ガンダムエクシアです。早ければ明日から開始です。横で上半身だけのMGデスティニーが恨めしそうな顔をしていますが…(汗)。