ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

1/60 ガンダムエクシア(その7)

2007年12月20日 | 現在製作中
 総パーツ数約350個と非常に細かくパーツ分割されたMGユニコーンガンダムを組み立てた後では、1/60ガンダムエクシアの合理的なパーツ分割による大きなパーツを組み立てるのは爽快感があります。転がすと「ゴロン」と鳴るほど重みのあるパーツをブロック玩具のようにガシガシと組み立てるのは、細かいパーツのキットとはまた違った楽しさがありますねぇ。


 写真真ん中は足首関節のポリキャップです。比較用に置いた1/144ティエレンの平手やエクシアの足首と比べるとその大きさが良く分かると思います。

 1/60と1/144の靴パーツの比較。とにかくデカいです。


 足首のパーツ構成は実にシンプルです。片方で6パーツ、MGユニコーンの4分の1のパーツ数です。


 同スケールの実在のメカ(トミカのランサーエボリューション)との比較。モビルスーツってホンマ大きいですねぇ。


 1/100キットのようなつま先独立可動はありませんが、グレー部分が色分けされているのがありがたいです。
 つま先を動かす必要があるポーズを付ける場合、1/60スケールキットのサイズと重さでは確実にコケるでしょうからねぇ(汗)。


 太もも付け根の球状関節のパーツ分割です。股関節基部がボールジョイント、太もも本体との接続部が軸による回転が可能です。

 GNロング/ショートブレイドのラックは差し替え式です。ラックのパーツはHGや1/100キットでは左右の区別がありましたが、1/60では左右共通パーツになっています。非常にありがたいです。

 ブレイドのラックはHGや1/100とは違い、回転が可能です。ラック自体の長さもありますので、ブレイドを装備した状態で腰アーマーと干渉して太ももの可動範囲が限定される心配はかなり少ないのではと思います。


 前々から気になっていた関節部の新機構がこれです。ABS樹脂製のシリンダーをポリ製のパイプ(片方の端はふさがっています)に通すのですが、注射器のように空気が中に入った状態になるため、伸縮させる際にはかなりの手応えがあります。この空気圧によってヒザ関節の保持力を高めるようになっているんですねぇ。


 太もものパーツ分割です。空気圧シリンダー以外は実にシンプルなパーツ構成です。

 
 写真では分かりにくいですが、ヒザの屈伸に合わせて空気圧シリンダーが伸縮します。

 上側ヒザ関節の保持力は極めて高いですが、各部関節軸もそれに対応すべく丈夫に出来ていますので、安心感があります。
 太ももの装甲パーツをはめ合わせる時は、空気圧シリンダーのポリパーツがまっすぐ組み込まれているかどうかに注意しましょう。歪んでいると装甲にすき間が開きますよ。


 股関節の可動範囲は今まで出たエクシアのキットの中ではいちばん広いような気がします。装甲との干渉も少なく、保持力にも安心感があるので、ストレスを感じません。軸の位置が適切なんでしょうねぇ。シンプルな構造ながら、優れた可動機構だと思います。