ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

緊急特別企画・MGユニコーンガンダムver.Kaサンプル品レポート(その3)

2007年12月12日 | 臨時ニュース・その他
 MGユニコーンガンダム・サンプル品レポートの第3回です。前回、可動式アンテナがピッタリ閉じないことについて「閉じた時に接する面に凹凸があるためどうしてもピッタリとは閉じないようです」と書きましたが、アンテナ表面に貼ったシールの厚みのことが考えに入っていませんでした(汗)。シールを貼らない場合はもっと閉じるそうです。


 肩アーマーはユニコーンモードだけなら4パーツぐらいで済みそうなシンプルさですが、デストロイモードへの変形機構を備えるためにその3倍のパーツ数になっています。
 肩アーマーの上側に被さる装甲パーツはかなり複雑な形状ですが1パーツで成型されています。スゴい設計&成型技術がさりげなく使われています。


 肩アーマーはRX-78のモノを連想させるシンプルなデザインから、やや派手な形状になりつつひと回り大型化します。いちばん小さい装甲は一見スライド式に見えますが、2本の軸で回り込むように移動します。同時に、格納されていたダクト状のパーツがせり出します。


 上腕から前腕にかけての可動フレームのパーツです。腕の構成は、基本的にはMG陸戦型ガンダム以降の構造の発展形ですが、前腕の中ほどに変形用のスライド伸縮機構が備わります。

 ヒジは二重関節です。普段のMGなら内部フレームにメカのディテールが入っていますが、このキットでは変形を重視したため内部フレームは純粋な構造材である部分が多いです。内部フレーム再現や装甲の着脱がほとんど無いキットですが(ふくらはぎ部分にはあります)、MG∀ガンダム同様、フレームのメカディテールが無くても充分に魅力的なキットだと思います。


 前腕には両腕ともビームサーベルのラックがあります。サーベルは背中に装備されているモノと同じです。νガンダムとの関連性を感じさせます。


 肩関節付近のパーツと前腕の装甲パーツです。肩関節はC字型の軸受けに軸をパチンとはめる方式ですが、保持力はけっこう高いです。
 

 腕の変形です。前腕が2ミリ強ほど伸張、サーベルラックが外側に広がります。長さだけでなく太さというか幅を広くすることによってカッコ良いバランスを保っているんですねぇ。
 指可動式の手首はいつもどおりですので、パーツ状態の写真は省略しました。


 ビームサーベルはラックに取り付けたままビームを発生させることもできるようです(まだ小説を読んでいないので詳細は不明ですが)。


 ヒジの可動範囲はこれぐらいです。135度ぐらいでしょうか。180度曲がるモノが多いMGキットとしてはやや狭い方ですが、たいていのポーズには対応できると思います。



 腕までを組み付けた状態です。ほとんど白一色のカラーリングですが、機体表面の微妙な凹凸がある面構成によって、光の当たる部分や影の部分がなんともいえない表情を作り出しています。まるで石膏で作られた彫像のように見えます。

 *当ブログのコメント欄常連「ジャア」さん主催の「ガンプラウェポンコンテスト(お題は00とファーストガンダムから)」の締め切りが近付いてきましたが、まだ3日ほどありますので「我こそは」という方はぜひ当ブログコメント欄に投稿してくださいね! 文章でも立体物の写真でもイラストでもOKです。応募要領は11月28日の記事「ティエレン地上型(その3)」のコメント欄のジャアさんのコメントをお読みください(HGガンダムデュナメスの記事のコメント欄あたりからこの話が出ています)。今のところエントリー数が少ないので、チャンスですよ♪(←何の?)