ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

緊急特別企画・MGユニコーンガンダムver.Kaサンプル品レポート(最終回)

2007年12月18日 | 臨時ニュース・その他

 昨日、組み上がったサンプルを店に納品してきました。上の写真はショーケースの中に納まったMGユニコーンガンダムです(写真撮影:エプロンさん)。発売日までに展示できてひと安心です。
 というわけで、一連の記事で紹介したサンプルはホビーショップ ミドリにて展示中ですので、近くにお住まいの方はぜひ見に来てくださいね!

 さて、そのユニコーンですが、完成後の撮影中に足首関節(C型の軸受けをパチッとはめる方式の前後方向への可動部)がユルいことが判明しましたので、すぐに足首を外して可動軸に瞬間接着剤をコーティングして対処しました。簡単に解決できることですので、たいした問題ではないと思います。できれば確実性の高い挟み込み式関節の方が良かったとは思いますが…。


 ユニコーンモード時には目の部分にバイザーが被さっているようなので、適当なサイズと形に切った「カラーホイル折り紙」をマスク部に挟み込んでみました(写真右はバイザーの効果を分かりやすくするため、目の部分のすき間を広めに開けています)。



 
 ユニコーンモード。う~ん、好みです♪ GMカスタム好きの筆者にとっては剛速球の直球ストライクなデザインです(←意味不明)。


 このキットを買った人のほぼ全員が一度は試してみるだろうと思いますが、RX-78もどきの中間形態です。トリコロールカラーに塗るとカッコ良いでしょうねぇ。肩アーマーは変形させなくても良い感じです。「MG ガンダムver.Ka」がこんなプロポーションだったらなぁ…。


 さて、デストロイモードです。足の甲に被さっているアーマーは、立たせ方をもう少し工夫すれば、スネ正面の装甲とつながった状態にもできますが、写真の状態の方が楽です。デストロイモードで固定して製作される方は、このアーマーの横幅を少し狭くする方向で改修してみると良いのではないかと思います。
 見る角度によっては異常な脚の長さに見えるデストロイモードですが、設定画のアングルで見るとちょうど良いです。あ、左前腕の外側装甲が…(汗)。



 ユニコーンモードがシンプルな「物語前半の主役メカ」といった雰囲気であるのに対し、デストロイモードは同一の機体であるにも関わらず「物語後半の主役メカ」の雰囲気が漂います。見事な変貌っぷりです。


 フル装備。これなら最終決戦にも臨めそうです。

 さっきから立ちポーズの写真ばかりですね(汗)。実はいろいろポーズを試してみたのですが、いちばん魅力的なのはやっぱりカトキ立ちなんです。ヒザ関節や足首の可動範囲の狭さは別として、立っている状態だけで満足してしまうという感じです。デストロイモード時には各部の装甲が浮き上がった状態ですので「どこをつかんだら良いのかなぁ」という感じですし…(デストロイモードでポーズ付けを行う時は、上半身だけをデストロイモードにした状態にしてポーズを付け、その後下半身をデストロイモードに変形させてから微調整すると良いと思います。デストロイモード時は、スネ左右のふくらはぎ部分を持つと良いです)。

 変形はパズルのようなので、最初は戸惑うことになりますが、何回か変形させているうちに徐々にコツがつかめるようになってきますし、可動の固さもちょうど良くなってきます。各部を変形させる時は、どの方向にパーツが動くのかを説明書を見ながら把握し、力加減に注意しながら動かすことをおすすめします。以下は筆者が気付いた注意点です。
 *角の交換は、ヘルメット上側の装甲パーツを取り外してから行うと作業しやすいです。
 *人間でいう骨盤の部分にあたるフレームは、上下のパーツ(腰アーマーが付く部分と股関節が付く部分)を接着してしまった方が良いかもしれません。ウエスト部分を引き伸ばす時に、この部分が外れる場合がありますので(汗:外れてしまった方が変形させやすいですが…)。
 *胸の幅を広げる変形は、肩アーマーを外側に引っ張りつつ、胸の装甲のすき間を広げる感じに動かすと良いと思います。「カチッ」と手応えがあるところまで広げると肩のセンサーが引き出せる幅になります。

 とにかくスゴいキットです。製作環境を整えて充分に時間を確保して取り組んでくださいね! やっつけ仕事で作るにはもったいないキットですから…。